【BARCA HUB】 フィードバックは大切、ただここだけは気をつけて。
今回の記事でも僕自身も実際に通っていたBARCA INNOVATION HUBでの記事を1つ紹介したいと思います。
皆さんFEEDBACKという言葉は当たり前に知っていると思います。そしてそのFEEDBACKが指導者にとってもプレーヤーにとっても何かを改善していく過程の中でとても重要な働きをすることも既に理解されているかと思います。
しかしそのFEEDBACK、なんとなくただ行うだけになっていませんか?
行う方法によっては、ただ行うだけの意味のないFEEDBACKになりかねない可能性が大いにあります。
そんな無意味な時間を削減するために、当記事ではバルセロナにあるとあるスポーツ大学で行われた適切なFEEDBACKを行うための実験結果を紹介します。
※また今回の記事で紹介するFEEDBACKは指導者がトレーニング中にプレーヤーに対して行うFEEDBACKの場合を指します。
まず初めに、FEEDBACKにはプレーヤーを喜ばせる効果があるということを理解する必要があります。何を今上手く行えていて、何を上手く行えていないのか?を伝えます。
ここでの指導者の意図は、トレーニングで行っているアクションを達成したい目的に結び付けさせることにあります。そして既に達成したことをさらに深いものにするために、強調し続ける必要もあります(成功体験の反復作業)
選手の思考としては、今自分が行ったことに対してポジティブな評価を指導者から貰えば、「繰り返そう!」といった思考になります。このようにして、彼らに対しての解決策の発見の手助けを行うのです。
とある実験結果から見る【FEEDBACKを行う際に注意すべきポイント】
次に当記事の本題に入ります。
数シーズン前に、バルセロナに位置するINEFというスポーツ大学においてとある実験が行われました。
実験内容は以下の通りです↓
そしてこの実験を行う中でFEEDBACKに焦点を当てると、なんと全てのセッションで合計1728回のFEEDBACKが行われました。
さらに、行われた1つ1つのFEEDBACKを分析すると次のような非常に興味深い結果が出ました。
この実験結果により、指導者がプレーヤーに情報の提供を行う際(FEEDBACKを行う際)の考慮ポイントが以下のように浮き彫りになりました。
いかがでしょうか?
あくまでもこの考えは一例に過ぎませんが、普段選手たちに皆さんが行っているFEEDBACKと比較をしてみて何か新しい発見があればなと思います。
それではまた!
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