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純セレブスピーカーで聴く!音源マガジン2021年7月4日 グリュミオーの録音は全部聴こう!

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アルテュール・グリュミオー Arthur Grumiaux
1921年3月21日に生まれ1986年10月16日に世を去ったベルギーの名ヴァイオリニスト。
デュボアとエネスコに学んだグリュミオーは、正統フランコ・ベルギー派のスタイルを戦後に残しました。特にモーツァルトの演奏には定評がありましたが、サン=サーンス、フランク、ラロ、ルクーなど、フランス音楽でも高貴な名演を聴かせます。
DECCA(旧PHILIPS)にはモノラル時代から、優れた演奏を数多く刻み込みました。又ブラームス、ベートーヴェンなどドイツ系音楽でも艶やかな音色で非常に格調高い優雅な名演を聴かせました。
とりわけピアニストのハスキルとの演奏は「黄金のデュオ」と評され数々の名盤を遺しました。
1961年には来日も果たしています。

ユニバーサルミュージックより

名ヴァイオリニスト、アルテュール・グリュミオーの録音の紹介です。
先日、メルカリでグリュミオーのCDを見つけ購入、純セレブスピーカーで聴いてみました。

グリュミオーのヴァイオリンの音色は大変素晴らしいものだとは知っていましたが、純セレブスピーカーで聴くと、さらにびっくり。
音の美しさに心底うっとりしました。

純セレブスピーカーって本当に音楽の魅力を十二分に感じさせてくれるんです。

聴いてみて実感したのですが、モーツァルトは特に素晴らしいと思いました。

以前純セレブ教・教祖片岡祐介さんもお勧めされていたワルター・クリーン(ピアノ)とのモーツァルトのヴァイオリンソナタは必聴でしょう。

他に素晴らしいのは小品集

これも心に染みる。
BGMとして聴くには少々音が強すぎる感がありますが、一曲ずつじっくり聴くと味わい深いものがあります。

オーディオ評論家長岡鉄男も推薦 ヴィヴァルディの四季

おそらく四季のレコードの中でも録音ではベスト3に入る優秀録音盤
TELARCやDELOSやCALIOPEや、イ・ムジチのデジタル録音(PHILIPS) とくらべても優れていると思う。ただし、オーディオマニア好みの録音である。それはスペアナを見てもよくわかるはずだ。低域、超低域ののびが物凄い。 すべての四季の中で最高と断言できる。だが四季の演奏に重低音、超低音を出す楽器が使われていたか?答はもちろんNOである。 50㎐以下の信号はすべてノイズなのである。このノイズはほとんどが車の音と推測されるが、それ以外の正体不明の超低音や演奏ノイズも入っているようだ。 車の音がはっきり識別できるのは”春”のラルゴの部分だ。演奏が静かなので車が傍若無人に走り回っているのがよくわかる。
車の音や小鳥の声が入っているレコードはまず十中八九、優秀録音盤である。それは自然の環境でオフマイクでとっており、ローカット・フィルターを入れていないことの証明でもあるからだ。このレコードの演奏はTELARCなどにくらべると特にテンポは早くないのだが、聴感上は非常にきびきびとした、力強い進行で、オリンピックの体操なら100点満点という感じ。 かなりの緊張感を強いられるが、ルーズなところ、ダルなところが皆無で、一種のそう快さがある。 音色も明るさの中に深みと艶があり、音像定位がリアルで音場もナチュラルに広い。 マトリックス・スピーカーで再生しても他の四季より音場が広いので本物だということがわかる。

長岡鉄男「外盤A級セレクション」より

以上です。

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