デュッセルドルフで27,000歩歩いて飲んで食べた話

2024年7月9日 07:15

Day16 2024/05/30(木)

ドイツ滞在2日目となる今日は、ケルンの隣町デュッセルドルフに向かいます。鉄道でわずか30分と近いです。ケルン中央駅からケルン・メッセ・ドイツ駅へ。そこでICEに乗り換えてデュッセルドフル中央駅を目指します。しかしドイツの駅の電光掲示板はとても分かりやすいです。ブリュッセルとは異なり、情報が過不足なく表示されていて安心です。ドイツの鉄道は頻繁に遅れるので批判されることが多いですが、電光掲示板のデザインは良いところだなあと感じました。

ICEに乗車したらあっという間にデュッセルドルフです！朝早い電車だったのでまだ9:20分です。荷物を預けにホテルへ。「CVJMデュッセルドルフホテル&タグン」というホテルなのですが、YMCAのドイツ版？による運営のようですね。超早い到着だったのですが、フロントのお兄さんが爽やかな笑顔でとても親切です。荷物だけ預けるつもりだったのですが、何やらほかのスタッフに確認しにいってくれて、清掃済みの部屋があったということで即チェックインさせてもらえることになりました。有難い限りです。建物はいわゆるホテルとは異なっていて、もともと何だったんでしょう？学校か何かみたいな雰囲気。部屋はバス＆トイレのドアが閉まらないものの笑、他は清潔で快適でした。

午前早い時間に着いたので1日たっぷり時間があるぞ。ということで、デュッセルドルフ観光に繰り出します。実はデュッセルドルフについてはアルトビールと漫画MONSTERの舞台であったことを除くと予備知識がなく、適当に検索して興味のあるところを巡ることにしました。

まずはデュッセルドルフ中央駅前にあるホテルから近い「インマーマン通り」へ。ヨーロッパ最大？の日本人街ということで、確かに日本料理のお店が多いのですが、残念ながら朝早いので開いているお店はありません。何だか日本食が食べたくなってしまいました。そしてライン川へ向かってそぞろ歩いていると道中に大きな綺麗な公園がありました。「ホーフガルデン」というそうです。この公園、なんと鳥の楽園なんです！いきなり目の前を白鳥が優雅に散歩しているじゃあないか。日本では見かけないカラーリングの鴨達も幸せそうに暮しています。眺めていてほっこり癒されました。

ライン川に着きました。折角なので「オーバーカッセラー橋」で対岸まで渡ってみます。地理や世界史で勉強したライン川を歩いて渡る日が来るとは・・。ライン川は雄大にゆったりと流れていて、橋からの景色は広々として気持ちが良かったです。

続いてアルトシュタットという旧市街を抜け、「カールスプラッツ」という市場へ。ここはとても楽しい場所です！魚介類や野菜がたくさん並んでいます。海外の市場ってわくわくしますよね！

そして飲食店もたくさんあります。Google翻訳でドイツ語のメニューを翻訳しながら色々見て回ったところ、ドイツに来たら食べたかった「カリーブルスト」を発見！早速いただきます。なんとヨーロッパに来て初めての現金決済のみでしたが、持ってますよ！現地で食べるカリーブルスト、ジャンクで美味しかったです。他にもリースリングなどドイツワインをグラスで飲めるお店などもありとても気になりましたが、まだ昼前なので次なる目的へ向かうのでした。

現代アートを楽しみたくて「K21近代美術館」にやって来ました。過去にはジェームズ・タレルやクリスチャン・ボルタンスキーも展示していた美術館です。1階から屋上まで中央が抜けていて解放感あるレイアウト。この日はMike Kellyの特別展も見ることが出来ました。

美術館を後にして、更に南へ。面白い建築がいくつかあるということだったのですが、生憎雨が降ってきてしまったので、有名な「メディアエンハーフェン」だけ見てホテルへ帰りました。朝からたっぷり歩いてなかなか疲れました。あとで振り返るとこの日が旅行中最多歩数（2万7千歩！）を記録していました。

ホテルで疲れを癒して、夕方からはお目当てのビールを飲みに再び旧市街へ繰り出します！デュッセルドルフと言えばアルト！ということで、老舗の名店「Uerige」へ。ケルンと同じく、アイコンタクト１つで縦長のわんこグラスに注がれたアルトビールが届きます。コースターに杯数が記録されるシステムも同じ。でもビールのスタイルは全く違うんですね。ケルンのケルシュに対して、デュッセルドルフはアルト。モルトの甘みが楽しめます。