六分儀句会22長月の段
引っ越しをしてドタバタ。やっとパソコンがつかえるようになりました。遠かった。まだ片付かないけど。
点差が開いたので今回は3句のみお披露目です。
18. 秋桜や祖母の自慢のいなり寿司 (山本たくや)7点
◎ 佐伯一馬 とても懐かしい気持ちになりました
◎ 宮川由梨 行楽におばあちゃんの手作りとかいいなあ。家族大絶賛に違いない。
◯ 青に桃々 秋桜の揺れている、おばあちゃんちのいなり寿司。いなり寿司のことをもう一押し教えてほしい気がします。
◯ 小林少年 「祖母の自慢の」というところで、祖母の喜びも感じました。優しい季語で、ぴったり。
◯ 明定朝子 私は、祖母と母が一緒に作っていたチラシ寿司が大好きで今は、祖母も母も亡くなっていますが味は今も覚えていますね。
36. さよならのさが変なので星月夜 (青に桃々)6点
◎ 小林少年 癖になりそうな句です。言いたくなくて、噛んでしまったのかな。「変なので」から「星月夜」という流れが最高。
◎ 久留島元 手紙かなにか、さの字がうまく書けなかった? 深刻そうでもあり、そうでもなさそうで、へんな句。
◎ 黒田さつき 別れられなくて一緒に見ている星月夜🤩
52. 蒼天を真夏へ向かって行くセスナ (わたなべじゅんこ)6点
◎ 山本たくや 「蒼天を」と軽く切れているのが小気味良いですね。「セスナ」が気持ちよく疾走している感じが良いです。
◎ 明定朝子 雲のない青い空,白いセスナ機がくっきり飛んで行くのが目に浮かびますね。気持ちのいい夏の句ですね。
◎ 岡田朋之 口に出したときの語感がとてもいい。蒼天を春の空の方で読めば、初夏の句としても楽しい。
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