死ぬまでに観たい映画1001本#11 ~ジョーズ~
どうも!TJです!
このブログは、死ぬまでに観たい映画1001本に載っている映画を一本ずつレビューしていき、最終的に1001本全部レビューしていきたいなと思っています!3日に1回ほど更新出来たらいいなと思っております。
今回は「ジョーズ」についてレビューしていきます!
一言で表すならば、「無知の恐ろしさ」です!
ジョーズ 1975年 監督 スティーブン・スピルバーグ アメリカ
個人的評価 星3.5
スティーブン・スピルバーグの作品の中でもかなり有名な作品のうちの1つですね。
個人的にこの作品ですごいなと思うのは危険の煽り方なんですよね。
ジョーズが来たのを暗示するこのシーン。
サメ視点で描かれるんですよ。そしてこのシーンとともに流れてくる音楽。とても有名ですね。このシーンの与える恐怖感はとてもすさまじいものです。未知のものに対する恐怖というのをうまく表しています。
そしてこのシーンもさることながらもっとすごいのが、
「観客をイラつかせる力」なんですよね。
ジョーズの舞台となっているのが、海が有名な観光都市です。そこでとある変死体を見つけたことから始まります。どうやらサメに食われたんじゃないか。そう専門家の人が語るのを全く聞かない、この市の市長。
もうフラグたちまくりなんですよ。
それでいつも通りに海開きをしたせいで、サメが来ると知らずに、大量の観光客が海に。この時点でもうイライラマックス。早く非難させろや!案の定サメに襲われます。
でも観客をイライラさせるのっていい映画の証拠ですよね。映画に飽きさせずにのめりこませているんですもの。仮に駄作だとしたら、イライラする前に飽きちゃいます。あー、お決まりの展開ねって。この映画が撮られて以降、ジョーズでの撮影技法とか結構用いられている気がします。どことなく、悪役を全面に押し出さない、かつ少し不気味な存在にしているのがヒッチコックと似ている気がしますね。
そしてこの映画を名作にのし上げているのが「手作り」であることなんでしょうね。今の時代ならCGを使ってしまうことがほとんどなのではないでしょうか。B級映画の大半がもうCGなんですよってことをバンバンにアピールできるくらいCG感満載ですよね。
でもこの映画では、当時その技術がなかったってのもあるとも思うのですが、とにかく本当にリアル。CG使うよりもどこかリアルなんですよ。作り物とはわかるんですけど、血しぶきとかがリアル。実際にサメはゴムを使って作られたとか。どうやって撮影したんだって当時の人は思ったのではないでしょうか。革命的ですよ。
この映画が知れ渡って以降、しばらくの間は、皆さん、海に入る前に必ず足元を見るようになったとか。海に入っているときも定期的にキョロキョロしてしまうとか。与えた影響は計り知れないですね。
そのくらい民衆に恐怖を与えた映画なんでしょうね。
他にもハラハラするシーンもたくさんあり、かつしっかりとサメとのバトルシーンもとても面白いですよ。迫力もあります。
この映画を観て、是非皆さんパニックになってください!
それでは皆さん、さよなら、さよなら、さよなら。
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