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自我が現実をつくる⑥

自己対話のセルフトークは1日約5万回行われており肯定的な自己対話によって脳は活発に思考します。否定的であれば思考停止またはネガティブなイメージを繰返すことになるのですぐにやめましょう。
私は素晴らしい。何でもできる。必ず解決できる。心の中で強く唱えます。そして重要なのは他言しない。ドリームキラーには言わない事です。
言っても大丈夫なのはプロのコーチだけ。

言葉から始まるストーリーはとても大切です。例えは試合で負けた映像を何度も見せられると負けることが正しいと刷り込まれます。お前は達は弱いんだと何度も言われると弱いと思うのです。言葉から映像になりそれが情動記憶となりそして習慣になってしまうのです。

セルフトークによってセルフイメージが作られます。セルフイメージの事を自我と呼びます。心の中でのつぶやきや発している言葉はどのような内容でしょうか。一度しか起こっていない出来事もセルフトークを繰り返すことによって何度も経験したこととして記憶されます。
それは自身だけではなく他者からの言葉も同様です。言われたことを何度もセルフトークすることによって記憶されるのです。さらに無意識はそれが本当の事かどうかは関係なく拒否せず取り込んでしまいます。
確かめずに「そうなんだ」と納得してしまうと本当のこととして記憶されるのです。

良かれと思ってかけている言葉も注意が必要です。
「事故を起こしやすいから気を付けて」と乗り物を運転するセルフイメージが事故を起こしやすい自分になると言葉・映像・情動のセルフトークは事故が起きている映像を想像します。そして運転が下手な自分という自我を形成
します。人は映像を求めています。事故を起こした映像をイメージすると自ら映像の通りになろうとするのです。

人は成功体験と失敗体験のどちらの記憶が多いのでしょうか。
例えば数学の問題を正解した場合は復習しません。なぜ正解したのかというと分かっているからとなります。
そして間違った場合はなぜそうなったのかを考えるので失敗体験は過去を振り返るということです。人は失敗した記憶が圧倒的に多いと言ってよいでしょう。それによって出来上がった習慣を変えるのは意図的に正確に行う必要があるのです。簡単に変わることはありません。無意識の奥にしっかりと保存されているです。

セルフトークをコントロールしましょう。正しいセルフトーク行うことで新しいセルフイメージができあがりコンフォートゾーンが変わります。
そしてストコマが外れ新しいゴール達成に必要なものが見えるのです。
マインドを変えるにはセルフトークをコントロールすることがとても重要です。肯定的なセルフトークを続けて過去の否定的な情動記憶から解放されましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

<用語>
セルフイメージ
自我

ビリーフ
情動記憶からできあがった信念

ビリーフシステム
出来上がったものの見方、正しいと思っている事

認知的不協和
現状維持と違った行動をとる時に現れる不快な状態

マインド
脳とここの使い方

コンフォートゾーン
居心地の良い場所

ハビット
決定している習慣

アティチュード
選択するが選ぶものは同じ習慣

ビジュアライゼーション
想像によって描く鮮明な映像

セルフトーク
言葉・映像・情動。思考の3つの軸。1日5万回発せられている自己対話

RAS
網様体賦活系。人に備わっている機能で不要な情報を遮断して重要な情報を通過させて知覚します。

ストコマ
RASによって見えなくなっている物。 

ゴール
心からなりたい事。やってみたい事。
※誰にも言わない。

ゴール設定
現状の外である事。

アファメーション
ゴールの世界の臨場感を上げる技術。

ホメオスタシス
恒常性維持機能。外部環境によって寒さを感じると震える。暑いと汗をかいて心地よい状態を維持しようとする機能。

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