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SNSで何でも手に入る時代だからこそ、重要なこと。

どんな情報もネット上で大体は手に入る世の中になりました。料理、語学、スポーツのテクニック、、、。
もちろんエクササイズも例外ではありません。2020年からパンデミックを起こしている例のウイルスも手伝い、各SNS上で様々なエクササイズやストレッチを見て、ノウハウを聞けて、実践することができる時代です。


僕もフォロワーで見るとまだまだ弱小ではありますが、各SNSでエクササイズやストレッチ、考えなどを発信しています。



その中で改めて伝えたいこと。

「身体の痛みやコリなどの不調は1.2回で良くはならない」

これです。

これは皆さんが頭の片隅で実はわかっていることでもあると思います。


「5秒で腰痛が治る!〇〇ストレッチ」

みたいな動画を見たことある方も多いかもしれませんが、まず有り得ないです。
少し身体を動かせば大なり小なり変化は出ますが、そんな数秒で何ヶ月(もしくは何年)蓄積してきた身体のクセが変化することはありません。

サッカー少年がメッシのシュートをYouTubeで見て、すぐに打てるようにはならないし、大谷翔平のようなバッティングも、見るのとやるのでは大違いです。
極端な例ですが、これらと同じ話です。


まあ、これは発信している側もわかってやっていることだと思います。わかっていなくて本心でそう思っていたら本当にとんでもないです。
"タイトル受け"しなければ数字を取れない事情もわかります。そういった方を批判する記事を書こうとも思いません。



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ここ数ヶ月で美容室を経営されている方3名の方と話をする機会がありました。その中でそれぞれの方が口を揃えて言っていたのがこれ。

「SNSのフォロワーが多くても実際に店に行くと対応が雑な人も結構いる。フォロワー集めのテクニックとカットのテクニック&接客は比例しない」

もちろん全ての方がそうではないですが、こういう美容師が増えてきているそう。
これは、トレーナーやセラピスト(に限らず)にも転用できる話だなと思い聞いていました。




どんな時代になっても根っこは変わらないです。




僕らで言うと、身体の痛みなどを抱えている方と接することが多い中で。

その方にしっかり向き合い、話をしっかり聞き、トラブルの原因を見つけ、そこに対処し、現状や予測を説明する。
安易に「すぐに良くなりますよ!」このような軽い言葉は使わない。

という、文字にするとさも当たり前のことを、目の前の方に軸をぶらさず行うこと。
僕らの職種は"職人肌"のジャンル。という言葉は良く意味でも悪い意味でも使われます。悪い意味で形容される時は、ベクトルが自己満足や"SNSウケ"に向いている時です。

様々な方法で情報を取れる時代だからこそ、こういった根っこの部分がより重要になってくると思っています。
様々な面で不安定な世の中で、思うことも多い日々ですが、こういった軸はブラさず日常を生きていこうと強く思う、2022年2月です。





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