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家族が濃厚接触者となり、実際家で行った対応の方法とその必要な知識

濃厚接触者とは

Q どのような状況だと濃厚接触者とされるのか?
(医療介護従事者)

◇患者(確定例)と密接な接触があった者 
◇適切な感染防護無しに患者を看護もしくは介護していた者 
◇患者の気道分泌物もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が⾼い者 
◇その他:⼿で触れることのできる距離(⽬安として1メートル)で必要な感染予防策無しで患者と15分以上の接触があった者

Q 濃厚接触をした医療関係者の業務制限は 

◇ 看護師が濃厚接触者と判断された場合は、患者のケアを直接⾏わない事務作業等を他の勤務者と接触しない在宅で⾏うことは認められます。

止まらない大阪コロナの「感染爆発」

濃厚接触者と判断されるまでの経緯
その後の現実の日々

看護師の長女現在の状況
4月30日の午後より他階より転棟された患者さんの処置を行う
普通のマスクや手袋をし採血や点滴等を行う

転棟前より微熱があるもその後発熱し咳もあるが患者さん自身はマスクもされていなかった。DRの指示にてその患者さんの検査を行いPCR陽性と判断され違う病棟の個室に転棟させる(コロナ対応の病院ではない)
↓             
濃厚接触者に該当する看護師がその日の夕方にPCR検査を実施

翌5月1日は有休をとるよう指示があり自宅の自室で隔離の状態で過ごす

5月1日の10時半ごろ師長さんより電話があり昨日のPCR検査は関わった職員等全員陰性の結果がでたとのこと。しかし特に4~5日は潜伏期間(14日間は様子をみる必要がある)のため症状が出ればすぐに連絡しPCR検査を受けるよう指示がある

看護師が足りていない事もあり翌5月2日から通常勤務に戻るように指示あり
(自宅では自室で隔離状態での生活を継続)

発症からの日数とコロナの症状

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最もよくある症状: 発熱・空咳・倦怠感
時折みられる症状: 関節の痛み・喉の痛み・下痢・結膜炎・頭痛・味覚または嗅覚の消失・皮膚の発疹、または手足の指の変色
重篤な症状: 呼吸が苦しいまたは息切れ・胸の痛みまたは圧迫感・言語障害または運動機能の喪失

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家族が濃厚接触者と言われたら

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実際、私(母親)が行った事

①まず帰宅前に長女より連絡がきたので他の家族に周知する
②先に愛犬(室内犬)を実家に連れていき接触させないようにした
③長女帰宅後は自室で隔離する(トイレや入浴以外は部屋で過ごす)
④長女の話を傾聴しメンタル面でのできる限りのフォローを行う
④共有する浴室・洗面所の消毒を念入りに行った
⑤検温や気になる症状を携帯にメモっていくように伝える
⑥必要物品を購入する  ↓ 以下の通り

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お皿など消毒する事も手間になるので使いすての紙のお皿で代用し長女が自分でごみは袋に入れて処理できるようにした
また勤務の病院でもN95のマスクは支給されそうになかったので薬局を4件回り感染予防が強化できそうなマスクの購入を行う
目の粘膜からの感染予防のため眼鏡をするように指導した
共有スペースの消毒できるウイルス除去スプレータイプのものを購入
温かいものなどが長女自身が作れるようにポット等を一式セットするスペースを作った そのブースには手袋等必要物品をすぐとれるように準備する
⑦長女が使用した服は大きなポリ袋に入れてもらうようにし洗濯は家族とは別々に行うようにした
⑧食事の管理:長女が食べやすいものや栄養の取れるものを準備する
⑨その他の家族のメンタル面もフォローする(しっかりとした情報を伝え対応策を説明し実行してもらい協力をお願いする。体調管理もしっかりと行ってもらう)

⑩最後は、長女を支援する私のメンタルや健康面が整うように気を付けるようにする。

《ポイント》
最悪のパターンを想定しポジティブな思考で行動する事を心がけあとは最善をつくすのみと心に決め支援に徹する
母親が心配ばかりしていては長女も気持ちが滅入ると思うので
明るく前向きな言葉がけをするようにする

大阪は危機的状況であり同じように対応を悩む方もおられるかと思いNOTEにまとめてみました。参考にして頂けたらと思います。
穏やかな日々が少しでも早く訪れる事をこころから願っています。

コロナ禍でお仕事をされている医療介護従事者・その他の関わるお仕事の方々も、くれぐれも自分自身の体調をまずは第一優先に考え行動してくださいね。


無事を祈っています。


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