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「吾唯足知」=「武舞奉禅」極意は具体的に人生を変える

天手Amante哲学・「武」は秩序を作る力

以前、古来の日本人は「武」というものが、この宇宙を作った引用よりも古い「秩序をつくる根源の力である」…というお話をしました。

今日は、その具体的な方法論の極意を僕の創始した武術「天手Amante」の授業の時に話した内容を元に紹介します。

=吾は唯、足を事を知るなり=

この板書の中央の文字をなんと読むかご存知でしょうか?

天手Amante武術クラスの板書

これは「吾は唯、足を事を知る」と読みます。

足ることを知る生活は、物事をありのままにみて、物欲や名誉欲、自己承認欲求や嫉妬、妬みなどとは無縁な、落ち着いた心を持って生活する事を生み出します。

京都の竜安寺の蹲踞(つくばい)には、この言葉がデザインされこの文字が刻まれ、真ん中の口のところが水を溜める所になっています。

そうしたあなたの心が創り出す環境こそ、冷静にものを見てありのままの状況判断を可能にします。それが身を守り家族を助けて社会を良くし、平和な秩序をつくる「武」の精神が必要不可欠だという事です。

「なるほどー、足る事が、平和な社会をつくるのかー!これから足る事を知って暮らします!」…そう思っていただいた皆さん、ありがとうございます。
しかしどうすればそうなれるか?という点に関しては、その人それぞれのセンスにかかっているわけです。

実際に「吾は唯、足を事を知る」を実践しようとしても、いやー質素倹約、心を穏やかに…誰にも腹立たず、決して怒らない…などというのは、根性論でも長続きしないし、気がついたら忘れてる…そんな事になりがちなのではないでしょうか?

=「武舞奉禅」が、具体的にあなたの人生を変える=

そのために具体的な哲学をまとめたのが僕のオリジナルダンスの「傾舞Kabuku Mai」のコンセプトでもある「武舞奉禅」です。

この4つの漢字はそれぞれ「吾は唯、足を事を知る」の「吾、唯、足、知」にそれぞれ対応します。

龍安寺の蹲踞

解説していきましょう。

●「武」とは、知る力

まず板書の左下にある太極図で、「陰極まれば陽、陽極まれば陰」といいます。しかし、何故このような構造ができるのでしょう。構造が出来るからには何かの力が働いているわけです。

つまり、これが「矛を止める」という文字「武」の力です。

矛の側が攻撃、これを防ぐ盾の手前が平和なわけで、これまさしく構造を作る「秩序」の力です。そして「吾は唯、足を事を知る」の文字の「知」の外側に「武」が書いてあります。

宮本武蔵は「敵を知り、己を知れば、百戦して危うからず」と言いました。

武の稽古は、敵の事を把握し、自分を知る力を身につけます。
そして、その時冷静に対処する外部からの力の処理能力(※CERCULERという)を身につけさせてくれます。

●「足る」とは禅の力

足る事を知る事は瞑想につながります。

心が寂性に向かい、ありのまま見る事は、自分の内部から溢れてくる感情をコントロールし、内面の様々な溢れる想いの処理能力(※ALETEという)を身につけさせてくれます。

●「唯」とは、舞うように生きること

唯そこに存在する、このありのままの美しさは、茶の湯などの「侘び寂び」に言われた思想です。何かを求め物質的な成果を得ようとするのではなく、その仕草、行動、立ち振る舞いそのものが、凛とした品のある美しい様になるように身を整えていく…そんな行為が「舞」です。

その日々の平凡な生活の修練をそのままダンスにしたのが、僕の「傾舞( Kabuku mai )」というダンスパフォーマンスなのですが、つまり、舞とは究極的には普段の生活習慣のことを言います。

まるで舞を舞うように生活していきましょう。

これは徳のある生活を指し、人々の為に生きる姿を含みますから貴方に「人徳」を身につけさせてくれます。

●「吾」とは、自らを「奉」ずること

武舞禅と自己を丁寧に洗練させていく中で、私というものは自ずと削ぎ落とされ、シンプルになるほど、あなたの本質が溢れて、いぶし銀のようにしっかりと輝いていきます。

その磨かれた「吾」というものこそ、天地のために捧げるためにあるのでは無いでしょうか?

そう、利他、利地、利世です。

奉納する対象は、権力者やご利益を得るためではなく、ただ天地に吾を捧げ、天地に吾を活かしてもらう…そんな心で生きていく事です。

この時に貴方は天の徳を積むことができ、「天脈」を手に入れられます。

昔から「金脈より人脈、人脈より天脈」といい、ツキやラッキー、運が良いのに勝るものはないわけです。

この4つの習慣が貴方の新しい秩序をつくる明確で具体的な行動です。

是非参考にしてください。

そして貴方の街で「天手Amante」が開講されたら、更に具体的に体感を持ってこの感じ方、鍛え方をお教えしますね!

【Jun Amanto】

幼少より武道武術を嗜みスタントマン、大道芸人を経てパフォーマーに…。
環太平洋の身体感から傾舞(かぶくまい)を創始。そこから生まれた独自のコンセプトEART(天然芸術)を使い願望達成から必然達成の時代を提唱。
空家再生パフォーマンスなどで通りすがりの人1127人を巻き込み「Salon de AManTo 天人」スタート。
現在、大阪中崎町を拠点に地域活性化を成功、天人グループとして複数店舗を運営、アートエコビレッジ「Area AManTo」と呼ばれる。被災地支援や国際交流、国内難民の受け入れなど天然芸術家として仕事とボランティアを分けないライフスタイル「天人」を世界に文化発信している。

=天響ノ道=

Jun Amantoが身体哲学構築のため環太平洋を旅し、先住民やその民族に伝わる伝統や古代の叡智をまとめた奥義秘技が開示される「天響ノ道(あまゆらのみち)」新規開講、募集始まりました!!
大阪校・東京校・与論島校同時開催
詳しい情報、最新情報は、こちらでご確認ください!↓

=EART LIFE LABO=

こちら記事は、オンラインサロン内に投稿されていましたが、一部粋で特別公開しました。
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