公園の思い出

昔よく遊んだ公園は段差がある作りで
上の段と下の段の間に大きな幅広の滑り台がある
お気に入りの公園だった。

下から滑り台を駆けあがったり
上から砂をばらまきながら一緒にずり落ちたり…。

そんなことを急に思い出したのは
近所に新しくできた幼稚園の園庭にも
同じような滑り台を見つけたからだ。

やたら長いローラー滑り台がある公園にも
よく行ったな。
尾骶骨の薄皮がめくれるくらい滑って
お風呂でしみるなんてこともしばしばだった。

小学校の校庭にあった低い山に貫通した
土管トンネルをくぐるのもスキだった。
コンクリートの冷たい感触や
雨の日の風景も思い出す。

懐かしくなったから今度実家に帰ったら
公園を見に行くことにしよう。
きっと前とは違う風景になっているだろうけど。