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北欧ヴィンテージ家具の店舗立ち上げに先がけ、オンラインストアの運営をしています。

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    Hans J. Wegner / RY100 システムシェルフ

    自立するシステム家具ウェグナーデザインの箱物担当ともいえるパートナー、RY mobler で製作されたRY100。横方向への展開性を備えるシステム家具としてデザインされたこのモデルは、シェルフ、キャビネット、デスク、チェスト、TVボードと多彩なパーツを暮らしと好みに合わせてセレクトできたもので、内寸1mのスパンは二連、三連…とセレクトでき、金属製の脚部を上手にセットアップされたことで自立構造成しているのが大きな特徴。ルームディバイダー、つまり間仕切りとしての役割を果たせるのも魅力で、そんなRY100は二連〜三連仕様で出てくるものが自ずと多い。今回の個体は珍しく単体のもので、コンパクトなスペースで設置できるのが嬉しいところ。上部はオープンシェルフスタイル、下部は無垢の引戸でととのえられたキャビネットが備わっており、見せたいもの、仕舞いたいものを一台で上手に振り分けることができる嬉しい一台。あめ色へと経年したオークの質感がなんとも嬉しい、軽やかで慎ましやかな一台です。maker : RY moblerdesign : Hans J. Wegnermaterial : oakfrom : Denmarkyear : 1950〜60'ssize : W1050 D540 H2060maintenance : oil finishno : 2312DK063ex : 家財便 Fランク扱い(組立状態で搬入が可能な場合)こちらは大型家具のため、事前に搬入経路の確認をお願いいたします。分解状態での搬入と組立設置も別途費用にてお承りが可能です。
    ¥440,000
    𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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    Hans J. Wegner for Andreas Tuck / コーヒーテーブル

    魅せる構造美潮流の変化か、はたまたウェグナー自身の探究心からくるものなのか。ウェグナーがデザインした多くのテーブル製作を担った Andreas Tuck の作品としてポピュラーなコーヒーテーブル、AT10やAT11、そしてAT15に共通する丸みを帯びたフォルムから、モーエンセンの家具のようなスクエア型のフォルムへと移行するさまは、GE290やGE236から時を経てデザインされたGE370やGE375、GE40など彼のデザインにおける中期〜後期のソファとリンクするものを感じられ、時代の変革をはじめとした様々を想像させられる。このデザインは、同じ基本構造を持ちつつ幾つかのサイズバリエーションがあり、Andreas Tuckが閉業したのちPP Moblerへ引き継がれ、PP7やPP11(いずれもサイズ違い)として展開されたよう。今回の個体はレイアウト性と使い勝手に優れる1300幅のもので、柱と梁の構造美、木造建築の様式を家具デザインに落とし込んだと思われ、インセットする部分とオフセットする部分に仕込まれた巧みな遊び心がスクエアフォルムのデザイン=重厚さに浮遊感を添えている。特に幕板と天板縁が織りなすそこには、ウェグナー上手いな〜と声を出して唸らされてしまうほど。すべて無垢材で構成されており、量感の充実ぶりも見逃せないところ。スクエアデザインをウェグナーが上手く昇華したお手本とも言える一台です。maker : Andreas Tuckdesign : Hans J. Wegnermaterial : solid oakfrom : Denmarkyear : 1970'ssize : W1300 D620 H480maintenance : oil finishno : 2312DK062
    ¥231,000
    𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫

𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫

https://floor2020.stores.jp
大切に使い継がれてきたヴィンテージアイテムは、何気ない日常にそっと心地よさを添えてくれる。1950年代から60年代を中心に生み出され、時の流れのなかで無二の美しさをまとったアイテムを選りすぐり、想いを寄せながら。ヴィンテージの北欧家具を中心とした、琴線にふれるインテリアピースとコーディネートを提案するセレクトストアです。デザイナーや造り手の想いを、そのアイテムの背景にあるストーリーとともに現代へ。𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫 -- nordic vintage and more --store810-0073福岡県福岡市中央区舞鶴3-6-17 第三コーポ舞鶴102(地下鉄空港線 赤坂駅より徒歩6分)open13:00 - 18:00( 最終入店 )close火・水・木mailfloor2020.f@gmail.comtel090-5415-7204※本サイト上における画像およびテキストの著作権は弊店に帰属しており、転載、複製、改変等を固く禁じます。違反または接触が疑われる場合には、法的に処罰の対象となる場合がございます。
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Hans J. Wegner / RY100 システムシェルフ

自立するシステム家具ウェグナーデザインの箱物担当ともいえるパートナー、RY mobler で製作されたRY100。横方向への展開性を備えるシステム家具としてデザインされたこのモデルは、シェルフ、キャビネット、デスク、チェスト、TVボードと多彩なパーツを暮らしと好みに合わせてセレクトできたもので、内寸1mのスパンは二連、三連…とセレクトでき、金属製の脚部を上手にセットアップされたことで自立構造成しているのが大きな特徴。ルームディバイダー、つまり間仕切りとしての役割を果たせるのも魅力で、そんなRY100は二連〜三連仕様で出てくるものが自ずと多い。今回の個体は珍しく単体のもので、コンパクトなスペースで設置できるのが嬉しいところ。上部はオープンシェルフスタイル、下部は無垢の引戸でととのえられたキャビネットが備わっており、見せたいもの、仕舞いたいものを一台で上手に振り分けることができる嬉しい一台。あめ色へと経年したオークの質感がなんとも嬉しい、軽やかで慎ましやかな一台です。maker : RY moblerdesign : Hans J. Wegnermaterial : oakfrom : Denmarkyear : 1950〜60'ssize : W1050 D540 H2060maintenance : oil finishno : 2312DK063ex : 家財便 Fランク扱い(組立状態で搬入が可能な場合)こちらは大型家具のため、事前に搬入経路の確認をお願いいたします。分解状態での搬入と組立設置も別途費用にてお承りが可能です。
¥440,000
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Hans J. Wegner for Andreas Tuck / コーヒーテーブル

