想いや心からくる皮膚病のお話
わんちゃんや猫ちゃんの皮膚疾患のご相談が最近多くあります。
痒みがあって足で掻いたり舐めたりして、毛が抜けて剥げたり血が出たりしてしまう…
動物病院に行って検査しても原因が分からず、普通の皮膚病との診断で薬や軟膏を処方してもらい、もらってきた薬を飲むと痒みなどは収まるようなので安心するけど、いつまで飲ませるんだろう...と少し心配になるといったご相談。
そのわんちゃんや猫ちゃんにどうぶつ心理療法で聞いてみると、予想していなかった言葉が出てくることがあります。
お腹を舐め続けてその部分が剥げてしまい、また剥げた部分がいつも冷たくなってしまっている猫のララちゃん。どうして舐め続けるのかと聞くと
「お腹が重いの。舐めるとお腹が小さくなるでしょ。だから舐める」
お腹を舐めることでお腹が小さくなる(お腹の贅肉が取れる)と思って舐め続けていたようでした。
ララちゃんには、舐めても軽くならないこと、おやつよりもご飯をちゃんと食べることを伝え、間違った想いを取るオリジナルレイキトリートメントを行い、飼い主さんにもダイエットの方法をお伝えしました。
約1か月間、どうぶつ心理療法を行うと剥げて冷たかったお腹は、毛が生えてきて温かくなり、体重も徐々に減らすことができました。
背中にコブが出来てしまってその周辺に500円玉ほどの脱毛があり、カサカサのカサブタが被毛とともに抜けてじわじわと広がり痒みを伴う皮膚病になってしまった犬のポン君。
ポン君に聞いてみると
「お留守番の時、パパの部屋に入りたいのに入れない。パパとママの部屋で臭いをかいで寝たいのに入れないの。ポンは良い子!ちゃんとお留守番する。入れる?」
お留守番の時に大好きなパパとママの部屋に入れなくなったことがストレスになって皮膚疾患という形で外に出てきていました。
パパの部屋に入れなくなったのは、いたずらしたからということもこのポン君は分かっていて、反省してました。
ポン君の淋しかった想いを飼い主さんに伝えて、留守番の時に自由にパパとママの部屋に入れるようにしてもらい、ポン君の身体の調子を整えるオリジナルレイキトリートメントを4回行いました。
お留守番の時にパパとママの部屋に入れるようになったことでストレスも緩和され、どうぶつ心理療法3回目くらいの時には、ツルツルと剥げていた皮膚に産毛が生えてきて4回目には結構な毛量にまた痒みも無くなってきていました。
回復したのは獣医さんからの薬の効果ももちろんあったと思いますが、心意的な原因を取り除いたことも大きなの要因だと思います。
皮膚疾患の原因は疥癬症やアレルギーなどさまざまあり、原因が分かっているものについては薬などで治療することが一番だと思います。
でも人間と同じで、ペットにもストレス性疾患があります。そのストレスとなるものを見つけ、取り除くとどんどん良くなることがあります。
ペットのことで悩んだり、心配なことがあればいつでもご相談ください。
ペットに寄り添い、その原因を突き止めるお手伝いをします。
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