勉強している人には敵わない。じゃ、自分も勉強すればいいじゃん!ってこと。
久しぶりに勉強スイッチが入りました。
もっと勉強しておけばよかった。もっともっと本を読んでおけばよかった。もっともっともっと死ぬほどいろんなことを知っておけばよかった。もっともっともっと英文を読めるようになっておけばよかった。
このところの私がそればかり思っているのは村上春樹という人の凄さを知ったからです。
「村上春樹 雑文集」を読んで驚愕しました。様々な作家について、その人たちが書いた作品について、ジャズ・ロックについて、人々を震撼させた事件について、世界の都市についてなど彼が書いたことが詰まっている本なのですが、この人の意識の中(潜在意識)の中にはこれほどまでにとてつもない膨大な量のデータが入っているのかと身震いしたほどです。
潜在意識とは過去のすべてです。生まれてから今のこの瞬間にまで、見聞きして学び体験し、感じたこと考えたことがすべてはいるデータバンク。そこに入っている情報や価値観が人生を作っているんです。日本語が堪能なのは日本語のデータが大量に入っているからであり、アラビア語が話せないのは潜在意識にデータがないからです。
雑文集に書かれている知識は彼の潜在意識の氷山の一角の一角にも満たない量です。底知れぬ深さに震えました。これほどの情報が入っていれば世界的な作家にもなれるし欧米の大学から教授としてもオファーがきて当然だ、と。私も読書量と勉強量に関しては自負していたところもありましたが、彼は桁違いですね。あれほどまでの潜在意識を持っている人に嫉妬すら湧かず、悔しいという思いもありませんが、自分ももっと勉強しておくんだったと、過去の自分に対しての時間の使い方の不十分がつのるばかりです。
まぁ、そんなことを思っても時間は取り戻せませんからね、これから3年めどで彼の本を全部読むことにしました。彼の小説、彼が翻訳したもの、現物で手に入る本はすべてです。翻訳は80冊ほどあります。2年後には、翻訳されたオリジナルの洋書をスラスラと読めることも目標としました。きっと私のリーディング力もあがります。彼の小説ばかりでなく欧米の様々な作家の作品が私の潜在意識に入るので、それはもう活性化した私ができあがるはず。楽しみです。
今朝、ネット注文していた本が届きました。私は、本屋の棚に置いておくより自分の頭に入れた方がいいと思う本はためらうことなく買うことにしています。それが今の私を作ってきたんです。これからもそうします。
さぁて、今日は慶應大学の授業2コマを受講します。仕事しながら大学生するのは忙しいのよ。「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」も舐めるようにチビチビ読んで、っと。あまりのおもしろさに、早く読み終えるのがもったいなくて毎日読む量のページ数を決めています。自分の仕事の原稿書きもあるので、今日も忙しいな~。ありがたいことです。
ささ勉強勉強、仕事仕事。あ、逆だった!
山下純子
🚩山下純子個人コンサルティング
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