親知らずの抜歯初体験! ー想像以上にハードモードだった件ー

 

  こんにちは!

 ちょっとオンライン学習してたらもう明け方になっちゃった!仕事との両立は本当に大変ですが、始めてからもう半年でなんとか頑張っています!

 ところで、先日は親知らずを抜いてきました!親知らずとは奥歯に生えてくるあの歯のことです。大人になってから生えてくる歯でして、その語源については、昔寿命が短かった頃は、親が先立った後に生えてくる歯ということで、親がしらない歯、なので親知らずという名前がついたのだとか(諸説あるそうですが)

 それは置いておきまして、いつも通っている歯医者さんでは危険すぎて抜けないということで、口腔外科のある大きな病院を紹介していただきました!そのかかりつけの歯医者さん曰く「大丈夫、そんな心配しなくてもいいからね」と。実際紹介状には、私が非常に怖がりであるということも、伝えてくださったのです。

 まあそれから心配しながら期間を待ちつつ、そして抜いてもらったところ。。。想像以上にハードモードだった!

 ということで、実際の体験と感想、それと親知らずを抜いた後の注意をここで述べさせて頂きます。

 それともし、これから親知らずを抜くという方がいらっしゃれば、少しでも参考になったら嬉しいです。


・紹介状を持って行く

 実際にそこの大きな病院に通うには、紹介状が必要でした。なので、まず初診の前に、かかりつけの歯医者に行かなければなりません。歯医者では、もう既に紹介状が出来ていたので、私は取りに行きました。

 しばらく待たされ、そして紹介状作成のお代を請求されました。約1000円ということで、ちょっと高いかな?でも紹介状が無いと治療してもらうことが出来ないということで、まあ仕方なし。

 

 それからさらに数日後に、そこの病院に行ったのですが、そこではなんと1時間以上待たされた!紹介状があるのだからスムーズに行けるかなあと思っていたのですが、しかしながら、何故か待たされる。

 これほど待たされるとは思っていなかったので、スマホ以外に本とか漫画とか何も持ってきていなくて、待っている間は手持無沙汰。スマホの場合、電池の消費スピードが速い為、そんなに長時間見ていることは出来ません。


 待たされ続けてもういいかな?と思った時にようやく名前を呼ばれて入りました!先生の顔は、まだ朧気ではありますが、思っていたよりは若い!(とはいっても私よりは年上のようでしたが、少なくとも年配で私が20年以上お世話になっている歯科医師よりは全然若そうです!)という感じでしたが、この時はまだ初対面ということもあり、本当にこの先生で大丈夫なのかな?と心配。

 そのあと抜歯作業の簡単な説明を受けてプリントを渡されたものの私自身は初めてのことなので何のことかわからず「?」な状態でした。まあ、当日になるとわかるのでしょうね。


 その診察は数分ぐらいで終わりましたが、何故か採血させられました。肝炎とか感染症の検査だったのでしょう。結果は聞いていませんが、何も指摘されてないとうことは、問題なしと判断してよいのでしょう。

 注射は痛かったです・・・。この年になっても苦手で、なので緊張しているせいか献血で血管を探し出せず、結局できなかったという苦い経験があります。


・手術自体は麻酔以外は痛くなかった!

 当日は、まず血圧を測定しました。すごく緊張していたため、収縮期(上の部分)が正常時よりも20以上も上がっていました。本当に怖がりなんだなあと思いつつも、血圧は問題なしということで、すぐに診察室へと呼ばれました。

 診察室では、先生と看護師さん(?)がいて、看護師さんは私が怖がりであっているのを知ってか、「大丈夫、すぐ終わるから!」「さっさと歯を抜いて帰ろう!」と元気づけて(というより安心させようとして)くれましたが、私はというと、不安で仕方がなかったです。

 この年にして親知らずの抜歯初体験。なのですが、本当に大丈夫かなあと。そして椅子を倒されて手術開始!となったのですが、先生は注射を持っていました。私はなるべく針を見ないようにしました。一度痛みを覚悟しまして身構えましたが、すっとあまり痛みを感じることなく注射は打たれたようです。ふぅ~と息をつきついたところ、続いてまた注射・・・。今度は、麻酔注射!ということで、また打つのか!とビックリしました。