魅せる構造美潮流の変化か、はたまたウェグナー自身の探究心からくるものなのか。ウェグナーがデザインした多くのテーブル製作を担った Andreas Tuck の作品としてポピュラーなコーヒーテーブル、AT10やAT11、そしてAT15に共通する丸みを帯びたフォルムから、モーエンセンの家具のようなスクエア型のフォルムへと移行するさまは、GE290やGE236から時を経てデザインされたGE370やGE375、GE40など彼のデザインにおける中期〜後期のソファとリンクするものを感じられ、時代の変革をはじめとした様々を想像させられる。このデザインは、同じ基本構造を持ちつつ幾つかのサイズバリエーションがあり、Andreas Tuckが閉業したのちPP Moblerへ引き継がれ、PP7やPP11(いずれもサイズ違い)として展開されたよう。今回の個体はレイアウト性と使い勝手に優れる1300幅のもので、柱と梁の構造美、木造建築の様式を家具デザインに落とし込んだと思われ、インセットする部分とオフセットする部分に仕込まれた巧みな遊び心がスクエアフォルムのデザイン=重厚さに浮遊感を添えている。特に幕板と天板縁が織りなすそこには、ウェグナー上手いな〜と声を出して唸らされてしまうほど。すべて無垢材で構成されており、量感の充実ぶりも見逃せないところ。スクエアデザインをウェグナーが上手く昇華したお手本とも言える一台です。maker : Andreas Tuckdesign : Hans J. Wegnermaterial : solid oakfrom : Denmarkyear : 1970'ssize : W1300 D620 H480maintenance : oil finishno : 2312DK062
¥231,000
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Hans J. Wegner / CH30 ダイニングチェア(teak / oak)

ベーシックハイさまざまな国のさまざまなデザインスタイルからインスピレーションを受けてリデザインされた多くの北欧家具たち。ウェグナーがデザインしたCH24 Yチェアは中国の明時代のチェアをリデザインしたものだけれど、CH30はどうだろうか。おそらく、このチェアがデザインされた50年代に広く流通していたアノニマスの普遍的なチェアを元として、ウェグナーのフィルターを通しリデザインしたものなのではと思う。Yチェアのような強いデザイン要素を持たず、それでもなお支持をされるこのモデルの良さは、デザインディティールとしてさりげなく細部に散りばめられた可愛らしいフォルムと、緻密に設計されたサイズバランスが生む座り心地に起因するところが大きい。クロス状の木栓がデザインアクセントとして施された笠木は背あたりがよく、すこしふっくらとしたフォルムの座面は奥行きを浅めにしつつ、後脚を強めに湾曲させることで座のおさまりと背あたりのゆとりが何とも上手にコーディネートされている。(復刻された現行品はそのサイズバランスが見直されてしまっているのが惜しいところ)ヴィンテージらしさを感じられる艶やかなチークの笠木と深い色をたたえたオーク材の穏やかなコントラストも見逃せないところ。ベーシックだけれど、なんだか可愛い。座ってみると、なんとも心地よい。普通なのに滋味深い、玄人好みの一脚です。maker : Carl Hansen & Sondesign : Hans J. Wegnermaterial : teak / oakfrom : Denmarkyear : 1950〜60'ssize : W520 D480 H760 SH425maintenance : oil finishex : 座面張替前の状態で掲載no : 2312DK010ベースグレードファブリック張替費用を含んでおります。詳細についてはお問い合わせくださいませ。
¥187,000
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Borge Mogensen / J39 ダイニングチェア

終の一脚People’s chair とも呼ばれる、J39。丈夫で・美しく・快適な・庶民の手に届く家具 というテーマは、言わずもがな、使い手に優しくも作り手には厳しいハードルで、非凡なモーエンセンにとっても難しい課題として時間を費やさざるを得ませんでした。彼の師であるコーア クリントが提唱したリデザインの教えにならい、アメリカの東海岸で生まれたシェーカー家具にデザインの核を見出したモーエンセンは、もともと簡素なシェーカーデザインをさらに削ぎ落とすという大胆かつ繊細な作業にエネルギーを費やし、1947年にJ39の完成へと至ったのだけれども、そんな背景をひとまず置いておき、じっと向き合うことで見えてくるこのチェアの魅力。それは、数多ある同時代の良作たちの中にあると、最初は埋もれて目につかないほど控えめで静かな佇まい。それに尽きる。まずもって、コンパクト。背を支えてくれる笠木は低い位置に備わっており、テーブルにセットすると隠れるくらいの高さ。(余談だけれど、この笠木の位置が背骨の窪みにすっと寄り添い、絶妙なサポートをしてくれる)その小ささは高さだけでなく幅や奥行も同様で、幅が1200程度のコンパクトな(日本の都市部においてはベーシックとも言える4人掛けの)テーブルにもすんなりと並び収まってくれる。そして、浅い座面の奥行は、欧州の人びとよりもひざ上の長さが短い、僕も含めた日本人の多くに優しくフィットしてくれる。どんな座り方でも満遍なく座れるというYチェアのような特性とは異なり、着座ポイントが明確なJ39は、そこへ座ると背骨が伸び、すうっと気持ちがよい。四本の脚は一定の太さでフロアへと伸び、強度を保つための貫は、無駄な負荷を脚へ掛けぬよう穏やかにテーパードされており、一定にととのえられた各部材の美しくリズミカルなフォルムは、バッハのゴルトベルク変奏曲のように穏やかな空気をもたらしてくれる。そんなフレームに手編みのペーパーコードがもつ柔らかな表情が合わさり、無二の静かな佇まいに。最初にこのチェアへ出合ったとしても、あまりに静かなその存在ゆえ、ほかの色やかなチェアたちへ気持ちがなびくかもしれない。でも、多くを見て経験したあとにきっと、戻ってきたくなる。快適で質実な日常道具を求める人が選んだならば、それは今生の出合いとなるでしょう。maker : FREDERICIA FURNITUREdesign : Borge Mogensenmaterial : oakfrom : Denmarkyear : 2000'ssize : W490 D440 H750 SH440maintenance : oil finishno : 2312DK023-Aex : ペーパーコード張替後のお渡し(現状販売も可)ペーパーコード新規張替費用を含んでおります。
¥132,000
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Niels Otto Moller for J. L. Moller / model.75 ダイニングチェア

