好きな小説を3つぐらい
ご紹介します。
殺戮に至る病/我孫子武丸
「かまいたちの夜」の原作者(って言い方でいいのかな)によるミステリー作品。
犯人側の目線と追う側の目線、犯人の身内の目線が交錯して進行する構成で、これがもうめちゃくちゃハラハラするし、展開が巧みで、圧倒される感じで。
内容がグロいしエロいしので人を選ぶというか手放しで人に勧めづらいんだけど、この読後感はすごかったので、個人的には印象深い作品。
ブラックロッド/古橋秀行
サイバーパンクならぬ魔法パンクSFというか、機械文明と合わせて?魔法文明が発展したディストピア的世界観で、その舞台装置としての設定や文章表現が実に外連味溢れてて、強烈な個性があって大好物。
感情がない魔術捜査官、吸血鬼の探偵、呪術士のテロリストというその世界にしか存在しない特性を持ったキャラクターが存在感を持って展開するストーリーが魅力的。
タイム・リープ あしたはきのう/高畑京一郎
『時をかける少女』インスパイアの、記憶のみが時間を超える能力に目覚めてしまった女子高生の物語。
これがめちゃくちゃわくわくする設定で、ネタバレあるので詳しい説明は省きますが、次の展開がずっと気になるが続いてどんどん読み進めてしまう引力がある作品。
ポップでさわやかで読みやすいので抜群におすすめ。
以上、全部ホントにおすすめ。
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