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English learnerです。講師です。<4>勉強用のノートを1冊終えて思うこと。

2019年8月9日から使いはじめた、英語の勉強用のノートを、今日書き終わりました。そもそも英語の勉強に限らず、何か新しいことを始めるときには、ノートや手帳を1冊用意してしまう、ノート好き、手帳好きの私。問題は、飽きっぽく持続力のない性分が災いして、最後まで使い切ることが本当に、まれだということです。何とか使い切れるようになったのは、いま、勤務している英会話スクールでの仕事用のノートだけ。

ですので、この達成感たるや。もう本当に嬉しくて(しかも、結構値の張る、大好きなRollbahnのノートを使い切ったので)、それだけで「もうこれは、noteに書かねば!」(もちろん、洒落ではありません)と思ったわけです。

使い始めたときは、NetflixやAmazon Primeなどで英語のTV番組や映画を観たときに聞き取れた新しい表現を、まとめようとしていました。『クイア・アイ』と『Sex & The City』を1話ずつ勉強している形跡があります(これはこれで、また久々にやってみようとしていて、最近、無印良品でノートを買いました。続きますように)。

で、5ページめから、オンライン英会話のレッスンの予習用に変わっています。1レッスンにつき、ほぼ1ページ。2019年9月13日から始めています。いやあ、いろんなノート術でよく紹介されていますが、日付を残しておくことっていいですね。こうして振り返るとき、とっても便利。

そして、今日2022年4月30日の午後に受けたレッスン分で、このノートを書き終わったわけですが。
途中退会したときもあったとはいえ、2年半で1冊って、かなりのスローペースだなあ、と痛感しました。毎日レッスンを受けらえる月額定額制のサービスなのにね。

このサービスの本人専用ページを、さっきネットでチェックしましたら、レッスン回数が、今日をもって、ちょうど150回で、レッスン時間は計75時間(レッスンは1回25分)。

この数字(ほんっと、数字って正直ですよね)をどう見るか。

いえね、確かにね、このレッスンを受けるようになってから、英語力が上がった実感はありますよ?でも、合計たったの75時間なんです。

いやいや、予習に30分はかけていて、レッスン中は、フィリピン人の先生と英語だけで会話だから、ノートで勉強するときは、単語の意味も全部英英辞典で調べて書いてて、レッスン中に学んだフレーズも赤ペンで、英語で書いていて……。と、言い訳したい、もう一人の私もいます。

だから、仮に予習時間も足して1回55分、英語に触れているとしよう。55分×150回=8250分。137.5時間。起きている時間を1日18時間として、たった7.6日分でした。嗚呼。何度も書きますが、数字って正直すぎる。

オンライン英会話での勉強に限れば(ほかの方法での勉強も、ちょこちょこはやっているし、仕事では英語を使っていますが)、私が英語に触れている時間は、2年半かけて、たったの1週間分に過ぎなかったわけです。

私は留学経験はありませんし、(今でも留学に夢はあります。老後の楽しみにと思っています)、海外旅行も20年以上行っていません。つくづく思いました、留学って費用対効果が高いよなあ、と。

誤解していただきたくないのですが、留学さえすれば、英語が話せるようになるとは思っていません。ただ、英語に触れる絶対量が、やはり違うんですよね。語学に早道はないのは確かですが、少しでも早く効果を上げたかったら、質や方法論もさることながら、圧倒的な量がやはり大切だよなあ、と思います。

……とはいえ、この2年半の自分を、卑下してばかりいるわけでもありません。前述通り、オンライン英会話のおかげで、私の英語は、ゆるやかにではありますが、伸びた実感があります。いちばん、変わったのは、これは、レッスンの最後の、最後の先生からのフィードバックからもわかるのですが、会話に詰まったとき、考えているときの、filler(繋ぎ言葉)やポーズが格段に減ったことです(当初は、よく指摘されていました)。アウトプットの場として、オンライン英会話、本当にお勧めです。

絶対量が大切であることと同時に、「継続は力なり」であることも、上達においては真実。これからも、ずっとずっと生涯English learnerとして、学びを楽しんでいきたいです。

でも、でも! 明日から使う予定のオンライン英会話用の新しいノートは、もっとハイペースで使い切るぞ!


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