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働く場を失った方が介護・福祉の現場で働ける仕組み作り

皆さんこのコロナで生活が一変したのではないでしょうか
私はつい先日まで介護現場におりましたので、今の介護現場福祉の現場の現状と困っていることについて少しご紹介したいと思います
もともと介護福祉の現場は人手が足りていません
厚生労働省も将来的には介護の職員が54万人足りないと言われています
厚生労働省も団塊の世代の方が75歳以上になる2025年には介護職員が足りない大幅に足りないという推測をしています
もともとその状況ありきの上での、このコロナです
介護現場は消毒・感染予防・換気など徹底した対策をしなけらばならず本当に大変なことになっています
介護現場は人が人を支援する現場です
三密を避けるわけにはいきません
マスクをして手袋をしてフェイスシールドをしてと感染予防には努めていますが、入浴・排泄・食事などハイリスクな場面も多く、介護の現場では本当に大変です
人手不足の上に仕事も増えたのですから・・・

そこで一つ考えてみたことがあります
この介護現場の業務を因数分解してみました
「介護専門職でないとできない仕事」と「介護専門職でなくてもできる仕事」に仕事を分けてみたのです
結果、約半数の仕事は「介護専門職でなくてもできる仕事」=(間接業務)だったことがわかりました
この(間接業務)の部分をコロナで仕事がなくなり収入が減ったりして困っている方に請け負っていただいてはいかがでしょうか
本当に経済的にも困っていて、このまま年を越せるんだろうか、仕事を続けられるんだろうか、お店を継続できるんだろうか・・・という声をたくさん聞きます

その本当に困っている人にわずかな収入かもしれませんが、介護現場福祉の現場に入っていただいて間接業務を請け負い、助けていただく
今は通常業務に加え、コロナの対策で消毒・清掃・換気と言った業務も介護職が行なっています
そこの業務を手助けしてくださるだけで介護現場は本当に助かります

コロナ対策の雇用という面を活用して施設側が雇用し行政が施設側に助成をするという仕組みができないかと私は考えました
国が考える制度だけではなく、市町村レベルで私たちの身近な地域で考えて工夫できることもたくさんあると思います
上記の件のような、コロナで困っている人に対しては雇用対策になり、福祉現場からすると一番助かるサポートという win-win の関係ができればいいなと思います

もちろん私一人で出来る事ではありません
でも、声を上げていくことはできると思います
これは介護現場に限ったことではないと思います
保育所でも保育士さんが足りていません
障害者の施設も人が足りていません
そんなの福祉の現場の話・・・だから私には関係ない・・・とは言って要られません
皆さんや皆さんのご家族にも関わる問題だからです
例えば、親が介護サービスを受けるようになった時に介護職員が少ないからって言って介護現場が回ってなければ受け入れも難しくなってきます
皆さんや皆さんの子どもさんが働こうと思った時に保育士さんが足りないという理由で保育所に預けられないかもしれません
そのように福祉の現場をしっかり支えることが皆様方の生活を支えることにつながります
どうぞ自分の事として考え、ご意見を下さい
「きみの居場所」を皆さんのご意見を集めるところに活用してください
たくさんの声が、世の中を変える原動力になります

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