今もなお変わらぬスタイルで幾多の名作を造り続ける工房 J.L.Moller。そんな彼らのラインナップの中でも、良質な無垢材の量感をまといつつグラマラスな色気を帯びた造形が美しい一脚、model.75。太さと細さのコントラスト、そして、やわらかなオーガニックシェイプを機長としつつ程よく残されたエッジの具合がじつに上手にコントロールされたフレームデザインとなっており、数十年の歴史を経てなお造り続けられている事実がこのチェアの完成度を静かに雄弁に物語っている。また、Mollerお得意の座面構造はペーパーコードとファブリック張りのいずれにも対応できるデザインとなっており、板張りの仕様と比べて着座時の底突きがなく長時間を快適に過ごすことができるのも嬉しいところ。ダイニングチェアとして使用するならば、このチェアに座るため笠木に手をかけテーブルから引いたとき、なめらかに手へ伝わる無垢材の質感に思わず顔がほころぶはず。掲載写真のファブリックは買付時の状態。ベースグレードの張替費用を含んだ価格にて掲載しておりますので、張替詳細についてはお気軽にお問い合わせくださいませ。(ペーパーコードによる張替も可・別途お見積もりにて)maker : J.L.Mollerdesign : Niels Otto Mollermaterial : oakfrom : Denmarkyear : 1960'ssize : W490 D460 H760 SH430maintenance : oil finishno : 2312DK009ex : ベースグレードの張替費用込ex : 3脚ストック有
¥126,500
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Grete Jalk with Fearnley France / model.168 ‘Grand Danois’ イージーチェア

稀有な誕生背景グレーテ ヤルクの代表作であり、柔らかく伸びやかなアームデザインが美しいイージーチェア model.128を元に、製造を請け負っていたFrance & Son社のFearnley Franceがアーム部をリデザインして発表されたmodel.168。高いレベルで完成されたデザインに手を加えるという難しい作業ながら、素晴らしく綺麗にまとめられたこのモデルの佇まいは、長らくグレーテ ヤルクのデザインとして出回っていた(現在も)のも納得の優美さ。女流デザイナーである彼女が手がけた木部はスリムな部位と量感を全面に出した部位の緩急がおりなす美しい色気を帯びており、穏やかな丸みのあるフォルムは実に魅力的。デザイナーはもとよりFrance & Son が得意としたノックダウン=分解可能な構造とするため各部へ配されたボルトが全体の印象を引き締める役割も同時に担っており、分解輸送を前提とすることで小国デンマークの家具が幾数十年も前より海を渡り、世界各地で良質な日用品として各家庭に普及できたコアポイントのひとつともいえよう。座り心地もあわせて素晴らしいもので、クッション内包のセットスプリングとフレーム下部のスプリングの相乗効果で長時間の着座も何のそのといった仕上がり。さて、相応しい張地は…と一考の上で張地にセレクトしたのは、デンマークの老舗ファブリックメーカー、Danish Art WeavingのHighland。羽のように美しいアームのフォルムを崩さない生地厚に、やわらかなウールの質感と深い色味は、この一脚の魅力と心地よさを静かに引き立ててくれる。‘Grand Danois ’という通称で呼ばれるこのモデル。それは、大きな(偉大な?)デンマークという意味なのか、はたまたグレートデンという大型犬の垂れた耳にアームデザインのインスピレーションを重ねたことに起因するのか。椅子張りの技量とセンスが問われるアームの仕上がりは見どころの一つです。maker : France & Francedesign : Grete Jalk , Fearnley Francematerial : teakfrom : Denmarkyear : 1960'ssize : W830 D750 H810 SH440maintenance : oil finishfabric : Danish Art Weaving Highland 9no : 2312DK025
¥379,500
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Borge Mogensen for Soborg mobler / model.121 ラウンドダイニングテーブル

ラウンドテーブルの包容力どうしても直線的で硬くなりがちな印象の室内に、ラウンドテーブルがつくりだす柔らかな弧のライン。角がないことで得られる、ごく自然な導線。デッドスペースが生じない、円という機能美。ただ可愛らしいだけではない魅力がラウンドテーブルには確かにあって、その上に個々のデザインや素材、質感が加わりそれぞれの魅力になる。このラウンドテーブルは、そんな中でも巨匠ボーエ モーエンセンの感性を通してデザインされたもの。多くのシーンにおいてモーエンセンとタッグを組んだSoborg moblerにより製作されており、ぽってりとしながらもモダンな印象は、天板の厚み、幕板の造形、脚部のテーパードするバランス…と細かなディティールの集積による賜物。奇をてらわないのに何か沁みる良さを感じさせる、モーエンセンデザインの世界観がぎゅっと詰まった仕上がりとなっている。良質なチーク材・オーク材のコンビが生み出す落ち着きと軽やかさは、同じ工房で製作されたmodel.157との組み合わせで一層の輝きに。角がないことでデッドスペースが生まれず隅々まで使えるラウンドテーブルは、付属された一枚のエクステンション板を加えることで、より大きくゲストを迎えられるゆとりに。センターにおおきなオーバルプレートを置いて、取り分けのプレートを6人分並べたって、まだまだ余裕。こういうところ、じつに嬉しいポイントだったりする。食卓を囲むという言葉がなんともしっくりくるラウンドテーブルにより一層の質感を求める方へ、モーエンセンが遺してくれた用の美です。maker : Soborg moblerdesign : Borge Mogensenmaterial : teak / oak( ex : birch )from : Denmarkyear : 1950〜60'ssize : W1200-1795-2095 D1200 H730maintenance : oil finishno : 2312DK017ex : エクステンション板2枚付属
¥561,000
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Agner Christoffersen & Egon Bro / スクールデスク

