見出し画像

余計なことに、気や頭を使いすぎて損してる事が多い。

結果を気にしたり、他人の反応を意識しすぎたり、先のことに関して思いをめぐらしすぎている。
そうして精神的に疲れたり、不安に押しつぶされている人が多いのでは?

そうなる要因は、自分がコントロールできること・できないことの区別が曖昧になっているからだと思います。

人は社会的な生き物なので、他人の目を気にするのは正常です。しかし、他人の評価を気にし過ぎたり、期待に応えすぎようとするのは異常です。

それは、他人に自分のコントロールを預けていることと同じだからです。

初めは、仲良くなる・人の輪に入るため親切心でやったことが、喜ばれることもあるでしょう。それが自分の喜びであるうちは良いのですが、義務感に変わった時、精神的な苦痛を負います。
相手も始めは喜んでくれても、だんだん慣れてきます。親切にされることが当たり前になり、要求が大きくなりがちです。

そうして過度な要求に対して答えられないと影で悪口を言われてしまったり、結果的に損するが多いです。また、親切心につけ込んで利用してくる人も出てきます。

そうしているうちは、物事に集中できなかったり、やるべきことを忘れてしまいがち(手段の目的化が起こりがち)になり、ミスしたり、ムダな時間を過ごしてしまうことになる。

自分がコントロールできることに集中することで、コントロールできないことに関して意識をとられたり、不安に思うことが減ります。

そうなるには、結果や相手の反応ではなく、自分の「判断と意思」に注目して、自分の行為に関してのみ意識と責任を持つことが望ましいと考えています。
結果に関しても、行為がもたらしたものであり、おまけのように捉えておくのが良いと思います。要は、気にしないことです。結果は自分のコントロール外にあるからです。

書籍やネットを読むと勘違いしている人が多いようですが、不安になる事は悪くありません。不安というのは、未来の自分に対しての警告です。「このままではいけない」だったり注意を促している。またより良い未来の自分になるように、危機感を煽っているだけです。
なので、不安に感じたタイミングで過去を振り替り、見直すことは良いと思います。でも、深刻になる事は鬱を発症させることになるので悪いと思っています。

テレビでネガティブな話題が盛り上がるように、人はネガティブなことに関心が強いです。特にリスクに関して課題評価をする傾向があると覚えておくと、強い不安感に陥る事は少なくなります。

参考になる点があれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?