見出し画像

日が昇って、沈んでいった

今日はなんにもなしの日。

てんしょんの上がることも、落ちることもなく。

日が昇って、昼過ぎにのそのそと起き出して、ふわふわした意識で過ごしていたら、そのうちに日が沈んでいった。

こんなに日が差すなら、シーツを洗ってもよかったな。

夕暮れ時に散歩に行ってもよかったな。

廊下の窓を閉めに行ったら、金星が光っていた。

わたしがなにもしなくても、空は今日もきれいです。

どこかで小鳥がチュルルルっと鳴いています。

わたしが何かしなくても、世界は自分で回転しています。

それではわたしは何をしたらいいんだろう。

心配せずにゆっくり寝てたらいいと思った。

安心して愉しく暮らすことがわたしの仕事だと思った。

だからもう、あれこれ心配せずに今は寝てようと。

月の週の2日目。

今日の出来事は日が昇って、沈んでいった。

ただそれだけ。

ちょっぴり恥ずかしい気もするけれど

わたしにとっては、それだけでおっけーはなまる、なのである。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?