もっとも耐久性が求められる家具思い出してみると、そう。スクールデスクという家具は、常に過酷な状況下で使われている。好奇心と行動力の百貨店のような、小学生が使うものならば尚のこと。自分の家のものでもないし、自分のものじゃない。乗って、ぶつけて、落書きして。それは鉛筆ならまだしも、時に天板を削って名前を掘ってみたり、、ごく稀にいるやんちゃ坊主でなくとも、それくらいなら当たり前。そんな環境下で使われることを分かった上で、それに長く耐えられる丈夫なものをデザインした2人のデザイナー、Agner Christoffersen と Egon Bro 。丈夫に、とにかく丈夫に、、、そうして出来上がった、この2人がデザインした一連のスクールファニチャーシリーズ。天板も含めた全てを贅沢に無垢材で構成しており、構造面につながるデザインもがっちりと固めて安心感の塊のような仕上がりとなっている。でも、、やっぱりデンマーク。デザインにも妥協しない。使い手がやんちゃであると同時に鮮やかな感性を育む大切な時期であることを十分に分かっている2人は、デザイン大国デンマークの未来の卵たちのために抜かりなく配慮を行き届かせており、程よく丸みを持たせたフォルム、はっきりとコントラストを生むパドゥーク材の天板、脚先と、軽やかなビーチ材の組み合わせでじつに愛らしい仕上がりとなっている。低学年から高学年のそれぞれに向けたいくつかのサイズ展開をしていたこの家具だけれども、今回のものは高学年用ゆえ大人用のデスクと同じ高さ。コンパクトなサイズはノートPCで作業をするには十分すぎるもので、部屋のスペースをあまり圧迫することなく、快適な作業スペースを生み出してくれる。しかも今回のものは、不特定多数の子供たちが使うスクールデスクにも関わらずグッドコンディション。買い付けない理由がありません。maker : Kvetny & Sonner mobelfabrikdesign : Agner Christoffersen & Egon Bromaterial : solid padouk / beechfrom : Denmarkyear : 1950〜60'ssize : W600 D600 H730maintenance : oil finishno : 2209DK048
¥82,500
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Danish metal factory / ドアハンドル

経年によりしっとりと古美色をまとい、風合いをただよわせる真鍮製のドアハンドル。クラシカルなデザイン要素を残しつつ、過度な装飾を排した具合が絶妙。ファサードの印象だけでなく、お店という世界への入口である正面ドアに、また、タオルハンガーとしても活躍してくれそうです。maker : danish metal factorydesign : anonymousmaterial : brassfrom : Denmarkyear : 1930〜40's ?size : L730 D75(□パイプ径 25)maintenance : cleaningno : 2209DK096ex : ビス6本による固定
¥27,500
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Danish metal factory / ミラー

この上なく満ち満ちた量感に、おそろしく重厚でボリュームのある真鍮製のフレーム。おそらく船舶用として造られたのではと思われるこのミラー。無垢材ゆえに極めて重く、一般家庭での使用を考えるならば施工をしっかりと考えなければならないけれど、これがサニタリーにあったら、、店舗ならば、特別なレストルームづくりにおあつらえ。その場の空気感を変えてくれるミラーです。maker : Danish metal factorydesign : anonymousmaterial : brassfrom : Denmarkyear : 1930〜40's ?size : ---maintenance : cleaningno : 2209DK082
¥55,000
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Borge Mogensen / model.3236 ダイニングチェア

J39のあとに言わずと知れた名作J39を生み出したあと、その系譜を強く感じられるモデルをデザインしたモーエンセン。Karl Andersson & Sonerのためにデザインしたmodel.537がおなじペーパーコード座面の兄弟モデルのような立ち位置で、537を座張り仕様にリデザインしたものが543、そして、J39を座張り仕様にリデザインしたものがこの3236と言える。J39よりも四角く幅広にリフォルムされた笠木はゆったりと座れるよう幅広に構成された座面へデザインのリズムを合わせたもので、ふっくらと背を包んでくれる。また、同時にデザインされたmodel.3171 ベンチとの相互関係を感じさせる大きな要素ともなっており、貫の構成やフォルムも見直すことにより低められた重心はJ39とは異なる魅力となり、このモデルの個性となっている。ほんのり低めの座面は靴を室内で靴を履かない日本人に相性がよく、また、ころんとした座面フォルムはフレームデザインと相まって可愛らしいファブリックとの相性がじつに良く、そんな個性に合わせたのはCASAMANCEのチェック柄。深みのある落ち着いたネイビーに程よいピッチでリズムを刻むペンシルチェックのセレクトは、自らもチェック柄のファブリックをデザインし、自身の家具に多用したモーエンセンへのオマージュも。(すでに廃番となったデッドストック生地)露出の増えたJ39より一捻りしたチェアを選びたい、そんな気持ちにもすっと寄り添ってくれる、静かな良き一脚です。maker : FREDERICIA stolefabrikdesign : Borge Mogensenmaterial : oakfrom : Denmarkyear : 1960〜70'ssize : W530 D440 H735 SH450maintenance : oil finishfabric : Casamance Edinburgh Calton Hill(dead stock)no : 2312DK058
¥115,500
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Borge Mogensen / J39 ダイニングチェア

終の一脚People’s chair とも呼ばれる、J39。丈夫で・美しく・快適な・庶民の手に届く家具 というテーマは、言わずもがな、使い手に優しくも作り手には厳しいハードルで、非凡なモーエンセンにとっても難しい課題として時間を費やさざるを得ませんでした。彼の師であるコーア クリントが提唱したリデザインの教えにならい、アメリカの東海岸で生まれたシェーカー家具にデザインの核を見出したモーエンセンは、もともと簡素なシェーカーデザインをさらに削ぎ落とすという大胆かつ繊細な作業にエネルギーを費やし、1947年にJ39の完成へと至ったのだけれども、そんな背景をひとまず置いておき、じっと向き合うことで見えてくるこのチェアの魅力。それは、数多ある同時代の良作たちの中にあると、最初は埋もれて目につかないほど控えめで静かな佇まい。それに尽きる。まずもって、コンパクト。背を支えてくれる笠木は低い位置に備わっており、テーブルにセットすると隠れるくらいの高さ。(余談だけれど、この笠木の位置が背骨の窪みにすっと寄り添い、絶妙なサポートをしてくれる)その小ささは高さだけでなく幅や奥行も同様で、幅が1200程度のコンパクトな(日本の都市部においてはベーシックとも言える4人掛けの)テーブルにもすんなりと並び収まってくれる。そして、浅い座面の奥行は、欧州の人びとよりもひざ上の長さが短い、僕も含めた日本人の多くに優しくフィットしてくれる。どんな座り方でも満遍なく座れるというYチェアのような特性とは異なり、着座ポイントが明確なJ39は、そこへ座ると背骨が伸び、すうっと気持ちがよい。四本の脚は一定の太さでフロアへと伸び、強度を保つための貫は、無駄な負荷を脚へ掛けぬよう穏やかにテーパードされており、一定にととのえられた各部材の美しくリズミカルなフォルムは、バッハのゴルトベルク変奏曲のように穏やかな空気をもたらしてくれる。そんなフレームに手編みのペーパーコードがもつ柔らかな表情が合わさり、無二の静かな佇まいに。最初にこのチェアへ出合ったとしても、あまりに静かなその存在ゆえ、ほかの色やかなチェアたちへ気持ちがなびくかもしれない。でも、多くを見て経験したあとにきっと、戻ってきたくなる。快適で質実な日常道具を求める人が選んだならば、それは今生の出合いとなるでしょう。maker : FREDERICIA FURNITUREdesign : Borge Mogensenmaterial : oakfrom : Denmarkyear : 2000'ssize : W490 D440 H750 SH440maintenance : oil finishno : 2312DK023-Aex : ペーパーコード張替後のお渡し(現状販売も可)ex : 6脚ストックペーパーコード新規張替費用を含んでおります。
¥132,000
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Flemming Agger for Le Klint / model.372 フロアランプ

