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猿島探訪記:自然と歴史が織りなす別世界

先日、東京湾に浮かぶ無人島・猿島を訪れた。横須賀・三笠桟橋から船でわずか10分、この島は、江戸時代末期から昭和20年まで首都・東京を守るための要塞として利用されていた場所である。東京湾唯一の自然島であり、その歴史的背景と豊かな自然が魅力である。

猿島に上陸すると、まず目に飛び込んでくるのは、かつての要塞跡だ。以下の写真に示されるように、切通しと呼ばれる道は両側に苔むした石垣が立ち並び、その風景はまるで映画のセットのようである。特に早朝や夕方の時間帯には、光が差し込み、一層神秘的な雰囲気が漂う。

写真1: 切通しを歩く観光客たち。両側に苔むした石垣が特徴的。

この切通しを進むと、次に現れるのが、フランス積みの技法で作られたレンガ造りの建造物である。以下の写真はその特徴的なレンガの様子を写しており、当時の建築技術の高さを物語っている。

写真2: フランス積みのレンガが並ぶ壁。歴史的価値のある建造物。

次に、切通しの道の終わり付近で見られる、独特な階段とレンガ造りの建物の様子も印象的である。

写真2: フランス積みのレンガが並ぶ壁。歴史的価値のある建造物。

さらに、以下の写真では、切通しの別の視点からその壮大さを捉えている。

写真4: 切通しの全景。観光客が行き交う様子が見られる。

また、フランス積みについての説明が書かれた案内板もあり、以下の写真でその詳細が確認できる。

写真5: フランス積みの技法について解説する案内板。

最後に、レンガ造りの建物の近接ショットを以下に示す。細部までしっかりと作りこまれた様子が伝わってくる。


写真6: レンガの質感と積み方がよくわかる近接ショット。

猿島での一日は、都会の喧騒を離れ、自然と歴史が交錯する空間で過ごす貴重な体験となった。この島は、日常から少し離れてリフレッシュしたい時にぴったりの場所である。また訪れる機会があれば、四季折々の猿島を楽しんでみたいと思う。

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