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初心

人生初、ブログを始めることにした。

誰の為というよりかは、多分自分の記録の為に定期的に書いていこうと思う。その時感じたこと、考えたことはとても貴重なのに、意外とすぐ忘れてしまうから。

まず、この年になって現業から離れて3年間も大学院生をするということは物凄いチャレンジだということを改めて自覚しなければならない。会社も相当の覚悟で送り出しているし、家族を連れて海外で生活するのは大きな責任を伴う。自分自身のポテンシャルを信じて飛躍的にステップアップしなければ何の意味もない。 
とは言うものの気負っても良い結果が付いてくるとは限らないので、自分自身がこの学生生活を楽しむこと、建築への興味を深められることを第一に考えたいと思う。

この留学期間で達成すべきことは、

 1. 自分にしかない価値観を育てる
 2. 世界から集まる優秀な人間との人脈をつくる
 3. 設計におけるアイディアの引き出しを増やす

なんだと今は思っている。(多分変わるんだろう)
特に1、2はここにいないと出来ないこと。スタジオ・勉強に集中することも大切だが、常にアンテナを張って、周りで起こっていることに敏感になることはもっと大切だと思う。そうすれば3年後に見ている世界かなり広がるはずだから。
3は当たり前だけれども、自分に足りない部分でもある。編入、学卒で入社したので2年しか建築を学んでいない(その後もそれ程勉強していない…)ので普通に知識が少ない。真面目に課題に取り組めばアイディアもツールも増えていくはず。

また、渡米前に前上司に言われた事だが、帰ってきた後どんな人材になりたいのかは常に意識しておくべきだ。会社に戻ってどんなポジションで何をしていたいのか。また会社以外で何ができるのか。正直、今は明確なビジョンは無いけれど、こんなイレギュラーなキャリアなんで、自分の道は自分で切り開ける可能性が高いはず。言葉にすると大袈裟だけれども、この後の人生を左右する岐路に立っていると思わなければ。もちろんどう進むかは自分の立ち振る舞いで決まる。

自分自身を分析することはかなり辛いことだけれど、最初のブログですべきなんだと思う。さすがにこの年になると分かってくるが、自分の弱みは、

 ・器用なんだろうけど、その分トップになる努力ができていない
  (80点は取れるけど、そこで満足してしまう)
 ・他人の反対を押し切ってまでも自分のアイディアを達成しようとしない
  (とてもサラリーマン的な設計者)

だと思う。つまりは、上手くまとまればOKという姿勢なんだろう。これは15年前の日本の大学生時代から多分変わっていない。当時の担当助教に言われて今でも痛烈に覚えているのは、「お前は器用貧乏だから(そのままじゃ大成しない)」という言葉。ズバリだと思った。今振り返れば中学生ぐらいからそんな感じだった気がする。ただ、変われるとすれば今しかない。この留学が無ければ20年後も同じことを言っていたと思う。
誰かがこんなようなことを言っていた。「殆どの人はあとほんの少しのところで諦めてしまう。先は真っ暗に見えるがあと一歩で新しい世界が開けたのに、それまでの努力を無駄にしている。」ここでは、その一歩を出せるかどうかが試されているんだろう。

取り留めもないが、これが今の僕の初心。

読み返してみると、なんだかすごくカッコつけている感があって嫌だな。
ブログってこんな感じかな?

あと、アメリカの国立公園を制覇するのも裏テーマ。


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