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知識を味方につける

何度も何度もいい子をやめようとトライして、
気づくといい子をまたやっていて…を繰り返しています。

でも少しずつ少しずついい子の皮は、はがれている感じがしています。

いい子をやめるのは悪い人になるようで罪悪感?
わたしはこの罪悪感にとっても苦しんでました。

そんなとき、
「いい子をやめるって本来の自分に戻るだけのことなんだよ」
と、何かの本に書いてあり
とても納得しました。

自分じゃない、いい人を演じて一生を生きますか?
本来の自分で生きたいですか?

どちらもアリなんだと思います。
それは自分で決めるのです。

***

今日、父親とのやりとりで、ものすごく心ざわつくことがありました。

これまでなら、言われっぱなし、のまれっぱなしで
愚痴不平不満可哀想アピールをひたすら聞かされ、
モヤモヤとしながらも、よい子に振るまい
親のいいなりになって時間とエネルギーを奪われ、
実りのない時間に疲弊していました。

でも、もう違う。
わたしは本来の自分で生きると決めたのです。

今日はこれまでできなかったことを行動に移しました。
毅然とした態度で、気持ちを言葉にしてみました。

「わたしには、それはできない」

もちろん、相手はすんなり納得なんてしませんでした。
態度が急激に変わったわたしに、

「なんでできないんだ!?
いつからそんなこと言うようになった!?
どうしてやってくれないんだ!?
前はやってくれたじゃないか!?」

と、威圧的にわたしを責め立てました。
自分の問題なのに、まるでわたしのせいみたい。
これは巧妙な責任転嫁だなと、冷静に分析ができました。

もちろんその瞬間は、すっごく痛いかった。
こわくて指先が冷たくなりました。

これは想定内。
こうなることは、わかっていた。
だからゆっくりと、自分の気持ちを立て直すことができました。

もう、どう対処したらいいかも知っているし
相手は納得しないこともわかっていました。
なぜなら、

わたしは勉強したから。

親子問題、毒親関連の書籍や動画、講座にたくさん触れ
心わかちあえる仲間と検証を繰り返し
ひたすら心の勉強を積みました。

知識は身を助ける。

これはとても大きな発見でした。

今日、わたしが言えた言葉は、
「わたしにできそうなことがあれば教えて下さい」

相手を納得させられなくてもいい。
自分が自分を守れたこと。
これが何より自信になりました。

***

この問いに、父親は答える事ができませんでした。
なぜなら、本当は特に困っていることなんてないから。
ただ、自分の退屈さやさみしさに向き合いたくないだけから。

親の弱さを目の当たりにするのはとても辛く、
本当は見たくないものです。

だから、それを見たくないがために
わたしは、いい子を演じ親の言いなりになってあげることで
真実から目を背けていたのでした。

このことに気づいたのは、実は少し後になってから。
もうしばらく、わたしは罪悪感の暗闇を歩くことになるのでした。

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