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2019年の連載計画と『凍てつく山嶺』  【歴史奉行通信】第三十五号

連日、寒い日が続きますね。
インフルエンザも流行ってきました。

皆様は
インフルエンザの予防接種をしましたか。
私は毎年12月か1月にしています。
しかし予防接種が効いてくるのは
約二週間後からということで、
一昨年、効く前に罹患してしまいました。

私のようにあまり人と接していない仕事をしていても感染してしまうのですから、
インフルの感染力には
凄いものがあります。
やはり早めに打っておくことが肝心です。

感染といえば、
いい意味での感染もあります。
作家には感染力の強い作家と
そうでない作家がいます。

私はどちらかと言うと後者なので、
これからは感染力を意識して
書いていきたいと思っています。

感染力とは何なのか、
それについては
いくつかの仮説を立ててはいますが、
もしも皆さんに仮説や意見があれば
お願いします。

冒頭少し長くなりましたが
今夜も伊東潤メールマガジン
「歴史奉行通信」第三十五号を
お届けいたします。

〓〓今週の歴史奉行通信目次〓〓〓〓〓〓〓

1. 2019年連載予定について

2. 新境地
『凍てつく山嶺』執筆にあたって

3. 感想 / SNS投稿ご協力のお願い /
Facebookファンページのお知らせ

4. 伊東潤Q&Aコーナー

5. お知らせ奉行通信

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1. 伊東潤 2019年連載予定について

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さて今回は、
今年の連載予定について語っていきます。

小説家の収入は主に
原稿料と印税から成っています。

原稿料は雑誌などの媒体に
寄稿して得る収入です。
印税は本を出すことによって
得られる収入になります。

最近は小説を掲載してくれる
雑誌などの媒体も減り、
書き下ろしで本にせざるを得ない
作家も多くなりました。

幸いにして私の場合、
今のところ原稿料を得ることが
できていますが、
先のことは分かりません。

作家の連載媒体には
以下のようなものがあります。

・小説誌
(オール讀物、小説新潮、
野生時代、小説宝石など)

・総合誌
(文藝春秋、中央公論、潮
といった言論誌や
ファッションなどの専門誌まで)

・週刊誌
(文春、新潮、現代、朝日、
サンデー毎日など)

・新聞
(讀賣、朝日、毎日、産経、
地方紙、夕刊紙など)

私もキャリアを積み重ね、
小説誌から各媒体へと
範囲を広げてきました。
それでも作家の数がオーバーフロー
している現状なので、
競争は熾烈です。

2019年1月号から
「中央公論」誌でスタートした
『凍てつく山嶺』、

角川春樹事務所の「ランティエ」
3月号から連載が始まる
『琉球警察』、

角川書店の「野生時代」6月号から
連載が始まる
『黄金の室町』(日野富子の物語)、

夏には幕末から明治維新を生きた
ある偉人を題材にした地方紙連載、

冬には向田邦子の路線を狙った
人間ドラマ
『炎の修羅(仮)』といった具合で、
今年の連載開始は4~5作品になります。

年をまたいでの継続中が2作
(潮の『覇王の神殿』、
朝日新聞出版の『北条五代』)あるので、
ピーク時は同時進行が
5~6作品になるでしょう。

ほかには、
NHK出版のサイトで連載し、
中断していた
『もっこすの城 熊本築城始末』
もカドカワの「本の旅人」誌で
連載を再開しています。

再開と言っても
第一回から再度掲載していますので、
新連載と変わりません。

今年もかなり多忙な一年となりそうですが、
不屈の闘志で
頑張っていきたいと思っています。

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2. 新境地
『凍てつく山嶺』執筆にあたって

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上記の中から今回は、
中央公論誌で連載中の
『凍てつく山嶺』について
語っていきたいと思います。

皆様は
「八甲田山雪中行軍遭難事件」
をご存じですか。

「ああ、高倉健さん主演で
映画になった事件ね」と、
すぐに思い出せるのではないでしょうか。
それが映画『八甲田山』です。

私はこの映画が大好きで、
スノボで吹き溜まりに突っ込み、
雪だらけになっては友人に向かって

「天はわれらを見放した!」

とやっていました。

それはさておき、
この映画の原作は新田次郎氏の
『八甲田山死の彷徨(ほうこう)』
になります。

この作品は新刊として出版された
1977年当時、
大ベストセラーとなりました。

その高峰に挑もうというのが
『凍てつく山嶺』です。

これまでも昭和のレジェンドたちに
果敢に挑んできた私ですが、
大切なのは「劣化コピー」に
陥らないようにすることです。

つまり、新田さんと違うルートで
八甲田山に登攀できるかどうかが、
勝負の分かれ目になります。

とくに今回は中央公論誌編集長の

「何か新境地で」

というリクエストに対し、

「山岳ミステリーではどうですか」

と答え、
その流れで八甲田山になった
という経緯があり、
下手な作品にはできません。

かくして題材は決まったものの、
今回ばかりは「これだ!」という
アイデアが浮かんできません。

実は昨年の9月から10月にかけては
未曾有の多忙さで、
アイデアやプロットを練る余裕がなく、
第一回の締め切りまで
10日を切ってしまいました。

さすがに「これではまずい」と思い、
何らかの外部刺激が必要だと思いました。
その時、ちょうど目についたのが、
『死に山』(河出書房刊)でした。
http://fcew36.asp.cuenote.jp/c/bkxbaadVeplGyzbE