1943年の誕生からずっと、デンマークをはじめとした諸国に心地よさを届け続けるLe Klint。独自のプリーツワークで構成された美しいシェードが最大の特徴であり、それを普及品として形にしたTage Klint(ターエ クリント)の功績は言わずとも知れたところだけれども、その完成されたシェードをベースとしながらさまざまなデザイナーがシェード以外の部分をデザインすることで、じつに多様なキャラクター性とラインナップを得ているのがこのメーカーの面白いところ。なにせ、40年代にデザインされたランプと2000年代にデザインされたランプのシェードが同じだったりするわけで、そのタイムレスデザインぶりに驚かされる。このブラケットランプは Flemming Agger によりデザインされたもので、ブラケットランプのmodel.370、テーブルランプのmodel.371と共通する細く端正なフォルムと木造建築の構造美のごとくフレームワークが印象的な逸品。コンパクトながらシェードは上下方向に調整ができるため、使用する状況や好みに合わせてセッティングできるのも魅力の一つ。日本の折り紙から着想を得た、Le Klintランプの美しき世界観。郷愁を感じさせてくれる、やわらかな光が魅了の一台です。maker : Le Klintdesign : Flemming Aggermaterial : steelfrom : Denmarkyear : 1980〜90'ssize : Φ330 H1460ex : E26型電球 〜60Wno : 2312DK097
¥137,500
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Michael Bang for Le Klint / model.321 フロアランプ

ずっと、らしい佇まい1943年の誕生からずっと、デンマークをはじめとした諸国に心地よさを届け続けるLe Klint。独自のプリーツワークで構成された美しいシェードが最大の特徴であり、それを普及品として形にしたTage Klint(ターエ クリント)の功績は言わずとも知れたところだけれども、その完成されたシェードをベースとしながらさまざまなデザイナーがシェード以外の部分をデザインすることで、じつに多様なキャラクター性とラインナップを得ているのがこのメーカーの面白いところ。なにせ、40年代にデザインされたランプと2000年代にデザインされたランプのシェードが同じだったりするわけで、シェードのタイムレスデザインぶりに驚かされる。今回のランプ model.321 は90年代にデザインされた近現代のモデルで、高さや角度を細やかにセッティングできるあたりが現代的でありつつも、クラシカルなシェードと組み合わされることで冷たさのにじむ金属製のベースに柔らかな品の良さと暖かみをもたらしてくれる。オフセットされたシェード位置ゆえ、特に空間の角スペースへ設置するのに最高で、また、ソファサイドに置いてもしっかりと手元を照らせるほど可動域が広く、美しいだけでなく実用品としての優秀さもしっかり備えている。80年ちかく前にデザインされたシェードと30年ほど前にデザインされたベースが織りなす、クラシカルモダンなLe Klintの世界観。冷たさと暖かさを共に内包した、魅力的な一台です。maker : Le Klintdesign : Michael Bangmaterial : metal / plastic shadefrom : Denmarkyear : 1990'ssize : W450 D330 H 可動式maintenance : 国内仕様プラグno : 2312DK021ex : E26型電球 〜60W
¥137,500
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Arne Jacobsen / AJ Royal ペンダントランプ Φ370

Super !!!ヤコブセンのデザインを見るたびに頭をよぎる言葉。デンマークの人びとと会話をしていると飛び込んでくる単語で、(僕の認識だと)英語でいうGreat !!! に近しい言葉なのだけれど、建築に家具に照明にハウスウエアにetc,,,と、多岐にわたるデザイン全てを極まったレベルで形にしてしまうヤコブセンは、名だたるデザイナーとプロダクトがひしめくミッドセンチュリー期においても Super !!! な存在。そんな彼がデザインしたこのAJ Royalは、書かずとも知られるSASロイヤルホテルの設計に合わせてデザインしたもの。半球状のシンプルなフォルムながら、シェードトップに繊細なスリットを設けることで上方に放たれる灯りをグッとフォルムアップさせており、その美しくスマートな光の陰影はヤコブセンのデザイン美学が放たれる光のさきまで及んでいることをしみじみ感じさせてくれる。製造される年数の長さもあり、いくつかのサイズやカラーバリエーションが存在するAJ Royal、こちらはダイニングへの収まりがとても良いΦ370。現行品は埋め込み式のLEDに構造変更されてしまったけれど、ヴィンテージは電球選びの楽しみも備えているのが嬉しいところ○超一流(Super !!!)のデザインと照明演出を、SASロイヤルや美術館へ行かずとも自宅に招くことができる。こういうプロダクトを生み遺して普及させてくれたことに、ありがたいなぁとしみじみ。maker : Louis Poulsendesign : Arne Jacobsenmaterial : aluminiumcolor : whitefrom : Denmarkyear : 1980'ssize : Φ370 H170maintenance : 電球3灯仕様 E17型電球 〜60W×3(LED電球使用可)no : 2209DK050ex : 下部アクリルシェード付属ex : うっすらとしたへこみおよび小傷がございます。
¥89,100
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Poul Henningsen for Louis Poulsen / PH5 ペンダントランプ

