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【SNSトレンド通信3月号】

こんにちは、テテマーチでSNSマーケをやっております、ジュンコです。
毎週社内で定期的に面白かった事例を分析しあう「事例共有会」なるものの運営を行っています。
もうかれこれ1年以上やっているわけですが、新年度になり、それを社外にも発信していきたい!と思い、「SNSトレンド通信」を月間で発信していくことにしました。

ぜひ気休めに見てもらえると幸いです。

①ファン参加型特別MV募集
SEVENTEENという韓国出身13人組のグループがありますが、そこでやっている事例の紹介です。

TikTok内に登録されたSEVENTEEN JAPAN 3RD SINGLE「ひとりじゃない」の公式音源を使用し、応募期間に「#ひとりじゃない」を付けて投稿をするTikTokキャンペーンを行っています。
投稿されたUGCを使って、MVを作成するという取り組みです。

新規性のあるポイントとしては、
①TikTokにニューシングルの公式音源をあげている点
②一般ユーザーの投稿をMVに活用する点
があげられます。

TikTOkの企業参入は広がっていますが、購買に結び付けるのが難しかったり、InstagramほどAPIが公開されていないので、分析が難しかったりと、「可能性はおおいにあるけれど手軽に企業が手を出すのが難しい」媒体の印象を受けます。
そんな中でも、エンタメ業界やTV業界は(先週、フジテレビのめざましエイトでも公式TikTOkを開設しましたね)比較的TikTokと相性が良い業界なのでは、と思っています。


②流れ星新幹線
3月話題になったことといえば、やっぱりこの事例ですよね。
動画をTwitterで見た人も多かったのではないでしょうか?

全線開業10周年を迎えた九州新幹線が一夜限りで、「流れ星新幹線」と名付けられた光る新幹線が走りました。
このイベントは実施直後から大きな話題になりました。

ユーザーができること①
「#流れ星新幹線 」を付けて ツイートすると抽選で 7 名さまに、 「流れ星新幹線」オリジナルグッズをプレゼント!

ユーザーができること②
「願いをのせようキャンペーン」と題し、LINEで願い事を送ると、太宰府天満宮に全員分の願いがまつられることになっています。

新幹線をメディアに見立てたビッグプロジェクトですが、様々な人たちを巻き込んだ夢や希望溢れる事例でした。

交通系を絡めたプロモーションは、SNSで発信されることを想像しながら作っていくと良いという話がありますが、この企画はイベント当日に至るまでの間に既にSNSを活用して、ユーザーを巻き込むのがうまいと思い、今回ご紹介しました。


③栃木Twitter会
インスタントウィンやフォロー&RTキャンペーンが流行っていますが、6アカウントをフォローすることによって、応募できるというキャンペーンは珍しいですね。

アカウントを横断するキャンペーンは、アカウント同士の親和性が問われますが、同じ「栃木」の企業つながりで地元を盛り上げるという共通の目的にむかってこのような取り組みをされているのがとても良いなと思いました。
※SNSの中の人同士が交流する「#栃木Twitter会」が開催されているようです。

SNSアカウントを横断することによって、お互いのフォロワーを自身のアカウントのフォロワーに送客することが期待できますが、業界親和性や、アカウントが持っている目的を考えて、共同の企画ができると良いですね。

(ちなみに弊社でも横断企画を定期的にやっておりますので、ご興味がある方はぜひご連絡ください・・・!という宣伝でした、失礼しましたっ!)

④すみだ水族館「売れ残りガチャ」で完売続出 「ヤケ」企画に絶賛

大事なのは、中身だけでなく「ネーミング」だと思わされた事例です。
すみだ水族館の売れ残りをユニークなパッケージにして、販売したところ

・3月1日に発売すると、4日間で売り切れ
・急きょ箱を追加発注し、20日に再販したところ、今度はわずか2日間で売り切れ
・購入者によるツイートやメディアにも取り上げられている
という形で、大盛況となっています。

※あえて最初に、売れ残りといってくれていると、中身に対する期待値もリスクヘッジができます。

すみだ水族館はこれ以外にも様々なユニークなプロモーションをされていることで有名です。今後も要チェックです!

いかがでしたでしょうか?
新年度の忙しい中、読んでいただいてありがとうございました。

温かい感想や、こんな事例のほうが面白いぜ!といったコメントがあればぜひお待ちしています。


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