 この注射は、顔が歪んでしまうぐらい痛かったです。しかも周辺への麻酔ということで、3回も打たれました。3回も痛みがきて、正直辛い、でもなんとか耐えました。


 このあとは、麻酔効くまでしばらく待機。数分ぐらい待ちました。その間に痛み止めも飲みました。その時は、まだ何故痛み止めを飲まされたのかはわからなかったのではありますが。

 麻酔効いてから抜歯作業を開始しましたが、痛みは全くありませんでした。でも、時々力を加えられたりして、顎の骨とか変な風に曲がってしまったらどうしようと思ったりもしました。あと大事な神経切ったりしないかと心配したりもしました。 

 でも痛みが出ない分、それほど深刻に悩んだりはしませんでした。それよりも、先生のよく鍛えられた腕を見て、すごいなあと感心したりもしていました。


 手術自体は20~30分ほどで終わりました。最後抜いた歯を見せられたのですが、完全な状態ではなくて半分砕けていました。かなり苦戦したのか、それとも力ずくで抜いたのかはわかりませんが。でも先生曰く、これはオーソドックスは生え方だと。慣れていらっしゃるのですね。

 感想として、手術では麻酔以外が痛くなかったですね。それほど怖がるほどではなかったのですが、ただもう片方の歯も抜かなくてはならないので気は重いです。


・抜歯後1週間後が最も辛かった!

 でも本当の地獄は、実は抜歯時ではなくそのあとだったのですよね・・・。というのも、麻酔が切れた後はじんじんと痛みだしますので。本当に、ただ痛いのではなく、「痛い!痛い!」と何度も口にするぐらい。個人的には、今まで経験してきた中で2番目か3番目ぐらいに辛い痛みでしたね。


 できれば、しばらく痛点を鈍らせたかったです。痛みが鋭すぎて、食事の時は勿論ながら、作業しているときとか仕事しているときとか、あと寝ているときでさえ痛み続けるのです。勿論寝ているときには一時的には、痛みから解放されるのですが、起きたらまたあの地獄のような痛みがやってくるのです。

 どんな体勢を取っても辛い、むしろ横になるとさらに痛みが増しました。不安で仕方がなくなるぐらいでしたね。もうしばらく仕事休みたい!と思うぐらいに、もう辛くて辛くて。

 ネットでは調べて見ると、痛みのピークは2~3日ぐらいと書いてありましたが、私の場合には少なくとも1週間は続きました。しかもピーク過ぎてもまだ痛む!ドライソケットになっちゃっているのか?と不安でしょうがなるぐらい。ちなみにドライソケットとは、歯を抜いた後の穴に出来る血餅といういわばかさぶたのようなものが、何らかの原因があって(例えば力強くうがいしてしまう等)、取れてしまったときに出来る穴のことです。それが出来てしまうと、傷口にばい菌が入ってしまう為、また治療しなくてはいけなくなります。


 幸い、半月ぐらいで痛みはだいぶ治まってきましたが、それでもまだ唇下がしびれている状態です。完全に回復するまではしばらくかかりそうです。


・抜歯後数日は絶対安静と当日は、食事は柔らかめの物を選ぶべし!

 抜歯当日は、安静にしていなくてはなりません。あと、入浴で湯舟につかるのは禁止だそうです(シャワーはOK)。理由として、運動したりお湯につかったりなどすると血行が活発になる為、折角血餅が出来て傷口をふさいでくれているのに、それが血の流れによって取れてしまい、その結果としてその穴からばい菌が入り込んで悪さをし、場合によっては1か月も棒に振ってしまうからですね。

 具体的に運動についての質問で、ウォーキングはどうかと訊いたところ、それもダメだそうでした。なるべく身体活動は控えめにするべきということなのですが、通勤通学でしばらくの間歩いたりとか、身体活動量の多い仕事をしている方でしたら、難しいですよね。