THE DANISH LAMP北欧の灯りと聞いて真っ先に思い浮かぶ存在であり、超えることのできない一つの究極、PH5。1959年、ポール ヘニングセンによりデザインされ、ルイスポールセン社により製作されたこのランプは、ヘニングセンが生み出した珠玉の照明群の中においても圧倒的な普及を果たした名作中の名作。メインシェードの内側に備えられた二枚のシェードに、アンビエントライトとしての効果を導くため上方へ備えられたもう一枚のシェード、適切なセッティングを行うことで内部の光源を覆いグレアフリーを実現する下部のカバー、電球自体の色調をより自然で心地よいものとするために施されたシェード内側のカラーリング、光源から放たれた光が限りなく自然に広がるよう計算と検証をし尽くされたシェードのフォルム。そして、灯さずとも目を見張るほどに美しいプロダクトとしてのデザイン。使い手の暮らしと心地に寄与するために尽くされ生み出されたこのランプの深い魅力は、暮らしに取り入れることでのみ享受できる至福であり、灯りのもたらす多面的な効果とその重要性をグレアのない自然な光を通じて教えてくれる。これだけ完成されたプロダクトだからこそ、とくにダイニングシーンでのセッティングは高さを落として。(ヴォリュームのあるランプゆえ、奥行きの浅いダイニングテーブルとのマッチングは推奨外です)エッジの効いたジャーナリストでもあったヘニングセン。彼の感性と手から生み出された、どこまでも心地よく柔らかな灯りです。maker : Louis Poulsendesign : Poul Henningsenmaterial : aluminiumfrom : Denmarkyear : 1960'ssize : Φ500 H267maintenance : E26型電球 100Wまで対応(LED電球可)no : 2209DK008ex : 小さな凹みと傷 塗装ムラが見受けられます
¥82,500
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Hans J. Wegner / CH23 ダイニングチェア(teak / oak)

掲載写真は売約済みの個体となり、同時に買付した別個体のご案内となります。詳細についてはお問い合わせ下さいませ。じわりとくる良ささまざまな国のさまざまなデザインスタイルからインスピレーションを受けてリデザインされた多くの北欧家具たち。ウェグナーがデザインしたCH24 Yチェアは中国の明時代のチェアをリデザインしたものだけれど、このCH23はどうだろうか。YチェアやCH29 ソーバックチェアとは異なり、基本的なフォルムはCH30と同様にとてもベーシックなもの。だけれども、ディティールがやはり凄い。ほんのりとエッジを残しつつ、クロス状の木栓をデザインアクセントとして施された笠木。丸脚ではなく角脚をベースとしながら、ウェグナーらしいバランスで角を落とされた自然なフォルムの脚部。鹿の子編みのペーパーコードを座枠と別離した貫まで巻き込むことで生まれる工芸品のような横姿。そして、この時期のウェグナー作品に多く感じられるコンパクトな座と、笠木および後ろ脚でコントロールする奥行きの緻密に設計されたバランスが生む座り心地。(復刻された現行品はそのサイズバランスが見直されてしまっているのが惜しいところ)今回の個体は初期に製造されIllums Bolighusのプレートがのこる貴重なもので、ヴィンテージらしさを感じられる艶やかなチークの笠木と深い色をたたえたオーク材の穏やかなコントラストも見逃せないところ。なにより、快適で美しい日用品なのだ。ベーシックだけれど、なんだか美しい。座ってみると、なんとも心地よい。普通なのに滋味深い、玄人好みの一脚です。maker : Carl Hansen & Sondesign : Hans J. Wegnermaterial : teak / oakfrom : Denmarkyear : 1950'ssize : W530 D500 H770 SH420maintenance : oil finishno : 2312DK024ex : ペーパーコード新規張替
¥189,200
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Sigfred Omann / ベッドサイドテーブルセット

寝室も抜かりなくベッドサイドにしつらえて、就寝前のひとときを心地よく過ごすための家具、ベッドサイドテーブル。ナイトテーブルとも呼ばれるこの家具は、ダイニングテーブルやソファテーブルのように大きなものではないし、人を招くことのない寝室用の家具ゆえ気を抜かれがちな部分。けれども、お気に入りのテーブルランプを置いて就寝前の読書にいそしむひと時にこそ、気に入るものがあれば。そんなふうに思う家具好きにこそ見てもらいたいなぁと思えるこちらは、Sigfred Omannによりデザインされたもの。自立するタイプではなく壁へ直接固定する、ベッドサイドテーブルとしては珍しい構造のもので、この小家具でこのクオリティ、、と驚かされるほどに上質な材と高いクオリティで製作されており、デザイナーとメーカーの家具愛がひしひしと滲み出ている。テーブルとして機能する天板と、細かなアメニティ類を収めておくのに重宝する抽斗。薄暗くしても手をかけやすいハンドル。そう広くない寝室でも設置しやすいコンパクトなサイズ。小さくさりげなくとも、確かな質の良さが表情と感触から滲む、抜かりなき寝室のお供です。maker : Ølholm møbelfabrikdesign : Sigfred Omann material : oakfrom : Denmarkyear : 1950〜60'ssize : W400 D270 H410 maintenance : oil finishno : 2209DK014ex : 左右用2点セットでの販売ex : 壁面への直接固定もしくはベッドへの直接固定をする仕様となります
¥88,000
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Hans J. Wegner / RY402 ベッド 2台セット

寝室も、ぬかりなくゲストを招くことが多い家でも、プライベートな空間である寝室に家族以外が入ることはそうそうない。けれども、そんな無防備な自分たちだけの空間だからこそ、いちばんリラックスできる場所にしたい。そう思ったならば、このウェグナーのベッドは決して期待を裏切らない。ベッドといえばGETAMAと思いきや、RY moblerが製造を担ったこのベッドは、ザ・ベッド然とした佇まいのGEシリーズと比べるとチェアの延長のような要素が感じられ、さながらカールハンセン社によるCH38やCH47チェアと相通ずるディティール、シェーカーイズムを纏っている。それゆえ、どっしりと構えた印象というより軽やかで奥ゆかしい空気感を寝もたらしてくれ、ヘッドボード、フットボードへ設けられた横桟は視覚的な重心を低く落ち着いた印象へと誘ってくれる。よく考えてみると、ベッドはチェアよりも長きにわたって僕たちの身体を支え続けている名脇役なんだ、ということに気づいてから、ベッドの有り難みをしみじみ感じる昨今。同じサイズがペアで揃うタイミング、そして、寝ても覚めてもウェグナー。家具好きにとって、なんとも幸せな寝室を実現してくれるベッドです。maker : RY moblerdesign : Hans J. Wegnermaterial : oakfrom : Denmarkyear : 1950〜60'ssize : W2085 D915(マットレスサイズ W2000 D850)maintenance : oil finishno : 2312DK069ex : ベッドフレーム2台セットでの販売(スノコ付属・マットレス別途)
¥440,000
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Arne Jacobsen for Louis Poulsen / ‘Billiard’ ペンダントランプ

