客観的な視点
昨日の日経新聞から
昨日の日本経済新聞では特にたくさん「SDGs」や「ESG」という言葉を見た気がする。それだけ注目度が高く、コロナショックによって更に必要性が高まっているのだなと感じた。
しかし一方で、「SDGs」や「ESG」は自社だけで取り組むことは非常に難しいのだなと昨日の記事でも感じた。
昨日見た記事が花王さんの記事だったのだが、やはり外部の人材(花王さんの場合は社外取締役やNPO/NGPのアドバイザー)を適切に登用していると書いてあって。
特にユニークだと思ったのは社外取締役と社長だけで組織されている委員会のようなものもあるということ。
(https://www.nikkei.com/article/DGKKZO63161250Y0A820C2TCJ000/)
様々な分野で活躍をするある種”専門家”と言われる人たちを適材適所で活用することの有用性もあるのではないかとも思った。
グローバルで戦うための重要戦略
「SDGs」や「ESG」は日本国内ではまだまだこれから取り組みがもっと盛んになると思っているが、SDGs先進国と言われているヨーロッパでは明確な投資判断基準としてESGの指標があったりする。
またこれは個人的な主観なのだが、アメリカやその周辺地域でも黒人差別の問題がかなり深刻化している中で、人権問題などに絡めて「SDGs」や「ESG」が注目され促進されるのではないかと思っている。
SDGsの特に「環境」に切り取って調べてみると、環境債(=グリーンボンド)は2020年では約43兆円の投資規模になると見込まれている。
どこかの国の国家予算くらいの大きな金額ですよね。
また「SDGs」や「ESG」全体ではどのくらいのマネーが動くのかと言えば〇〇〇〇兆円くらいの規模になるとのこと。またその金額は年々増え続けているとのこと。
これらを加味してもかなりのインパクトですよね。
運用指標について
日本で代表的な機関投資家と言えばGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)ですが、GPIFでもいくつかの指標を運用しています。今日はその運用指標については詳しくは触れませんが、その指標がどのようなステークホルダーに影響を与えるのか?をきちんと認識しておくべきだなと私自身感じました。
私もまだまだ勉強中ですが、運用されている指標はかなりソリットに絞り込まれていて、とても分かりやすいが実行するのってかなり難しいなとそんな印象を受けました。
ただこれからのトレンドをかなりマクロ視点で見に行くにはとてもいいかなと思っているのでこれからも勉強していきたいと思います。
最後に
何事も大きなモノ(今日で言えばマクロトレンド)から足元の戦略や戦術を作って実行する事が大事だなと改めて感じたのでそんなことをまとめてみました。
その中で一番難しいのは「未来を描く力」だなと思っています。
不確実性が高まっている今、1年後も分からないというのが私の本音です。そんな中でも10年後、20年後、30年後を見通して設計して目の前のことに全力投球するってすごく大事だと思っています。
自分自身で実行することが大前提とても重要です。しかしこれから生きていくのは自分だけではない。
もっと若い世代の人にもそのような視点で楽しく毎日を過ごしてほしいということを今ワークショップに落として設計しています。
詳細が決まり次第お知らせできたらと思っていますので、よろしくおねがいします!
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