へらへら笑ってろ(双極性障害の私)。<8>モーニング・ページで自己を治療する。
noteを始めて、1年経ったみたいです。
登録だけしてずっと書いていなかったんですけどね。でも、不定期ではありますが、最近、少しずつ書くようになって、生きていくのが前より「さらに」(書く前も楽しかったんです)楽しくなりました。書くこと、本当に好きなんです。
しかも、読んでくださっている方がいる。こんなに嬉しいことはありません。ありがとうございます。
今日は、1月28日から、ふとはじめた、新しい習慣について書きたいと思います。モーニング・ページです。
『ずっとやりたかったことを、やりなさい(原題:The Artist's Way』という本で紹介されています。この著書のジュリア・キャメロンの本は、何冊か読んでいて、いまは、It’s Never Too Be Late To Begin Again(翻訳:『いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい』)という原書を読んでいます。
モーニング・ページのルールは簡単。
朝起きたら、まずこのノートに思いついたことをそのまま書くというものです。
厳密には、起きたら何をおいても書くこと、30分で3ページ書くことなどが紹介されていますが、私は朝起きたら、まずはコーヒーを作っていただきますし、だいたいA5の方眼ノートに1ページくらいです。毎朝書けているわけでもありません。
書いたものを読み返さないようにすることもルールのひとつで、私もそうしています。日々の記録でもあるので、読んでみたい気持ちになることもありますが、日記は、「ほぼ日手帳」に思いついたときに書いているので、別物として扱っています。
これ、本当にそうで、書いているうちに、「そうか、こうすればいいんだ」と解決策、次に進む方向性が見えてくることが多いんです。書き始める前には考えてもいなかったことが、書いているうちに頭に浮かんでくる。すごく不思議で嬉しい感覚があります。
著者は、一貫して、私たちはクリエイティブな存在なのだと書いています。この考え方も好きで、モーニング・ページを書くと「今日という日をクリエイティブな営みでスタートできている」という達成感、充実感を感じます。
別に、クリエイティブな内容を書けているわけではありません。でも、自分を「クリエイティブな存在」に向けてチューニングできるという感覚があります。自分軸をまっすぐ上に伸ばせているという、すっきりした気持ちになるんです。
また、私は、双極性障害をもつ人間として、とくにここ数カ月、自己治療になることがあるなら、何でもやってみようと思うようになってきました。
早起きすること、オンラインのサービスを使ってヨガのレッスンを受けること、1日に数行でもいいから、読書すること、よく眠ることなど。
どれにも効果を感じていますが、このモーニング・ページを書くことも、自己治療のひとつです。もちろん、毎月精神科を受診していますし、お薬も飲んでいますが、自分で自分をコントロールして、躁鬱を予防できているということが、日々の安心につながっています。
ちなみに、私は、モーニング・ページを、出勤の支度をする直前に書くこともあります。ああ、いま書きたい!となるのです。
そういうときは、たいてい仕事で何かストレスを感じていて、出勤することにちょっと後ろ向きになっています。
でも、不思議なもので、嫌な気持ちから書き始めるモーニング・ページを書き終わるころには、気持ちが整って、「よし、今日も楽しく働こう」という気分になっているのです。
これからも、ゆるゆるとモーニング・ページを書いていくと思います。まずは、目標はノート1冊書き終わることです(ノートを最後まで書ききることは、実は苦手です。これ、双極性障害と関係ありますかね?)。
今朝も、ユーカリのエッセンシャルオイルをアロマ・ストーンに垂らして、すっきりした気持ちでモーニング・ページを書きました。
だから、とっても清々しい気持ちです。
書くことの効用、ノート術が流行っているいまは、関連書籍もたくさんありますが、また改めてこのnoteに書いてみたいです。
【今日の1枚】
52歳の誕生日プレゼントとして買った造花。生花を生ける生活に対する憧れがずっとあったのですが、去年のクリスマス・シーズンにポインセチアの造花を100円ショップで買って飾ったところ、部屋がぐっと明るくなったので、以来、造花を集めています。最近の造花は、よくできていますよね。
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