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24歳、鬱病になる。ー④入社式

私24歳にして、今年2023年の1月に鬱病と診断を受けました。

鬱病になった私に起きたことや、そこから立ち直れるにようになるまでの姿を、自分なりに整理して、書き起こしてみたいと思います。

自分のために、そして同じような境遇の人の何かの一助になればよいなと思っております。


前回の記事では、新社会人として慣れない生活を過ごしながら、少しずつ仕事に自信をつけてきたことを書きました。今回は、仕事を始めて1ヶ月ほど経った頃のことを書き記していきたいと思います。

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3月からアルバイト扱いで仕事をはじめ、気付けば4月となり、私は正式な会社員となりました。それにより、週休は3日から2日となり、退勤時間も22時を過ぎるようになりました。入塾手続きや電話応対などの仕事も、少しずつ振られ始めました。

しかし、増えた出勤日に授業が組み込まれることなく、その曜日は自習室のために校舎開館をして、たまに鳴る電話の対応するだけでした。あとは授業準備をしていればいいだけだったので、出勤日といっても、負荷は少なかったです。

また、正社員になったからと言って残業が増えるということもなかったです。終礼が終わると、先輩に「はよ帰りな」と言われて、そそくさと退勤することができました。

なにより私にとっては嬉しかったのは、月曜日が休みだったこと。私の行きつけのミニシアターは、月曜日がメンズデーなのです。劇場で映画を格安で観ることができ、それが疲れた新社会人にとっては何よりのリフレッシュとなっていました。

4月の初旬には、入社式が行われました。私はその場で、新入社員代表として挨拶をしました。

グループ企業も含めて数百人ほどの人たちの前で、しかも最前列には重役の方々がいる前で挨拶をする。入社式の朝からドギマギして非常に緊張しましたが、そんな大役を任さられたのはそれだけ期待されている証拠だと思い、光栄なことでもありました。

入社式のあとは、内定者研修で仲良くなった同期の2人を誘って、居酒屋で食事をしました。しかし3人とも飲めなかったので(笑)、ソフトドリンクを片手にモリモリと飯を頬張りました。

青臭い新社会人の宴でしたが、束の間の休息を楽しく過ごせました。


記事のバックナンバーなどは、こちらのマガジンでまとめていきます。