狙って出来上がるものではない、時の重なりが生み出したこの古美色。モダンデザインの帝王、アルネ ヤコブセンがデザインしたビリヤードランプ。AJ Royalとは異なりミニマルなデザインながら、そのサイズバランスや角度の巧みさゆえか、テーブル上に備わったコーディネートは奥ゆかしく上品。そんなビリヤードランプは多くがペイントカラーの流通で、今回のブラスモデルは出合える機会の少ない珍しいもの。どこにも文句のつけようがないほどの古美色を纏っており、シェードのコンディションもじつに良好。ダイニングにも、リビングにも、コーナーサイドにも。遺してくれたヤコブセンと当時のカスタマー、そしていつも良品をストックしていてくれるデンマークのパートナーには感謝しかない。maker : Louis Poulsendesign : Arne Jacobsenmaterial : brassfrom : Denmarkyear : 1950〜60'ssize : Φ350 H260ex : E26型電球 〜60W(LED電球使用可能)no : 2312DK065
¥89,100
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Alvar Aalto / 66 チェア

ちいさな働きものスツールとチェアのあいだをつなぐ存在、そんな印象の66。ぎゅっとコンパクトなこのモデルは66チェアの前年にデザインされたスツール E60の系譜上にありつつ、やわらかなフォルムの背もたれが加えられたことで無二の愛嬌を感じさせる仕上がりとなっている。必要十分な面積を確保された座面、積層板の薄さ、強さ、そしてしなりを活かした背板は想像以上に頼りがいがあり、長時間の着座も苦にならない。スツール60やE60と同様のフラットな座面は、鉢植えを置いたりサイドテーブルの代役をまかせたりと汎用性に優れるのも暮らしの道具として嬉しいポイント。経年でより豊かな表情となったバーチ材の質感は、長く生きてきた証。これだけミニマルでタイムレスなデザインを1935年に生み出したアアルトの感性、おそるべしです。maker : Artekdesign : Alvar Aaltomaterial : birchfrom : Finlandyear : 1980'ssize : W390 D420 H780 SH435maintenance : cleaningno : 2312DK011-B
¥58,300
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Borge Mogensen / model.4312 デイベッド

みんなの居場所巨匠ボーエ モーエンセンの名作、4312デイベッド。多くのデザイナーが残した様々なデイベッドの中において、ひときわ滋味と優しさにあふれるこのデイベッド。それはまるで、大柄なモーエンセンの懐深さがそのまま家具として具現化されたかのような包容力で、なぜだか無性に、ふうっと身体を預けたくなる不思議な魅力をもっている。無垢のオーク材を縦横上手に走らせたフレームデザインはシンプルで丈夫、でもどこか独特の柔らかな表情が感じられ、そんな控えめな良さは、モーエンセンの家具らしく要所の細かなディティールの集積から生み出されている。だけれども、だ。ソファ的な使い方をするには奥行きが深いこのデイベッドを心底気持ちよく使えるかどうかは、コツと相性が大切になってくる。あぐらをかいて、膝をたてて、地べたに座る印象で座ってみてほしい。いわばクッション性のある床のようなイメージで付き合ってみると、その広々とした奥行きは目一杯の居心地をもたらしてくれる。一人でもいいし、二人、三人、四人くらいなら、おつまみとグラス片手に映画を観るに最高。そして勿論のこと、背面クッションをピローとフットレストにしてゴロンとすれば、最短距離の寝場所として至福の微睡みを味わうことができる。一人でゴロゴロも、みんなで集まった時にも。控えめに言っても、やっぱり最高のデイベッド。今回の個体はモーエンセンとリス アーマンがデザインしたオリジナルファブリックの状態が素晴らしく、モーエンセンのデイベッドといえば!というこのビジュアルのまま迎え入れられる貴重な一台です。(背クッション内側の側面に小さなほつれがございます)maker : Fredericiadesign : Borge Mogensenmaterial : oakfrom : Denmarkyear : 1950〜60'ssize : W1920 D1015 H745 SH400maintenance : oil finishno : 2312DK100ベースファブリックによる張替費用を含んでおります。張替詳細についてはお問い合わせくださいませ。(張替なし・現状クッションクリーニングの場合 → 594,000円)
¥660,000
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Danish craftsman / ダストパン

maker : danish factorydesign : anonymousmaterial : brassfrom : Denmarkyear : 1970'ssize : ---maintenance : cleaningno : 2312DK083
¥15,400
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Danish workshop / シューメーカーズベース

maker : ---design : ---material : steelfrom : Denmarkyear : 1960'ssize : ---maintenance : cleaningno : 2312DK087
¥22,000
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Grethe Kornerup-Bang / ペーパーバスケット

薄く冷たくしなやかにペーパーバスケット、日本的に言うなればダストボックス。不要なものを一時的に滞留させておくための場にも気を抜かず、美しいしつらえへと昇華させたGrethe Kornerup Bangの美意識とデザインセンスには舌を巻かずにいられない。フィンユール邸に置かれていたことから彼によるデザインとされていた時代もあったこのペーパーバスケットは、つめたいスチール製の素材感とラタンの柔らかでプリミティヴな表情が折り重なることで、アートピースのような造形美と存在感を空間にもたらしてくれる。現在は復刻生産されているが、こちらはそう出合える機会のない当時のオリジナル。買付先で目に入ってきた際、想像よりずっとふくよかで丸みのあるシルエットが愛らしくて驚いた。繊細に見えて、スチールの厚みからくるずっしりとした質感。経年で飴色になったラタンとの美しいコントラスト。空気感を変えるほどの、価値ある小さなバスケットです。maker : Orskovdesign : Grethe Kornerup-Bangmaterial : steel / rattanfrom : Denmarkyear : 1950〜60'ssize : maintenance : cleaningno : 2312DK030
¥66,000
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Beck & Jung for Diverse Ting / ‘Ultima’ アッシュトレイ