何か閃くものがあり、
私は『死に山』を購入すると
貪るように読みました。
アイデア出しを一つの外部刺激に
賭けたのです。

この作品は、
ディアトロフ峠事件という
八甲田事件と同じ山岳遭難事件を扱った
ノンフィクション作品で、
ここに何らかのヒントが隠されていると
思ったわけです。

『死に山』の題材となった
ディアトロフ峠事件とは、
一九五九年の二月二日、
旧ソ連のウラル山脈北部を
トレッキングしていた大学生と卒業生
合わせて九人が、
不可解な遭難死を遂げた事件として
世界的にも有名なものです。

『死に山』はこの事件の核心に
アプローチした意欲作で、
オカルトチックな要素は一切なく、
米国人でありながら
現場に二度も行った著者は、
この謎を科学的に解明しようとします。

さて、謎は解けるのでしょうか。

『死に山』についてさらに知りたい方は、
こちらの書評をお読み下さい。
http://fcew36.asp.cuenote.jp/c/bkxbaadVeplGyzbF

作者は立ちはだかる謎の
すべてを片付けていきますが、
最後に残された大きな謎だけは
解けません。

それでも這うようにして
一つの解答にたどり着きます。

それについて、ここでは触れません。
興味があれば『死に山』をお読み下さい。

ここで述べたいのは、
『凍てつく山嶺』執筆に際して
何が刺激となったかです。

『死に山』は、
三つの視点が入れ子構造になっている点が
構成の特徴でした。

一つはメインラインとなる
遭難者たちの視点。

彼らは冬山トレッキングのエキスパートで、
遭難する直前まで
詳細な手記を付けていました。
また写真も多く残されており、
作者は多少の想像で補足しながらも、
彼らの足跡を正確に
トレースしていくことができました。

二つ目は救出隊の視点です。
これにより捜索活動の
あらましが分かります。

そして三つめは作者本人の視点です。
彼がこの事件に取り付かれていく
過程を追うことで、
読者は彼のたどった道を
追体験することができます。

こうしたことから、
私はまず現代に生きる誰かが
「八甲田山雪中行軍遭難事件」の
謎を追うという展開を考えました。

しかしこの事件の資料本を読み漁ると、
すでに謎らしい謎は出尽くしており、
今更、「驚愕の事実!」なるものを
発掘するのは難しいのではないかと
思いました。

そこで思いついたのが、
主人公と一緒に謎を見つけていくプロセスを、
そのまま小説にしてしまおうという
アイデアでした。

主人公は歴史雑誌
(「歴史人」や「歴史群像」を
思い浮かべて下さい)の編集者で、
この事件の特集を組むことになり、
何らかの謎を見つけるべく
現地取材に赴きます。

そこで大きな謎を
発見することになります。

私自身、
この事件の謎を発見することは大変でした。
編集さんが国会図書館でコピーしてきた
一次史料にあたると同時に、
刊行されている関連書籍を
読みあさりました。

その結果、ある謎を
見つけることができました。

当時のことですから、
それは何かの錯誤だと思いますが、
解釈一つで、
あり得ない話ではない気がしました。

ところがもう一つ、
さらに大きな謎が隠されていたのです。

そこから先は小説でお楽しみ下さい。

それでは、この作品の連載開始に当たって
中央公論誌2018年9月号に寄稿した
「意気込み」をお読み下さい。

*『凍てつく山嶺』執筆にあたって

歴史小説家には
挑まなければならない高峰がある。

昭和の大作家たちが残していった
名作の数々だ。

歴史上の事件には限りがあり、
どうしても題材が重複する。
それゆえ私も、
これまで多くの高峰に挑んできた。
そしてどの作品も、
先達の名に恥じないものを
残してきたつもりだ。

今回、そうした中でも
極めつけの高峰に挑む。
新田次郎氏の
『八甲田山死の彷徨』だ。

それがいかに大変なことかは
分かっている。
だが、気力も体力も充実した
今だからこそ挑むべき題材だろう。

私は新田次郎氏に、
また八甲田で遭難した英霊たちに
恥じない作品を書き残すつもりだ。
(以上)

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3. 感想 / SNS投稿ご協力のお願い /
Facebookファンページのお知らせ

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今回のメルマガはいかがでしたか。
今年の連載計画と
『凍てつく山嶺』について主に書きましたが、
皆様には、
冬山についての思い出はありますか。

