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大して能力のない発達障害者の仕事選びについて

今日は実体験を経て至った仕事選びの判断基準についてです。

仕事は下記の3つを基準に選んではどうでしょうか。
⒈苦手か嫌な仕事は避ける。
⒉人に褒められたことをヒントにする。
⒊できることで、やれる人の少ない仕事・職場。

⒈苦手か嫌な仕事は避ける。
 今までの人生経験や仕事(アルバイトを含む)体験で苦手だったこと・やりたくないと感じた仕事は避けてください。
 うまくいかなくて、周りに迷惑をかけたり、自身のストレスにもなります。結果的に仕事は続きません。
 私の場合は、人に声をかけるのすら苦手で接客・電話応対はストレスでやりたくありませんでした。突発の仕事が頻発したり柔軟に対応の変化を求められる仕事になるとミスも多く苦手です。

⒉人に褒められたことをヒントにする。
 自分にとっては簡単で当たり前と思っていることが、人には難しいということがよくあります。人は自分を客観的に見るのは難しいので、それになかなか気づかないものです。
 褒められたことには、自分が何を得意とするかの発見があります。
 20年も生きていれば、1つや2つ褒められたことがあるはずです。同じことで褒めてくれた人が少なくとも3人以上いたら、それは、あなたにとって得意なことです。
 私の場合は、手先の器用さ、パソコン作業でした。

⒊できることで、やれる人の少ない仕事・職場。
 3つ目に関しては、人やネットで見聞きしたり、仕事をしていく中で周りを観察したり、マーケット感覚を多少でも持たないとわかりません。
 例えば、できることがプログラミングだとしましょう。ソフトウェアの会社に行くと多くのプログラマーの中で埋もれてしまう可能性が高いです。
 それが経理の会社に行ったら、どうでしょう?経理でプログラミングできる人は、ほぼいません。しかし決まったパターンの仕事が多くあるそうです。そこでプログラミングで自動化して効率化できるのであれば重宝されます。
 つまり”自分の価値が高く評価される場所に身を置く”ということです。

自分のケースで話すと、苦手なコミュニケーションを避け、手先の器用さやパソコン操作を褒められたことからエンジニアを選びました。
能力が低かったので、初めは技術派遣の会社です。
仕事をしていく中で、市場価値が高く、やりたい人・出来る人の少ないと感じたノイズ評価の分野へ進みました。
(ノイズの評価・改善には、面倒な作業も多く、やりたい人が少ないです。そのため知識・経験を重ねるにつれて重宝されるのを見聞きした)
そして知識と経験を重ねて、それを高く買ってくれる会社に転職して働いています。

自己啓発書だと”好きなことを仕事に”と、書かれているケースが多いように思います。
中には好きを突き詰めて努力して評価されている人がいるのは知っています。そして好きで努力しても評価されていない人も知っています。
人に助けられたり、時代に恵まれたりと運の要素も大きく、現実はそんなに上手くいくとは限りません。
また、どんな分野にも能力のある人はいます。そんな人が多かった場合、上位に入れないとしたら、見切りをつけた方が良いかもしれません。

その判断をするには、1つでも自分なりに仕事を選ぶ価値基準を持つことです。
上手くいかなければ、持った基準を修正や加筆すると良いと思います。私自身、何度もそうしてきました。

私の仕事選びの基準が参考になれば幸いです。

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