 絶対安静はできないにしても、なるべく無理をしないという姿勢が大事です。なるべくゆっくりめに歩くとか、あるいは仕事ではいつもと比べてちょっとリラックスしようとか、こかめに休憩を入れていよう、等。体をいたわることが大事ですよね。


 それと食事は、おかゆとかゼリーなど、なるべく柔らかめの物を選びましょう!というのも、抜歯した後は、口が開きづらくなるのと、歯を抜いた側では痛くて噛めず、もう片方の歯のみで噛むことになるので、それがすごく辛い・・。それを知らずに、虫歯治療の感覚で両側の歯を抜いてしまうと、今度は食事自体が難しくなってしまう為、片側ずつ抜歯していくべきですね。


・抜歯はなるべく若い時期に抜いてしまうべき! 

私が実際に医者に言われたこととして、「もう若いうちに抜いてしまった方がいいよ」と。年を取ってくると、抜くのが大変になるのだそうです。


 では、どの年代に抜いてしまうのが適切なのか調べて見ると、なんと多くの歯科医院や歯科関連のサイトでは、20歳前後で抜いてしまうべきと書かれていました!

 理由として、この年齢ですとまだ顎が成長段階なのと、親知らずの根も育ち切っていない為だそうで。どっしりと生える前ですと、それほど苦労なくスポっと抜いてしまえるのと、また周辺の神経を傷つけてしまうようなリスクも少ないので、だからこそ若いうちに抜いてしまうべきとのことでした。

 私の周囲の人も、大体学生時代に親知らずを抜いてしまったそうでした。


 ただ私自身はもう顎が成長してしまっているのと、親知らずの根っこもしっかりと出来てしまっている状態でしたので、抜歯後は神経にちょっと触れてしまったのか、顎の痺れが出てしまいました。今でもまだしびれており、薬を飲んでいます。

 あと回復力も、少し鈍ってきているのかヒドイ程の痛みが和らぐのに少なくとも2週間かかり、それが過ぎてもしばらくは痛み止めを飲み続けてしました。


 なので、親知らずは見つけたときはすぐ抜いてしまいましょう!高齢になって骨が固くなってしまうと、あと様々な疾患が出てくると抜歯するのは最悪不可能になってしまうそうです・・・。


・親知らずの抜歯は、通過儀礼の一つとしてとらえよう!

 親知らずの抜歯は、本当に痛いし、やりたくない。私自身だけでなく、多くの人もまたそう思っていることでしょう。

 それでも、抜かなければならない親知らずがあるのであれば、もしこの親知らずのせいで他の歯に悪影響があるのであれば、または親知らずの位置的に歯磨きが難しくいずれ虫歯になって抜かざる負えなくなってしまうだろうというのであれば、迷わずに抜いてしまうべきですね。

 避けて通れないということであるのであれば、それを一つの通過儀礼としてとらえてしまおうと。また一段上がる為のイベントなのである、と。


 あるサイトにこう書いてあったのですよね。「若いうちの苦労は買ってでもしろ」と。尤もすべての「苦労」を買ってでもするべきとは私自身は思わないのですが、いずれしなければならないのは変わらなくて、しかもそれを先延ばしにすればするほど、今以上に辛い状態になることがあらかじめわかっているのであれば・・・。まだ状況が悪くないうちに全てやっつけてしまいましょう!

 大丈夫、今やるべきことをやってしまえば、今後はもうやらなくても良いのですから。


 ちなみに私自身は、この先生に今後も診て頂きたいとは思っています。でも、この病院では口腔外科が専門であり、虫歯治療等日常の治療は行ってはいない、ということで、もう片方の歯を抜いた後には当分お世話になることはなさそうです。とても残念なことではありますが。

 このように良い先生だと思っていても、紹介だと別々の先生になってしまい、初対面ではすごく緊張してしまうのと、科によっては期間限定であるのでたとえその先生に継続して診て頂きたいと思っても、出来なかったりするのですよね。

 

 ですから、今後歯科医院を選ぶ場合には、歯科と口腔外科と両方があるところを探すと、より良いでしょうね!














 

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