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狭い世界に生きている

全く関係の無いサムネを貼りました。どうも、ジュンコです。今日は毒を吐くかもしれません・・・吐くでしょう。

昨日久しぶりに友人と話していた。非医療従事者の友人。
間違いなく看護師あるあるだと思うのですが、健康相談です、病気相談です。
「受診した方がいいよ」とか「主治医に訊いた方がいいよ」としか答えられないのだけれど(というかそう答える様にしている)
友人が言った。

「ねぇ、何で医者ってちょっと変わってる人が多いの?」

多分、そう思った経験がある人は多いだろう。
一緒に働いている看護師さえそう思うんだもの。
しかもその「ちょっと変わっている」の「ちょっと」の幅が大きい
長く看護師をやっていると
「この先生、少し変わってるなぁ」
と思ったりするのだけれど、世間一般では「かなり」変わっていたりする。
看護師もそこのとこの感覚をマヒさせていかないと仕事にならないのでね。

当然だけれど普通の感覚を持った医師もいます。
そういう医師に共通している事って何かな〜と思うと「医者の世界以外を経験している」なのですね。
元々は別の職業に就いていた。だけれども医者になろうと思って医学部を再受験したとか、帰国子女だったとか、他の大学に行ったけど中退して医学部を受けたとか。
特に一度大学(文系)を出て理転して医学部に入ったという先生は楽しい人が多い印象がある。あくまでも私の個人的な印象ですが。
あ、あと・・・小児循環器と小児心臓外科の先生には私、全く悪い印象が無いな・・・そう言えば。

私は医療の世界しか知らないから、他の社会にも「変わってるよね」と言われる人はいるとは思うんだけど。
変わってるのが悪いとかではなく(直して欲しい事も沢山あるけど)、医師って確かに多いかもなとは思う。
私の憶測に過ぎないけれど、ずっとお勉強だけをして来た人にその傾向が強いというか。
「お医者様」信仰にまだ守られている医師とか。
そして医師になった途端に「医師」というだけでモテ期到来!!みたいな人とか・・・いるからねぇ・・・実際に。

「私がいるのにパソコンばっかり見てるんだよ!!」

と友人は言った。
今は電子カルテが殆どだからこういう苦情は結構ある。

「先生、私はパソコンの中にはいませんのよ。目の前にいるんですけれど?」

と言った患者さんもいたなぁ。
電子カルテの操作に慣れていないのかもしてない・・・けれど。
コミュニケーションを取ることが極端に苦手な人は確かに多い。
それを「コミュ障」と呼ぶのかもしれないけれど私はあまりこの言葉が好きではなくて。
実際問題として困ることの方が多いんだけど。私たちはチームで働くわけだからコミュニケーションが円滑じゃ無いと困ることは多い。
けどね、本人が一番どうしていいかわからないんだろうなという場面も見て来たから。
そして私自身も「コミュ障」の気質があるから←信じてもらえないけど

花が開く様に私も心が開けたらいいなぁって思う事が何度もあった。
今は比較にならないくらいこれでもマシになったのですが。

結局、狭い世界にいるって事なんだと思うの。
高校を出てからすぐに医療の道に入るわけだから。
看護師も同じだから変わってる人は多いと思う。

そして、この医療業界というのは本当に狭いのです!!
職場を変えても何かしら共通の知人がいたりする。
以前の職場で凄くお世話になって、仲良くしてくれていた先生がいた。
今の職場に来て、まぁ必ず訊かれるんだけど、そこの病院にいたの?って。
で、答えたら(病院を渡り歩き過ぎて何が何だかわからない状態)

「え!!!○○先生知ってる?」

と。その先生と研修医時代が一緒で仲良しで結婚式にも参列したそうで。
そんな感じなんです、医療業界。
狭い。とにかく狭い。ひたすら狭い。

だから他の世界を知らなきゃなと思う。
知らない世界を沢山見たい、感じたい、経験したい。
狭い世界から飛び出したい。
私はこれからどんな世界を見られるだろうか。

話がズレまくりのブログでした・・・それではまた

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