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製造業実務でよく使うExcel関数

こんにちは。

自分は、某製造メーカーのサプライチェーン部門で働いているのですが、普段業務でよく使う、とりあえずこれだけ覚えておけば大丈夫だ!と個人的に思うエクセル関数をまとめてみたいと思います。


・Level1


Sum

とりあえず基本の合計集計。基本中の基本ですが、意外と超頻繁に使っているかと言うとそうでも無いです。でも基本なので覚えておきましょう。


・Level2

If

ぶっちゃけ、Ifが一番重要な関数なんじゃ無いかと思っているくらい、いろんなところで使えます。定型的な処理以外で、特殊な集計や算出をしたいときに、大体If使えばなんとかなるケースが多いです。逆に、If使えないと特殊ケースですぐ詰みやすい印象です。

Xlookup

2020年から実装されたようです。社会人が覚えるべきthe定番関数Vlookupですが、今後は Xlookupだけ覚えればいい気がします。

Vlookupは非常に便利でよく使いますが、色々難点はあって、例えば複数列を引っ張ってくる時は列指定を工夫しないといけなかったり、エラーが出る時の処理をIferrorとかと組み合わせて処理しないといけなかったり、ひと手間かかることはあったのですが、

Xlookupはそれらを全部一つの関数内で処理できるようになったのが素晴らしいです。さらにHlookup機能も使えるので万能選手。

気になる点は、Vlookupと比べて引数指定が増えたことと、はに指定を2回やらないといけないのがじわじわ効いてくることがあります。

Sumifs

製造に関係するデータは、さまざまな要素や条件と組み合わさっていることが常です。そういった時に、ある特定の項目の特定の要素だけを集計する、と言うことはよくあります。そう言う時にsumifsは役立ちます。

SumifとSumifsで引数の指定順番が違うのがプチストレス

Text/Left/Right/Mid

製造業の場合、製品番号などの管理コードが業務で頻繁に出るのではと思います。その場合に、番号の桁数揃えや、特定の識別コードの抽出など、意外とやることが多いです。そんな時に、これらの関数をちょこちょこ使います。


・Level3

Countif

これは本来の業務内容よりも、特殊なケース、データの整合性の検証などの時に使います。大量のデータに対して適応すると処理が重くなるらしいので、ちょっと好きでは無い

Iferror

Vlookupのエラー処理用で、セットでよく使っていました。ですが、上記で書きましたXlookupが出てきたことで、段々使用回数は減ってきています。Vlookupに限らず、エラー処理の関数は必要になるので、覚えておいて損はないかと

Subtotal

主に、フィルターをかけた時の小計値計算で使います。Pivot使えればいいので、無くてもそこまで困らないかも


・Level4

Match/Index

大量のデータの対して、Vlookupを高速処理する際の代替案として初めて使いました。メインでは使いこなせてないのですが、奥の手とし持っておくと便利ですね。もっとガシガシ使いこなせっるようになりたいです。

Offset

・・・すみません、挙動がまだマスターしきれていません。これをガシガシ使いこなせれば、もっとできることの幅が広がる気がします。


・+α

Product

恥ずかしながら最近知りました。足し算をするときはSumですが、掛け算をするときの関数があるのを知りませんでした。これ、普通に便利ですね。製造業ですと、稼働日や稼働率の計算とかをする時に、大抵複数の数値を掛け合わせることが多いので、これ使うと便利です。

Year/Month/Day

データ集計をする際の前処理用にちょこちょこ使います。



以上、個人的なよく使う関数紹介でした。

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