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ワーケーションハウスプロジェクト

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コロナ禍で、住まう場所の大切さを実感。油壷湾を見下ろす美しいハーバーンビューの小網代の土地を手に入れて、小さなワーケーションハウスを建てるプロジェクトの記録です!
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記事一覧

ラスティックなフローリング探し

基本設計のときに仮置きしたフローリング材。いよいよコストも意識しながら決めなければいけないタイミングになってきました。1階のリビングと、2階のオフィス・寝室をフローリングにするので、家全体に与える印象も、コストインパクトも大きいので緊張します。 イメージしていたのは、ラスティック感のあるおおらかなフローリング。時間の経過とともに味わいがでてくる無垢材で、色味はナチュラルからグレイ系。犬を飼う予定なので、滑らないもの。 そんな希望を聞いて、基本設計時にこのみさんがいくつか提

薪ストーブ選び。あれこれ悩んで、フランス製のアンヴィクタ・ズドンMに決定!

ワーケーションハウスに絶対、入れたいと思っていたのが薪ストーブ。三浦半島は夏が楽しいエリアで、冬もけっして寒くはないけれど、でも都心ではできない冬の楽しみとして、ストーブの炎を眺めながら、ゆっくり読書をしたり、映画を見たりしたいなあ、コトコトとお料理をするのもいいなあ、インテリアとしても薪がおいてあるだけで非日常感があって素敵だなあと憧れていたのです。 とはいえ、初めての薪ストーブ選び。何をどう選んだらいいかわからず、まあゆっくり勉強しながら探せばいいかと思っていたのですが

見積もりが出ましたが、やはり1500万円の予算オーバー・・・。

3社の工務店さんに基本設計図をお渡しして見積りをお願いしてから1か月。締め切りの12月13日がやってきました。果たしていくらの見積もりになるのでしょうとドキドキして待っていましたが・・・。 ふたを開けてみると、なんとA社は締め切りに間に合わず。連絡もなく八木さんが電話してみると「コロナにかかってしまって」とのこと。ご担当者がコロナにかかってしまったのは仕方がないですが、会社としてのサポート体制がないということ???少なくとも連絡はできたのでは???これでは残念ながらお付き合

よく飲み、よく話しました。基本設計図完成の打ち上げの夜

2022年11月25日、基本設計図が仕上がった節目ということで、八木さん、このみさん、そして構造設計をお願いした能登英貴さんと打ち上げをしました! 夕方、我が家にいらしていただいて、基本設計図の説明をしていただき、そのあと近所の大好きなレストランへ。まずは素晴らしいチームに乾杯!そしていままで知らなかった「構造設計」の深い話、それぞれの修業時代の話などなど、日ごろの打ち合わせでは聞けないようないろいろな話をうかがって、大盛り上がり。2次会まで行ってしまい、まあよく飲み(特に

ついに基本設計図が完成しました!

2022年11月10日、ついに基本設計図が完成しました! 郵送で送っていただいた約100Pの冊子を1ページ1ページめくっていくと、これまで打ち合わせてきたことがきっちりと図面に収まっていて、何もないところから、ここまできたんだーと感激ひとしお。工務店さんが間違いなく見積もりできるよう、各図面には細かな指示がびっしり書かれていて、あらためて建築家の仕事の緻密さを実感しました。 一方で、工務店さんも3社選定してくれていて、これから現地まで足を運んでそれぞれに説明をしてくださる

基本設計の最終ラウンド。サンプルを見ながら仕上げ材を仮置きしました。

2022年10月12日、第5回目の打ち合わせを行いました。いよいよ基本設計の最終ラウンド。この打ち合わせを最後に基本設計図を仕上げていただいて、工務店さんに見積もりを依頼します。 リビングや収納など前回からの課題を確認しつつ、用意していただいたフローリングやタイル、壁材のサンプルを見ながら仕上げ材を選んでいきます。インテリアの学校に通っていた時代を思い出すこの光景…。あれこれ迷いますが、あくまで工務店さんに見積もりを依頼するための選定で、実施設計時に変更可能ということなので

「SCANDI RUSTIC」という素敵なインテリアブックを見つけました

基本設計の遅れを取り戻すために、2022年9月28日、オンラインで打ち合わせをしました。アジェンダは①外観デザイン②リビングのレイアウト③内装仕上げのイメージ。 ①の外観デザインは、庇の形状や寝室の窓の高さを変えたデザインを提案いただいて、すっきりした印象に。外収納は便利だけれどデザイン的にうるさくなってしまうのでなくす。あとは植栽や薪置き場などを工夫すれば、別荘らしい雰囲気になりそうな予感です。 ②は薪ストーブの位置、ソファとテレビの位置などを再検討。私としてはリビング

