父のこと#18 かたづけ
父が亡くなって、忌引きがあるので
家の片付けと年末までにできる手続き等をしている。
兄弟3人でとにかく、書籍が多いのでその処分のための整理。
そして、父には変な癖があり、それは本の間にモノを挾むこと。
何だろうか、本の中に置いている? みたいな。
そこで、とりあえず、本をペラペラとしながら本棚2つを確かめる。
確かめたものは、後日、買い取りに来てもらう。ただ古い本も多いので値段がつくかどうかはどうでもよくて、処分していただく。
とにかく何でも挟んでいる。
昭和の宝くじから、テレフォンカード、旅行での乗車券
新聞の切り抜き、これが一番多かった。
そして、終わったクレジットカード
いろいろな写真
父が40代の給与明細、源泉徴収票
100円札ほか、お札がチラホラ。
とりあえず本棚2つから
現金は合計6万1千円(千円札は夏目漱石だった)と百円札、1円札、50銭、10銭、5銭、1銭札…。
やっぱり、確認しないともったえないね、と言うことに。
でも、なんで父はそんなことしてるのだろうか
まさか、ないとは思うが、今日の日をイメージしていたのだろうか。
でも、兄弟3人で昔の本をペラペラしながら、本の間から出てくる色々なものについて、昔の父を思い出しながら作業していた時間は、ちょっとタイムスリップして楽しかった。
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