愛着障害の克服

受け入れがたいが、自分自身に愛着障害があるらしい。いや、愛着の障害があることは、間違いない。自分が回避型と言われる精神構造をしていることが分かってきた。めんどくさいことを避け、恥ずかしいと思うことはを避け、嫌なことを避けてきた。共感性に乏しく、現実の利益で、物事の価値を判断する。と岡田先生は言う。なんだか最低の人間と言うか、いいところがない人間なんだとびっくりしてしまう。悲しくなるのではないので、まさに回避型の人間なんだろう。

この一種の危険を回避するということは、うまく人生の荒波を乗り越えていく非常に上手いやり方だと思ってきた。もちろんすべてを避けてきたわけではない。勉強嫌いな父からは、勉強してまで大学なんて行かないで働けばいい。と言われ続け、反対に受験勉強して、大学に行かせてもらった。

こんな私でも、人を好きなり寄り添いたくなることも多々あった。
結婚式は、めんどうで嫌だったが式をその当時最低人数にしてあげ、結婚をした。離婚は、結婚よりも10倍めんどうなのに10年をかけて離婚をした。

結婚に懲りたかと思っていたら、さらに人を好きになり再婚をしてしまった。どちらかと言うと人に教える方が好きな私だが、岡田先生の存在を妻に教えてもらってしまった。

自分ではまったく気づかなかった愛着障害。岡田先生はこの本で克服の仕方を教えている。全く頭が痛いが、面倒くさいが克服していくことにした。時間がかかるようだが。

長年気づかず知らなかったことを知ってしまった。これが無知の知。ということは、当然ながらまだたくさん知らないことがあるのだが、この先何十年生きても、多くのことを知らないままこの世をさることになるのだ。無知の無知。最近知った言葉に抵抗を感じている。

明日は、岡田尊司先生の「回避性愛着障害」にこのnoteで触れてみる。

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