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B to B企業サイトのビジュアル素材は重要だと思う。が、決め手が見つからないという悩み。

本コラムはB to B企業で自社らしさを表現すること、コーポレートブランディング施策をサイトにおいてどのようにしたらよいのか?という点で悩んでいる同士に読んでもらいたい。

B to B企業特有の悩み?
自社がB to B企業であることから、それを運営する立場として象徴的なメインビジュアルを欲している。ずっと欲している。しかしコーポレートサイトに、これだというメインビジュアルが決め切れない。

今の姿を表現してみると
取り扱い品目やソリューションが多すぎて、自社の現在の姿を象徴的に表現することがとても困難に思える。つまり訴求ポイントを絞り込めていない状態。アマナのビジュアル画像と商材・ソリューションを組み合わせたような中途半端なビジュアルでやり過ごしている。

未来の姿を模索するも
そこで発想を変えてみた。今ではなく未来を、めざす姿を、ビジョンを象徴する
もので表現したらどうか?ということである。そしてめざす姿とはどうあるべきか?ということを仲間の広報部門、ブランド部門とともに検討した。結果出てきたワードは「イノベーティブな企業」ということ。かように抽象的なワードをビジュアル化するのは至難の技であることは直感的に分かった。で、現在も模索中である。どこの企業も「イノベーション」を連呼しているので差別化がとてもやりにくい。

一筋の光明が見えたが
そんな時、セミナーの案内メールがweb業界で有名な企業から舞い込んだ。まさしく私の悩んでいたことを解決してくれそうな内容だった。『B to B企業こそオリジナルのビジュアル素材を持つべきだ(私の記憶です)』的なテーマだったように思う。セミナーに参加してみて納得の内容だった。勧められたのは自社の事業を様々な機会を自ら設定してオリジナル撮影すること。撮影の仕方も、あと使いを考えてアングルやトリミング、ライティングを工夫して印象的に撮ることだった。このコンセプトだと現在の姿をイメージ的に伝えることになる。前言を翻すようだが「イノベーション」をビジュアル化するよりも難易度は低いように思った。クリエイティブの難易度が下がるかもしれないと。しかし、これはかなりの時間とコストが必要だ。発想には同意!あとは覚悟を決めるだけ!

サブスクでカメラマンに依頼するか?!
とは言え、自分たちでディレクションをしながらあちらこちらの工場や事業所を回るのは時間的に難しい。(私は個人的にはやりたいが)今考えているのは、センスの良い個人のカメラマンを定額で契約してイメージ写真を中心に取材してもらうこと。弊社のグループ会社には撮影部門があり、そこを卒業した気心の知れたベテランのカメラマンが大勢いる。彼らのスキルを活かすことはできないかと思案しているところである。自社グループのことを理解していること、少なからず金銭的補償があることなどから彼らのモチベーションに期待する。

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