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15.肥満と低い知能は遺伝する 言ってはいけない残酷すぎる真実 橘玲

■具体的なアクションプランは?
親の立場ならば子供の性格は自分に近いことは感じ取れると思うので、自分がどのようにすれば成功体験を多く感じることが出来たのかを子供にやってあげれば、子供は多くの成功体験を得ることが出来る。成功体験が多い子供たちは自信を持ち、楽しい人生を過ごすことが出来るのではないかと考える。

子供の立場ならば親の性格を自分も持っていることを考え、「このようにすればいいのになぁ」と感じることをそのまま実施すればよいと思う。「人の話を全く聞かない」→「注意して話を聞くように意識しよう」、「運動は得意そうではない」→「運動ではないことに多くの時間を割こう」など。

■結論
ポジティブな要素だけでなく、ネガティブな要素も含めて親から依存するため、親が持っている見た目の性質(背が低い、太っている、精神疾患がある、癌家系など)だけではなく、知能(論理的推論能力と知能指数IQ)も遺伝するため、その遺伝に対する対策を事前にすることが大事である。

知能指数だけは努力で何とかなる、というのが世間一般の認識である。
しかし、事実は異なり、知能も遺伝する。

■詳細は下記
・これは不愉快な本である。ではなぜこの本を書いたのか?それは世の中に必要だと感じたため。いつも自分が聞いてて気持ちい主張だけ聞き入れている。世の中は耳障りのいい言葉で溢れている。人は幸福になるために生きているけれど、幸福になるようにデザインされているわけではない。

・現代の進化論の主張は体だけでなく、人の心も進化によってデザインされた。私たちの喜び、悲しみ、愛情、憎しみはすべて進化の枠組みで説明できる。世の中の出来事も進化の枠組みで理解できる。

・努力は遺伝に勝てないのか?
 →結論:勝てない
親から子供にが意見や性格が遺伝することは昔から知られていた
背の高い親からは背の高い子供が生まれ、せっかちな親からはせっかちな子供が生まれる。つまりメンヘラな親からはメンヘラな子供が生まれる、太った親からは太った子供が生まれる。
 →暗黙の規範

太っている女性には痩せるべき、という社会的圧力
暗い子供には明るくなれ、という教育的圧力
 →家族や友人の善意の励ましがこれ以上ないほど深く傷つける

ネガティブな要素も遺伝する

知能も遺伝する
・論理的推論能力 68%
・一般知能(IQ) 77%
どれほど努力しても運動音痴の子供は運動音痴だから、勉強できない子はどれだけ勉強しても勉強音痴
 →これは世間は認めていなく、知能は努力で改善すると考えている

身長、体重、知能、依存症、精神疾患、犯罪も依存する

音楽の才能の遺伝率は92%
 →音楽の才能はすぐわかる

身長の遺伝率は66%
体重の遺伝率は74%
身長よりも体重のほうが遺伝する

■私の感想
自分の子供が生まれてきて明らかに自分の遺伝子を受け継いだと分かる。見た目はもちろんのこと、性格もかなり近いと感じることが多い。私の場合であれば、相手に対してすぐ怒ること、人から教えてもらうのが苦手なこと、興味を持ったこと以外は全く集中できないことなどほぼ自分と同じだと感じた。逆に2番目の子供は明らかに妻に似ている。人から聞いて勉強するのが得意、ただし発信はあまり得意ではないなど。

この傾向から自分の子供たちに対する勉強方法は工夫すべきだと感じる。1番目には強制するような勉強方法ではなく、興味を向かせるような方法、2番目にはわからない話を沢山して興味を持たせるなど、子供にあった教育方法が必要だということ(当たり前だが。。。)分かった気がする

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