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こうしてダメ男は育てられる。母親の過剰な愛情がもたらす男への影響。

世の中には、どうにも理解できないダメ男が沢山いる。

自分が男が故に、そのダメさ加減が余計に気になるが、SNSなどをみても結婚してからこんなはずじゃなかったという女性からの投稿が目立つことからも、誰が見てもダメという事例も多い。

ダメさ加減を色々分析していくと、やはり育ちの影響というものが明確に現れることがわかる。

母親の過剰な愛情

我が子が可愛過ぎて無意識のうちに過剰な愛情を注いでしまうパターンである。

ほとんどの場合、これが原因なのではと思う。

これの太刀の悪い点は、母親が自分の行動が過剰ということに気付いていないことである。

それゆえ、他人から指摘されても『そんなことはない』『だって可愛いんだもん』という反応が返ってくる。

そして、子離れできない母親によって過剰な愛情が注がれた結果、自分では何もできないダメ男が出来上がる。

家事などの基本的なことも、母親が全てやるため自分でするという概念がない。

故に結婚してからも、嫁がやってくれるのが当然という考え方であるため、『少しくらい手伝って』という声にも『なんで?』という回答しか出てこない。

そもそも、自分で家事をするという概念が無いから当たり前である。

そんな風に育った人間に、急に家事をやれと言っても無理な話である。

『少しは手伝って当たり前』と『やってもらって当たり前』が平行線のままなので、一生噛み合うわけがない。

とりわけ一人っ子の長男は、過剰な愛情を受ける傾向がある。

なにせ、我が子が可愛いが分散されないため、一点集中で受けることになるから、致し方ないところでもある。

過剰な愛情から生まれる鬼姑説

特にこういう環境で育った男の母親は、鬼姑化する傾向が強い。

我が子が可愛過ぎるため、結婚した嫁に対して、あれやこれやと口出しをする。

『こんなのあの子の好みじゃない』

『こうしなきゃダメでしょ』

と、自分の価値観を正として、その他全てを否定する巷で『ギーボー』と呼ばれる悪魔のような存在である。

嫁ー姑の間で巻き起こる紛争は、大体が姑の過剰介入である。

そして、嫁が旦那に愚痴ったところで、この手の男は母親が絶対という育てられ方をしているため、愚痴る嫁の器が小さいという結論に至ってしまう。

実際にこういう男やその母親というのは存在している。

結婚前に気付けばよいのであるが、不幸にも結婚してからそれが明らかになってしまった場合は、早めに将来を考えて行動した方がダメージが少なくて済む。

間違っても、男や姑の価値観を変えようと思ってはいけない。

何故なら、誰が何を言っても変わらない価値観だからである。

そんなことに労力を費やすくらいなら、さっさと離れた方がいい。

そういう人種である。

自分で動く癖がついていない男の仕事っぷり

こういう環境で育った男は、自分から動く癖が付いていないわけであり、故に仕事をさせても、言われたことしかできない傾向が強い。

自分で考えて動く概念がないので、いつまでも指示を待っていたり、臨機応変な対応がまるで出来なかったりするのである。

とにかくぬるま湯に浸かり過ぎているため、周りが熱くなるとすぐに火傷をするかのようにダメージを受ける。

一言でいえば使えないタイプの人材に分類される。

変われるかどうかは己の意志次第

こういう類のひとは、周りがどれだけ言ってもビクともしない。

それが当然だと思っているから、変わる気もないのである。

先にも述べたが、変わってほしいと労力を費やしても、全てが無駄になってしまう勢いである。

本人が『これではいけない』『変わらなきゃ』という思考にならない限り無理なのである。

さらにその母親が絡んでくると、2人分の意識改革が必要となる。

それを承知でこの先も一緒にいるべき人と思えるのならそれでも構わないが、そうでないなら無理に変えようとするくらいなら、さっさとさようならした方がお互いのためになる。

そのくらい悪な存在になりうるのである。

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