特別な灰皿Beck & Jung の名義で活躍した2人のアーティストコンビ、Holger BackstromとBo Ljungberg。喫煙文化が広く広く浸透していた当時、彼らの遺した数少ない日用品であり造形芸術とも言えるUltimaはスウェーデンのみならず多くの国々で支持を得て、優れたインテリアピースとして受け入れられることとなった。さまざまなサイズバリエーションとマテリアルがある中で、こちらは真鍮製のコンパクトサイズ。喫煙をしない僕でも飾っておきたくなるその造形美とプリミティブな存在感。不思議な魅力を持った実用的アートピースです。maker : Diverse Tingdesign : Holger Backstrom & Bo Ljungberg(Beck & Jung)material : brassfrom : Denmarkyear : 1950〜60'ssize : ---maintenance : ---no : 2312DK027
¥68,200
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Per Iversen for Louis Poulsen / ‘Combi’ フロアランプ

穏やかな灯り今もなお世界でも指折りの照明メーカーであるルイスポールセン。ポール ヘニングセンをはじめ、長い歴史のなかで多くのデザイナーが理想とするあかりの形を具現化してきた同社が手がけたこのフロアランプは、把握している限りなかなか目にする機会が少ない希少なモデル。Per Iversenによりデザインされたもので、台形のような珍しいシェードのシルエットと控えめなサイズバランスは、さながらガーデンライトのよう。今回の個体は当時展開されていたバリエーションのうちブラックのフレームにホワイトアクリルシェードの組み合わせ。非常にシンプルながら、アクリルシェードを通して放たれる灯りは柔らかく心地よいもので、シーンにそっと寄り添う滋味深い逸品です。maker : Louis Poulsendesign : Per Iversenmaterial : metal / acrylicfrom : Denmarkyear : 1970'ssize : Φ360 H1250ex : E26型電球 〜60Wno : 2312DK014
¥126,500
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Erik Hansen for Le Klint / model.332 ‘SAX’ ブラケットランプ

たたずまいの美しさ1943年の誕生からずっと、デンマークをはじめとした諸国に心地よさを届け続けるLe Klint。独自のプリーツワークで構成された美しいシェードが最大の特徴であり、それを普及品として形にしたTage Klint(ターエ クリント)の功績は言わずとも知れたところだけれども、その完成されたシェードをベースとしながらさまざまなデザイナーがシェード以外の部分をデザインすることで、じつに多様なキャラクター性とラインナップを得ているのがこのメーカーの面白いところ。なにせ、40年代にデザインされたランプと2000年代にデザインされたランプのシェードが同じだったりするわけで、そのタイムレスデザインぶりに驚かされる。今回のランプ model.332はErik Hansen(エリック ハンセン)によりデザインされたもので、バウハウス期のカイザーランプなどでも展開されていたシザーと呼ばれるスタイルを落とし込んだもの。どちらかというとインダストリアル=工業的で無骨な印象が強いシザーランプをまろやかなフォルムの木製フレームとクラシカルなLe Klintのシェードで再構築されると、こうもエレガントになるのかと驚かされる。自在に可動できる奥行きと角度はするするとワンアクションで動かすことができ、使う時だけ引き伸ばし、使わない時には壁に寄せて置くことで、心地よい灯りを導線の妨げになることなく運んでくれる。サイズバリエーションがある中で、こちらはミドルサイズのもの。日本の折り紙から着想を得た、Le Klintランプの美しき世界観。落ち着きを感じさせるチーク材の質感は、空間をいっそう心地よく彩ってくれます。maker : Le Klintdesign : Erik Hansenmaterial : teak / plastic shadefrom : Denmarkyear : 1970'ssize : Φ350 L550-1100 H385no : 2312DK028ex : E26型電球 〜60W
¥121,000
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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Christian Hvidt for Le Klint / model.323 フロアランプ

ダブルアームの躍動感1943年の誕生からずっと、デンマークをはじめとした諸国に心地よさを届け続けるLe Klint。独自のプリーツワークで構成された美しいシェードが最大の特徴であり、それを普及品として形にしたTage Klint(ターエ クリント)の功績は言わずとも知れたところだけれども、その完成されたシェードをベースとしながらさまざまなデザイナーがシェード以外の部分をデザインすることで、じつに多様なキャラクター性とラインナップを得ているのがこのメーカーの面白いところ。なにせ、40年代にデザインされたランプと2000年代にデザインされたランプのシェードが同じだったりするわけで、シェードのタイムレスデザインぶりに驚かされる。今回のランプ model.323 はおそらく70年代にデザインされたモデル。Christian Hvidt(クリスチャン ヴィッツ)によるもので、彼の手がけた高品質のユニット家具シリーズにも共通する、カチッと端正な佇まいと実用設計の巧みさがしっかりと表現されている。フロアベースから末広がりに伸びた2本のフレームがデザインポイントで、見る角度によっては1本のフレームにも見えるミニマムさを感じさせつつ、それらが可動式のアームを挟むことで、自在に灯りの方向や高さを調整できる仕組みとなっている。天秤型とも言えるこのスタイルのフロアランプは、あまり無理に部屋のコーナーへ追いやるよりも、前後のスペースにゆとりを持たせて設置してあげることで伸び伸びと活躍してくれ、見ても使ってもじわりとした多幸感をもたらしてくれる。日本の折り紙から着想を得た、Le Klintランプの美しき世界観。いつもの夜に心地よさをもたらす、魅力的な一台です。maker : Le Klintdesign : Christian Hvidtmaterial : metal / plastic shadefrom : Denmarkyear : 1950〜60'ssize : W790 D460 H1400 (可動式)no : 2209DK024ex : E26型電球 〜60W(LED使用可能)ex : シェードに折れ跡 台座に傷などあり
¥89,100
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫
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【HOLD】Henning Koppel for Georg Jensen / ウォールクロック

ヘニング コッペルによりデザインされ、現在も製造が続くロングセラー。絶妙にクラシカルな香りをのこすグラフィックと、ミニマルなデザイン。経年変化した文字盤の風合いが実にいい。ジュエリーデザイナーとしてもその手腕を発揮したコッペルの技が冴える、機能を備えた壁面装飾です。maker : Georg Jensendesign : Henning Koppelmaterial : metal from : Denmarkyear : 1980'ssize : Φ220 D60maintenance : cleaningno : 2312DK033ex : 単三電池×1 付属
¥39,600
𝐟𝐥𝐨𝐨𝐫