沖縄製にこだわる理由
品質保証だけではない
確かに目が届き確認もできるし、日本の技術は細かく高いと言われている。
ずっとそう聞かされてきた。それが当たり前のように。
『本当にそうか?』
自分の中で疑問が出て、実際に中国の工場へ。
衝撃
とにかく早い、うまい。
自分が見たのは一部かもしれないし、視察した工場のレベルが高かったのかもしれないが、縫い目も綺麗で確実。
僕の個人的感想ではあるが、技術面はそう大差ないように感じた。
昔から言われている日本の方が技術が上というのはもう古いのかもしれない。
もしくは、日本の方がピンからキリまでの振り幅が狭いのでハズレないのかもしれない。
どちらにしても必ずしも日本製が優れているというのは言い難い。
ではなぜ沖縄製?
①生産者にも適正な料金を支払う。
適正な料金で商品を提供したいからです。
買う側にも価格=価値の適正料金。
生産者へも適正な縫製賃。
アパレル業は川下だけが目立ち、川上の人は目立ちにくい。
そしてコスト削減の皺寄せがくる。
だからやりたがる人もいない、若い人が来ない。
今の国内生産比率が3%まで落ちている要因の1つです。
②環境負荷の低減
飛行機や船など、輸送の際に発生するCO2。 日本製の商品は生産工程において船便や空輸を使用しない分、 海外生産のものに比べて物流に伴うCO2排出量を削減できます。
③良い物をより安く
中間コストを省くことで、商品作成費用に充てられます。素材、縫製、加工にその分お金を使えるので結果的に良い商品が生まれます。
僕が目指す
『沖縄で完結し、還元できるアパレル』
そのひとつで、良い物を沖縄で作り、製作費用を沖縄で落とす。
そういった循環、仕組みを作りたいと思っています。
まだまだこの仕組みの柱を何本か考えていますので、またご紹介させて頂きます。
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