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Web3がもたらす個人のエンパワーメント

Web1、Web2は世の中を大きく変えたゲームチェンジャーになりましたが、Web3は、より大きな社会変革を起こそうとしています。

Web3は、個人がより自由に活躍できるような社会を生みだそうとしており、個人のエンパワーメント革命でもあります。

脱中央集権

Web3の本質は、「個人ファースト」でより、「透明性」と「公平性」のある社会の実現を目指そうとしています。

脱中央集権」という本質的概念に基づき、会社等の組織より個人を尊重した「分散型社会」の実現を目指そうとしています。

仮想通貨は、仮想通貨取引所を介するものの、原則的には、銀行等の「中央集権型組織」を介さずのP2P取引、つまり、個人の端末同士の取引です。

仮想通貨は、P2P取引

現金を銀行に預けても、仮に国が経済的に破綻した場合、個人の銀行口座は国の力によって凍結され、使えなくなることがあります。

しかし、仮想通貨には、銀行や政府等の「中央集権型組織」が関与していないので、口座を凍結される心配がありません。

仮想通貨は、株価同様価値が変動し儲けたり、損したりというリスクはありますが、口座を凍結される心配がない分、ある意味現金を銀行に預けるより安全な面もあります。

仮想通貨の取引は、銀行取引のように身元を明かさずに取引できる分、現在マネロンにも使用されているのも事実。

法整備が追いつくことが求められていますが、仮想通貨は総じて、プライバシー保護が高まる、口座凍結の心配がない等、圧倒的に「個人」のメリットが大きく、監視管理ができない政府や金融機関等の「組織」にとっては、デメリットが多いといってもいいでしょう。

DAO

DAO(Decentralized Autonomous Organization)とは、「自律分散型組織」というWeb3の概念の1つです。

アニメやゲームの制作委員会のように、1つの共通目的を果たす為のコミュニティ

Web3が進展すれば、会社等の「組織型」から、共通の趣味趣向やゴールを持つ個人の集合体「プロジェクト型」の働き方が増えるといわれています。

「プロジェクト」を運営するのが、DAOとよばれる組織。DAOにも、「中央集権」的な考えはなく、プロジェクトメンバーは対等に扱われ極めて民主的な組織です。

DAOは、Discord等のコミュニティプラットフォーム等で運営され、プロジェクトに参加したメンバーは、コミュニティの貢献度合いに応じて、仮想通貨又は仮想通貨と交換できるいうユーティリティートークンで報酬は支払われます。

DAOは、組織革命インセンティブ革命を起こします。今までの、会社等の組織は、原則トップダウンでものごとが決まっていたのに対し、DAOでは、フラット民主的にものごとが決まります。

また、報酬も今までは、組織のトップの人がより多くの報酬をもらっていましたが、DAOでは、報酬均等に支払われるようになります。

DAOが起こす組織革命とインセンティブ革命

メタバース

メタバースは、アイデンティティ革命を起こします。現在のV-Tuberやバ美肉おじさんのように、自分自身のあり方、見た目をアバターとして自由自在にデザインできます。

メタバースの中では、年齢、性別、見た目、肩書等物理世界における様々なフィルターが排除されます。現実の世界では、活躍できない人にもチャンスを与えます

Web3は、このように個人エンパワーメントを促し、より公平世の中実現目指す社会的意義のあるムーブメントです。

法整備が追いつくことが待たれますがWeb3は、私は、「個人」にとっては明るい未来をもたらしてくれるものだと信じています。

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