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映画には人生の絶望・希望が存在する

どうも、お久しぶりです。

久しぶりのブログ更新となりました。

宣伝会議賞(コピーライティングの賞)で思考停止状態になることがたまにありまして。そんなときは自分の考えをひたすらに文字にすることによって、自分の中の潜在意識を少しでも拾い集めていこうというわけです。

映画には人生の絶望・希望が存在するという言葉の真意はいたって単純です。

もしあなたが人生に幸せを抱けないときは、映画の登場人物で絶望している人をみて、自分にはまだ希望があることを知ればいい。

もしあなたが人生に幸せを抱いているときには、より希望にみちあふれた映画の登場人物を見て、より未来へのビジョンを輝かせればいい、それだけのことです。

つい最近、「ミッドサマー」という映画を観まして。詳しく言うとネタバレになってしまうのですが、その映画にはおびただしい数の絶望がちりばめられていて、観ていてとても爽快でした。

映画の絶望は、誰かにとっての希望

ちょっと気味悪がられるかもしれませんが、映画の登場人物の絶望はある種、自分の希望となりうる可能性があります。実際、自分が人生に絶望しきっていたときは、彼らの絶望を観ることが自分に少しの希望を見出すための手段でした。

自分の人生を振り返ってみると、決して順風満帆な人生ではなく、どちらかというと山あり谷ありの人生だと思います。基本的には谷ですけどね。

特に今年の6月あたりは、人生のどん底にいました。なんとか自分の人生に希望を見出そうと努力したというのと、周りに恵まれたというのもあって、何とか耐えうることはできました。もし周りのサポートがなかったら、廃人になっていたかもしれません。

つい最近、自分が内定取り消しを受けた直後のnoteの下書きを見たのですが、地獄ですね。絶望の言葉しか書いてありませんでした。希望の言葉など本当に1言もありません。1600字ほどただ絶望がつづられていました。本当に人に見せなくてよかったと思います。

そんな時に、人生に希望を見出すための手段が映画を観ることでした。幸せな映画も観た分、不幸せな映画もたくさん観ました。その時は不幸せな映画の方が心地よかったですね。人間、自分を繕わずに感情をすべてさらけ出してしまえば、こんなもんだと思います。所詮、人間は不幸が好きな生き物です。競争社会に生まれ、闘争本能がついている動物ですからね、人間って。

映画にはほぼ絶望が存在する

映画には必ずといっていいほど絶望は存在します。起承転結が物語の原則であるならば、希望の物語に絶望が存在しないことは物語の原則から外れていることになりますからね。

たまに希望や絶望が全く存在しない映画は存在しますけど。希望しかない映画は、ある種のサイケデリック感を見出すことが出来るんじゃないですかね。本当にアイドル映画とか物語をもたない実験的な映画くらいしかないと思います。

絶望しかない映画はサイコパス的要素を含む映画なので、苦手な人にはおすすめしません。少なくともJOKERレベルで憂鬱になる人は本当に1日気分がしずむことは間違いないと思います。

普遍的な、いわゆる名作と呼ばれている映画を観てください。

人生に一度は必ず絶望する

多分人生のうち1度は、絶望する瞬間は来るという風に考えています。何かにチャレンジすればするほど、絶望は訪れますからね。

その時は映画を観てください。きっと少しの希望を見出すことが出来ると思います。映画の登場人物と自分の人生を比べることは決して恥ずかしいことではありません。よっぽど他人の人生と自分の人生を比べて生きるより素晴らしい行為だと思います。

映画を観て刺激をもらうのも良し、映画の中の登場人物を見下すも良し。それも優しさなのかもしれません。

あなたという存在が、誰かにとって必要とされているんです。そのことも盲目になるくらい、人生は険しく大変なものだと思うのですが、それさえ覚えていれば、自分の人生に価値がないとは思わなくて済むはずです。

相談の危険性

映画とは関係ないのですが、本当につらくてつらくて仕方ない時は、周りの人に相談するのも1つ手なのかなと思います。

しかし、1つ注意すべき点があります。

相談する人をしっかりと選ぶことです。

あなたが仮に本当に追い詰められていた時に、欲しいのはどのような言葉でしょうか。きっと励ましの言葉だと思います。

しかし、本当に追い詰められているときに、マウントを取られたり、落ち込んでいる様子を馬鹿にされたりしたとき、あなたはどのように感じますか。

きっとすごく嫌な気持ちになると思います。実際に私も過去にそのような経験があり、とても嫌な思いをしました。

メンタルがきつい時に、マウントをとられたり何かを強要されたりすることは、より精神的に不安な状態を加速させます。相談はある意味諸刃の剣です。

しっかりと自分から素直に相談してほしいということが大切です。もちろん、本当に信頼できる人に打ち明けることを前提に。

なぜ、こんなことを書いているかというと、人の心は自分が思ったより弱く出来ているからです。人の心なんて簡単にダメになります。ある日突然、それもふとした瞬間に。

私自身、とても心が弱い部分があるので、すぐに弱気になってしまいます。

しかし、心が弱いことは決して悪いことではありません。個人差が生まれるのは必然です。むしろ、色々なことに敏感な存在として、人の心の変化にすぐ気づけたり、社会の変化にすぐ気づける可能性があると考えると、心が弱いのも立派な才能です

最後に。

あなたの失敗や挫折はスパイスとなって、人生に彩を与えます。何か辛いことや不条理なことがあった時は、自分を彩るスパイスだと思ってみてはいかがでしょうか。その挫折や失敗は、たしかにあなたを色づかせて、人間味を持たせてくれます。

私の好きな歌の歌詞の一部を書いてお別れとしましょう。22歳の人生経験などまったくない私の記録を読んでいただき、ありがとうございました。


人生をフルコースで深く味わうための

いくつものスパイスが誰もに用意されていて

時には苦かったり 渋く思うこともあるだろう

そして最後のデザートを笑って食べる 君のそばに僕はいたい

Mr.children HERO


それでは皆様、さよなら、さよなら、さよなら。




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