地元を探索するためのショートトリップ

9月の連休を利用して、ワーケーションハウス近辺を探索するショートトリップに出かけました。 いま家を建てている小網代界隈は、実はまったく馴染みのないエリア。最初はよく遊びに行っていた葉山界隈で物件を探していたものの、なかなかピンとくる物件に出合えず、三浦半島全体にエリアを拡大して「SUUMO」で検索していたときに、偶然見つけて勢いで買ってしまった物件だからです。 土地を買うまで、そして家づくりを始めてから、もう10回以上は現地に行っていて、かなり楽しそうなエリアであることは

なんと2年かかります。家づくりのスケジュール

そういえば、全体スケジュールの話を書いていなかったので、自分のイメージングのためにも書いておきます。 最初に八木さん、このみさんに家づくりの相談したときに、「2年ぐらいかかりますよ。時間をかけたほうがいいものになります」というお話をいただいて、「えーそんなにかかるの?」と、ちょっとびっくりしたんですが、実際始めてみると、十分それぐらいかかるのだなという感じがしてきています。 最初にいただいた建築スケジュールは以下の通りです。 ◆STEP1 準備期間:2022年4月~5月(

模型ができましたー!

プランの方向性が固まった1か月後の9月8日(木)、第4回目の打ち合わせは、模型とCAD図面をみながらの検証となりました。 模型!気分があがりますー。というか、建築家の方って、器用なんですね。こんな模型を作れてしまうなんて。 模型のよいところは、360度、いろんな角度から動線やイメージを確認できること。こちらは屋根をとってみたところ。1階と2階のつながりがよくわかります。 こちらは海側から、手前のダイニングと奥のリビングのつながりを見ています。スキップフロアが楽しい感じ。

夏の現地は草が生い茂って大変なことに!!

2ndプランの提案をお願いしてから4日後の2022年7月25日。ダイニングルームを2階に配置した2ndプランのラフをいただきました。またゆっくりと検討して、どちらの方向で進めるかは、8月9日に現地で眺めやイメージを実感しながら打ち合わせしましょうということに。 しかし!その前にちょっと様子を見に現地へ行ってみると、草が生い茂って大変なことに。これではみんなで集合しても、眺めが確認できません。慌てて不動産会社さんに地元の植木屋さんを紹介してもらって、草刈りをお願いしました。そ

納得するための2ndプラン

1stプランをいただいてから1週間。このプランの家が建ったらどんな暮らしが実現しそうなのか、そもそも自分たちはどんな暮らしをしたいのか。WEBで様々な事例を検索したり、建築雑誌をめくりながらあれこれ考えました。 その結果あらためて感じたことは、1stプランは私たちの予算的なことも考慮いただいたうえで十分に魅力的なものだということ。ただやっぱり気になったのが「海の見え方」でした。 1stプランは、自然と調和するこじんまりとした建物で、あまり高さを出していません。生活のメイン

1stプランをご提案いただきました。

最初の打ち合わせから、ちょうど1か月後の2022年7月13日(水)、八木さんご夫婦から小網代の家の1stプランをご提案いただきました。 こんな暮らしをしたいというのはお伝えしましたが、自由な発想でプランニングしていただきたかったので、具体的なプランはまったくのお任せ。はたしてどんなプランを提案いただけるのかとても楽しみで、楽しみすぎて、前の晩はプレゼンを受ける夢をみてしまったほど(笑) ちなみに夢の中で提案されたプランは、変な和室があったりして、微妙…。八木さんご夫妻のセ

いよいよスタート!建築家と家づくり。

2022年6月8日(水)、待ちに待った日がやってきました!ワーケーションハウスを設計していただく八木建築研究所の八木正嗣さん・このみさんとの第一回目の打ち合わせの日です。葉山のアトリエから我が家にいらしていただくということで、はい、前日から大掃除をしてお迎えいたしました(笑)。 はじめて八木さんとこのみさんにお会いしたのは、今年の2月末のこと。もともとは、中古一戸建てを買ってリノベーションをしようと思っていたので、建築家探しは後回しになっていたのですが、ご縁あってよいタイミ