バイオリンの話(3年半終了)

こんにちは、じゅんです。
おっさん状態でバイオリンを習い始めてどうなるのかという実験と、トレーニングを受ける側をもう一度やることで自分が人に何かを教える時(xR関連とかオンライン移行とか)の参考にしようみたいな感じでヌルっと続けています。当面の目標はゲーム音楽を弾く事です(前回と同じ前振り)。

 前回の記事がコレです。今回は初めて人前(先生、家族以外の)で弾く事をやってみたというのが報告の大部分になります。といっても映画のエキストラみたいなデビューの仕方です。すごいハードル低い。

 JAMUSICAさんという場所で行われた、アイリッシュのライブに遊びに行きました。バイオリン×2、ピアノ、パーカッションの構成で2時間の間アイリッシュづくしで楽しみました。ゲーム音楽、最近もアイリッシュ寄りの出たのでほんといいよね。

 みんなで楽しむために、本編終了後のアンコール曲が観戦者参加型のものになっていました。当日は6名の生徒さん(私含む)が楽器持ち込み&レンタルで参戦し、ガヤガヤと弾いて無事終わりました。

 たまたま私の隣に座っていた女性がとても親切な方で、HoloLensかぶったまま演奏してる私を動画で残してくれたので、一人称視点での動作記録だけでなく三人称視点での様子を知ることができました。

 準備期間は思ったほどなかったです。
 10月にライブの開催が決まった段階で、弾く側としての参加をお誘いされたのでとりあえず即答しておき、中旬ごろに楽譜が共有されたのでそこから構成と音符を覚えるみたいな作業をしました。とりあえずメインの旋律1人と、サブのリズムパート2人みたいなハッキリした構成になっていたので、サブを両方覚えてあとで自分のパート(低い方)が決まりました。段階的な準備を進めていましたが、結果的にはもっともシンプルなパターンを弾くことになったので、逆にミスったらあかんなと思いながら本番は弾いていました(それでもミスった)。不思議なもので、終わった後に家で弾きなおすとちょっとうまくなってました。

 当初から、変な緊張をさせない宣言をされていた通り、
・配信カメラがこっちに向かない
・壇上に上がるとかはない
・譜面がシンプル
・だけど曲はガチャガチャしてるので個人は目立たない
・なんならこっちはちょっと照明が暗い
みたいな感じで配慮がされていたので、実際初心者でもなんとかなりました。

 毎週普段のバイオリンレッスン受ける際にも楽譜に関するフォローを受けられたので期待値のずれみたいなものもなかったです(練習時点で下手すぎてやっぱりくるなって言われたらどうしようとか思ったけどそんなこともなかった)。


 去年、盛夏音祭をサポートした時の報告記事に、Vn3くらいで今後がんばりたいみたいな目標を書いていました。VRCではその機会は特になかったですが、今回このセッションに参加できたことで、VR側で立てた目標がリアル側で達成できました。それがとても良かったです。

 レッスンの先生だけでなく他の楽器のプロの方とのセッションに加わることはレッスンだけではほぼ無いので、今回のセッションは貴重な経験になりました。企画していただいてありがとうございました。冬~春も企画してもらえばまた参加しようと思っています。だって上手くなるから。

 札幌の感染報告数0がちょうど最近報告されたタイミングでライブが開催されたのは本当に幸運でした。冬にどうなっているかはまだまだ読めないので、予防には引き続き気をつけながら過ごしていこうと思います。

ところで

この記事は2日くらいしたら構造が組み変わるかもしれません。なんとなく我々が普段からやっているハードル下げの方法論に通じるものがあるなぁと思いながらここまで書きました。そっちの観点から再度まとめなおすかもしれません。あるいは別記事にするかも。

おまけ

頭のセンサーだけで死角の中の動きをとるのは難しいものの、G線とD線を弾く時の右手は追跡できてる場面があったのでシェア。

(2021/11/8 1490字 60 min)






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