ESを書く際に大切な3つのこと
先月から毎日のように就活支援の学生の面談をしています。学生からの質問やESの添削をしていて、感じることがありましたので、「ESを書く際に大切な3つのこと」を書きます。
①質問の意図を考える
ESの質問にはいくつかの種類がありますが、それぞれの質問に意図があります。なぜその質問を聞いて、どんなところを企業は見ようとしているのかを考えておく必要がある。そうすることで、アピールするポイントも変わってくると思います。
②社会人になって必要な能力とその企業が求める能力を意識する
そもそもESや面接で企業が見るポイントは簡単に言うとその企業に入って活躍できるかどうか、その企業にとってメリットがあるかどうかです。年間数百万円の人件費を企業がかけるだけのメリットがあるかどうかです。しかし、新卒は社会人としての経験はなく、これまでの成果があるわけではないため、様々な質問をすることで社会人に必要な能力があるかどうか、活躍できる可能性、潜在的な能力があるか、その企業が求める能力があるか、もしくは考え方をしているかをみて判断します。社会人としていま求めれている能力は前回書きましたが、その企業が求める能力も採用ページや人事から確認しておくようにしたほうがいいです。
③差別化する要素を考える
特にエントリー数が多い企業を受ける場合、競争率がかなり高くなり、通過することが難しくなります。他の学生と同じような内容を書いているとやはり目立ちにくくなります。よくあるアルバイトやサークル、部活動のよくある経験は避けたほうがいいです。アルバイトでも貴重な経験、成果をしっかりと出しているなどあれば大丈夫です。エピソード自体は珍しくなくても、切り口を変えることで他との違いを出せるので、工夫が必要です。インパクトがあると企業担当者も最後まで読んでもらえる可能性があります。また、その内容で伝えるポイント(何を一番伝えたいか)も重要なので、インパクトがあっても何を伝えたいかわからない文章にならないようにしないといけないです。
それから最初の2行目までが特に大事なので、そこで結論まで書いて、伝えたいことをわかりやすく表現したほうがいいです。
以上、ESを書く際に大切な3つのことを書きました。これ以外ももちろん大事なことはありますが、ひとまずここを意識するだけでも大きく変わると思います。また来週以降もほぼ毎日学生の面談が入っているので、こちらも真剣にアドバイスしていきます。コロナに負けないように一緒に頑張りたいです。
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