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シニアマーケティング時代到来

日本は世界最大長寿国です。
労働人口
は、減少税金納める人減少するにもかかわらず、はより多くの年金支払う必要があります。

少子高齢化は、私たちが考えている以上に深刻問題です。その中、2030年には、日本の全人口の51%50歳以上になり、3人1人65歳以上になります。

マーケティング戦略は今まで、特にファッション等は、トレンドを生み出す若者ベースで考えられてきました。

しかし、日本では、そのトレンドを生み出す若者が減り、シニア層消費の主役になっていきます。

今後の国内ビジネスを考える際は、ピンチチャンス変えるではありませんが、圧倒的に人口大半占めるシニア層を狙った方が効率的かもしれません。

シニアマーケテイングの主役は、女性

私は、かつてテレビ通販の事業を積極的にやっていた時期がありました。

今やテレビを見るのは、圧倒的にシニア層が多く、私が販売していた商品は、あくまでもメインターゲットを50代60代以降の方を狙っていました。

シニア層の方が基本的には、若者より経済的余裕がある分、単価高い商品が売れるというメリットがあります。

もちろん、通販デパート同じ価格帯勝負しても勝てないので、量販店より少し高くデパートより少し安い価格設定ベストです。

そして、シニア層向けの商品を販売する場合の最重要ターゲットは、あくまでも「女性」です。

特に、定年を迎えると男性にひきこもりがちになりますが、女性は「習い事」などどんどん外出していく傾向があります。

シニア女性の方は、「第二の人生を存分に楽しみたい」という意識が男性より、圧倒的に強いです。

だからこそ、シニア女性第二人生をより豊かにする為のサポートをする商品サービスをご提供するという視点が大切です。

3大カテゴリー…ファッション、美容、健康

シニアマーケテイングメインターゲットは、女性だからこそ、シニア層3大カテゴリーは、「おしゃれ」、「美容」、「健康」です。

女性は、何歳になってもキレイでいたい
シニアといえども女性は、何歳になっても「もっときれいになりたい」、「若々しく美しくありたい」というへの情熱を持ち続けます。

シワ、シミ改善、若見えファンデ等のアンチエイジング化粧品はよく売れます。

また、日本シニア女性は、基本的に「余裕のある大人の女性に見られたい」という心理がはたらく為、ファッションもよく売れます

そもそも、今時のシニア層は、昔と違ってオシャレです。

しかし、老けて見えるのは嫌だけど、若すぎる服を着るのも、さすがに恥ずかしい。
さじ加減が大事

適度にトレンドを取り入れながらも、若者ファッションと違うのは、「デザインより素材」を重視すること。

シニア層は、環境への関心高く自然やさしいオーガニックコットンシルクなどの天然素材商品を好みます。

更に、加齢に伴う体型崩れカバーしてくれる商品が好まれるので、美脚パンツ、チュニック、プルオーバー等は人気アイテムです。

コラーゲン、DHA、EPA、コンドロイチン等の健康食品もよく売れます。また、女性の場合は、更年期における様々な不調に働きかける健康食品への関心も高いです。

健康食品で最もやってはいけないのは、「何にでも効く」という商品。膝関節に効く、更年期に効く等目的を絞った商品でなければ、売れません。

病院にいくまでもないが、「ちょっとした不調」に効果のある商品が、最も売れます。更に、シニア層は、「国産」が大好きです。

シニアと若者マーケテイングの違い

シニアと若者向けマーケテイングの最大の違いは、「購買動機」です。

シニア層は、単に「流行っているから」、「みんなが使っている」という理由では買いません

若者は、みんなが持っているから、流行っているから等「同調圧力」に弱い。シニア層にとって情緒的価値以上機能的価値重視されます。

また、若者は、日ごろから雑多情報触れていることもあり、しつこいコミュニケーション極端嫌われます

一方、シニア層「かまってほしい」心理が高い為、積極的なコミュニケーションはむしろ効果高いです。

先述しました通り、日本人口は今後ますます若者よりシニア層が多く占めます

これから、新しいビジネス又は商品、サービス考える際は、若者ではなく、シニア層を意識した方将来性あるかもしれません。

もしよろしければ、ご参照下さいませ。

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