とびだせ北海道旅行2022年夏 vol.1 1日目/札幌時計台〜アイヌ料理居酒屋グルメ回
北海道旅行記第二回目、いざ出発編!前回の旅立ち前夜〜旅程編はこちらから。
関西国際空港へ
いざ旅立ちの時である。大阪市内の自宅から関西国際空港へ、天王寺から特急はるかに乗って向かうのである。快晴の金曜日、お昼過ぎ。この時点で体感温度は40度近く、既に汗が止まらない。水分補給が止まらない。
今回はPeach航空で飛んでいくよ
Peachに乗るのは何気に初めてであったが、空港到着から荷物の受け取りまで、とってもスムーズにできた。よかった。
札幌到着〜チェックイン
約2時間のフライトを経て新千歳空港〜札幌に到着したのは夕方18時前、降り立った瞬間の感想は「秋じゃん」である。もう完全に秋。もしくは冷房がちゃんと効いた家の中。北海道涼しい快適最高。
宿泊地は二条市場のすぐそばなので、札幌駅から大通り駅へ地下鉄で移動。
今回宿泊したのはplat hostel keikyu sapporo ichibaである。
7月オープンのドミトリーで、とにかく安い。そしてとっても綺麗。私はドミトリータイプで二段ベッドの宿に泊まると必ず二段ベッドの上の階に指定されるジンクスがあるのだが、今回も例に漏れず二階なのであった。なぜ…?
アメニティはバスタオルと歯ブラシが無料、他は有料オプションで共用シャワータイプ。とにかく寝床とシャワー浴びれさえすればええねんというストロングスタイルの滞在にはピッタリである。
札幌時計台
約10年ぶりに再会した札幌在住の友人と合流後、即「時計台に行きたいのだけれども」とのたまう私に、友人は心優しく案内してくれるのであった。愛。
ひと(オタク)はなぜ聖地巡礼をするのか、それぞれに理由があるのだと思うが、私の場合は好きなキャラクターや物語の世界観の解像度を上げたいからである。その場所でしか体感することのできない空気の匂いや、空の高さや、実物に触れることで味わえる、「こんな感じかあ〜!」という腹に落ちていく感じ。逆に、知ることによって、自分がわかっていなかったという気づきで遠く離れていく感覚、ああそれでも、もっと追い求めていきたい、この話は長くなるのでまたの機会とする。
すすきの晩ごはん一軒目 直どり
久しぶりに会うのだしナイス晩御飯をしよう!ということで、友人は私のためにアイヌ料理を食べられるし店内にチセがあるしのすすきのにある居酒屋を予約してくれた。なんというホスピタリティ精神、愛しかない。
予約時刻まで少し時間があったので、一軒目を探している中で「あーここ絶対良い感じのやつ」という外観のお店にイン。
早速お手合わせ願う。
一件目からアクセルベタ踏みだが、予約時間が近づいてきたのでチセのある居酒屋へと移動。
すすきの晩ごはん二軒目 チセのある居酒屋 海空のハル
すすきの繁華街のビルの中、地下へ降りると一見ふつうの居酒屋だが、店内に入るとカウンター席と個室、そして奥にはあのアイヌ文化伝統家屋のチセを再現したスペシャルルームがあるのだ!
ひとしきりハイテンションからの落ち着きを取り戻したところで、早速美味しそうなものたちを注文する。
初めて食べた鹿肉が、予想をはるかに超える美味しさに語彙が無くなる。えっちな味だった。色気と官能…それが肉料理への正しい感想なのかはわからない。
寝る前まで鹿肉の味のことが忘れられず必死に言葉を探したが、「勃起」に行き着いたところでもう寝ようと思った。
(でも鹿の角って精力剤になるんだって…)
縁もたけなわなところで翌朝も早いので、名残惜しつつ今夜はお開きに。なお、愛しかない友人とは翌日の夜も晩ごはんをすることとなっている。
ちなみに、大阪から来たゴールデンカムイファンですと店員さんに伝えたところ料理のいろんな説明を漫画の中のシーンと共に教えてくださったので、今後も包み隠さずに行こうと決意した。
就寝
次回は旅行二日目、札幌〜白老編である。アイヌ民族博物館と出張研修!悠久の風と空から降る幾千もの星たち!夜は鹿肉と牡蠣で大爆発!!何卒お付き合いいただけますと幸いです。
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