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かつてはJKだった私たち

先月はたくさんの講座を受けた、学びの月でした。
今月はたくさんの人と会う月になっています。

今日は高校時代の友達あーちゃんと数年ぶりに会いました。
私はあーちゃんが大好き。違う大学に行きましたが、大学の卒業旅行はあーちゃんと一緒に2週間のパリ貧乏旅行をしました。その時のフランスがたまらなくよかったので、その6年後に一年間のフランス留学をすることになるのです。

丸の内のしゃれたカフェで待ち合わせしてランチ、お互いの近況を伝えあいます。私は日本語音読指導者になったことを告げました。
あーちゃんは大学を卒業したあと新卒で入社した会社で今も働いています。
育休以外はノンストップで働いてきたあーちゃんにとって、古典音読だの今の日本の教育がどうだの言っている私は、夢物語を話しているように聞こえたと思います。お花畑に近かったのではないかな。私も以前は会社で忙しく働いていたし、よく理解できます。また、あーちゃんのお子さんはうちの子よりだいぶ大きいので、厳しい現実話を聞いていると確かに私の描く未来は絵空事のようにも思えます。

私:音読道場を盛り上げていきたい!
友:毎日仕事、帰って子供にご飯食べさせるので精一杯だよ。子供も普通に学校行ってくれりゃいいのだけどね。

ふたつの声はいつまでも平行線なのかな。
前田先生のマイクロスクールが実現したら、何かが変わりそうな予感。

お互いの環境が大きく違い、価値観の違いはあるものの、大好きな旧友と話すのは楽しくて楽しくて、話は尽きず。
先日TM NETOWORKのライブに行ったことも話したら、高校時代から私がファンだったので、えー!となったり。
今はCOLDPLAYにはまっていてね、と言ったら、あーちゃんはどの曲がおすすめかスマホを出して聞いてきました。何曲か曲名を言うと、すぐにそれらをアップルミュージックから探してチェックし、「私も聞いてみる」と。

つい最近あーちゃんの誕生日だったので、用意していた気持ち程度のプレゼントを渡し、東京駅のホームで別れました。彼女は上野東京ラインの常磐線、私は高崎線。

帰宅して夕飯を食べたら、あーちゃんからLINEが。私のおすすめした曲を早速帰りながら聞いたそうです。嬉しい♡ 私にもおすすめを教えてと伝えたらジョナスブルーがいいよと返事がきました。

お互いそれなりに年を取り、白髪交じり。どこからどうみてもおばさん二人組。お互い違う環境、??と思いあう。でも好きな音楽を教えあう。女子高校生そのもの。

初ジョナスブルーを聞きながら、高2で同じクラスになったとき、「アクセサリーとかしたことないんだ」という私に、「じゃあ買いに行こうよ!」と言ってくれて彼女を大好きになったことを思い出しました。



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