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基礎や大切なことほど面倒くさいけど、積み上げれば確実に改善する。

昨日、初めてバイクスクールに行って来ました。
そこで先生から教えられたことに、他でも同じことが言えると思われたので、その話をします。

「教習所では学んで終わりの入門レベル。それで適当に走っても上手くならない。危険な上に疲れる運転をし続けることになる。そういう人ほど怪我や事故に遭う。
速さより確実であることの方が重要。

本当に上手くなりたいなら、基礎(優しい発進と優しい停止ができること・姿勢など)を積み上げ続けること。それもできるだけ頑張らずにやれる低いレベルを繰り返すことが大切。その方が効率的。
そして自分を追い込まず、他人と比べないこと。」

これって発達障害の改善に限らずダイエットなど他のことでも同じことが言えると思って聞いていました。

基本的な生活習慣を軸に改善すること。それと抱えている問題を対策を考えて実行すること。

多くの人は、一つのことで解決を求めがちです。そのせいで、多くの人は改善しなかったり失敗しています。かつての私を含め。

発達障害でいえば、ある薬さえ飲めば解決する。食事さえ見直せば治る。認知行動療法だけをすれば良い。
ダイエットで例えれば、あるサプリさえ飲めば痩せる。糖質制限だけすれば良い。

一時的には上手くいくかもしれませんが、上手い話には落とし穴があります。副作用であったり、後々に身体を崩したり反転作用のせいで続けられない。そもそも継続・実行の難易度が高い場合もあります。

1つのことで解決すると言われているのは、基本的に嘘だと思ってください。
一発逆転を狙うのは、博打と同じでリスクも大きいです。

結局のところ、生活習慣の見直しなど基本的な点から見直して、総合点を上げることが重要です。

ただ、脳はサボろうとする癖があります。そのせいで習慣になる前に続かず辞めてしまったり、効果を確認することをおろそかにしがちです。または一発逆転なことに飛びついてしまうなど。
それで上手くいかない悪循環に陥っているケースが多いように思います。
コツコツやること自体も面倒ですからね。

上手くいっている方のケースを聞くと、自分のできる範囲のことをできるまで実施する。意識せずにできるようになってから、次のことをやっていく。
積み上げてられているケースが多いです。誰しも初めの1週間は辛いと聞きます。
つまり、1週間を乗り越えられるレベルが自分のできる範囲と判断する基準になります。

改善方法は、たくさんあります。その中で自分ができる範囲を実施してみることです。
食事・運動・睡眠といった生活習慣や自律神経の改善するのが良いですが。
大変なら、スマホ・スマートウォッチなど、テクノロジーを活用する(予定ややることを記録しておき、定期的に知らせるなど)
ポストイットで見えるところに貼り付けていたり、ノートなどで自分のマニュアルを整理されていたり。
呼吸を用いたマインドフルネス。薬物治療から始められるケースもあります。

何事も、自分ができる範囲で簡単なことをコツコツやることが、改善・解決の早道です。
どれが早道かは、精神科医など専門家の意見を聞いてから判断されることをお勧めします。

なんでもコツコツやれば良いわけではありません。
”正しい(改善する)”コツコツを積み上げなければ、意味がないどころか悪化する場合もあります。

それで一定の期間(3ヶ月)試してみて、効果あったことはしばらく続ける。ダメならやめる。
効果が出ても、辛くなって止めないよう、しばらく負荷(時間や回数など)は維持。楽にできるようになって、初めて負荷を上げましょう。

それも深刻にならず、ゲーム感覚で。

参考になれば幸いです。

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