スキーやスノボをしていて
遭難し掛かった話や、
雪山に関する思い出などありましたら、
私のメルマガの感想と一緒に
SNSなどでお聞かせ下さい。

尚、アップいただく際は
「#歴史奉行通信」
「#伊東潤メルマガ」
のハッシュタグをつけてください。

伊東潤のメルマガ
「歴史奉行通信」は、
読者の方々の意見を取り入れながら
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ご意見やご希望、
また質問もどんどんお寄せ下さい。
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ファン同士の会話を楽しみたい方や、
ニュースをいち早く知りたい方は、
ぴったりのオンラインコミュニティです。
私も不定期で登場します。
http://fcew36.asp.cuenote.jp/c/bkxbaadVeplGyzbH

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4. 伊東潤Q&Aコーナー

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最後に質問コーナーです。

Q.
お若い頃は特にオモテに
なったことと思いますが
伊東先生の、バレンタインデーの思い出など
あれば、教えていただきたいです。
(直虎)

A.
新卒の頃の話ですが、バレンタインの日、
営業だったので外回りから戻ると、
机の上にきれいに包装された
チョコレートの包みが置いてありました。

「おおっ」と思って、
さっと隠し、トイレに駆け込み、
ドキドキしながら包みを開けました。

すると角の取れた小型の名刺が出てきました。

そこには
「住友生命のXXです。よろしくお願いします」

と書かれていました。
その時に人生の厳しさを知りました。
(伊東潤)

***************

いつもご質問をはじめ、
ご意見、感想をいただき
有難うございます。

インタラクティブを心がけている
伊東潤のメルマガでは、
皆さまからの質問に最大限にお答えします。
是非お気軽に以下のリンクより
お送りください。
http://fcew36.asp.cuenote.jp/c/bkxbaadVeplGyzbI

八甲田山ならずとも
寒気が厳しい季節です。

どこかに出掛ける折は
寒さを甘く見ず、
入念に準備してからお出掛け下さい。

東京の路上で
「天はわれらを見放した!」
とならないようにして下さい。

では、また!

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5.お知らせ奉行通信
新刊情報 / 読書会 / その他

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“勝者なき裁判”に挑む。
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【読書会・主催イベント情報】
現在予定している、
読書会および主催イベント情報一覧です。

2/26(火)
『歴史作家の城めぐり』刊行記念講演決定!
12月に行われた
お城EXPOの講演をベースに
関東戦国史に残る城郭攻防戦等を解説します。
『歴史作家の城めぐり』紙または電子書籍
購入者は参加費無料となります。
是非この機会に伊東潤のライブ感溢れる
講演を体験ください。
詳細・お申し込みはこちらから
http://fcew36.asp.cuenote.jp/c/bkxbaadVeplGyzbQ

3/24(日)
第2回「城めぐりオフ会<特別編>」
戦艦三笠見学会 at 横須賀
開催決定!

『真実の航跡』刊行記念オフ会です。
12:00 横須賀中央駅集合、
昼食  海軍カレーの店
午後から見学、夜は有志で横浜で懇親会。
その他猿島ツアーも予定しています。
(*ツアーの可否によって、
集合時間も変わります)
詳細は追って告知します。

4/13
第14回「伊東潤の読書会」は
連作短編集『家康謀殺』の
プレビュー読書会を予定

5月
第3回「城めぐりオフ会」
『武田家滅亡』1泊2日ツアーを計画中。
一日目 : 新府城・武田八幡宮・躑躅ヶ崎居館・恵林寺(宿泊は石和温泉)
二日目 : 勝沼氏館・天目山方面(大善寺・四郎作古戦場・鳥居畑古戦場・景徳院・栖雲寺)
(5/11-13の間の二泊三日を予定しています。
詳細は追って告知します)

6月
第15回「伊東潤の読書会」は
『潮待ちの宿』の
プレビュー読書会を予定

8月
第16回「伊東潤の読書会」は
『茶聖』の
プレビュー読書会を予定

9月 7日
第3回「城めぐりオフ会」講演会
&山中城見学ツアー at 三島
10:30から三島市民文化会館で開催される
伊東の講演「山中城と北条氏の城」(無料)の後、
路線バスで山中城に行き、
見学ツアーを開催します(小雨決行)。
大雨の場合は昼から懇親会を予定。

【TV / ラジオ出演情報】
☆アンコール放送決定!
英雄たちの選択(NHK BSプレミアム)
「決戦!真田丸 父の教えか?
兄弟の葛藤か?真田信之の決断」

放送日:
2/7(木)20:00~20:59
2/14(木) 8:00~8:59
2016年に放送された下記の番組が、
大好評につきアンコール放送されます。
http://fcew36.asp.cuenote.jp/c/bkxbaadVeplGyzbR

NHKラジオのレギュラー放送は、
いつも通りあります。
私の担当は土曜日で隔週です。
だいたい朝の7:30から始まります。
今は第二と第四土曜になります。
「マイあさラジオ」(4月以降も継続)
http://fcew36.asp.cuenote.jp/c/bkxbaadVeplGyzbS

AR(拡張現実)を駆使した作品を
生み出すクリエイターとして知られる、
川田十夢さんの新番組
『デバッグ・トゥ・ザ・フューチャー』
(dTV)
に伊東潤がゲストとして登場します。
伊東の出演は2月下旬の予定です。

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「歴史奉行通信」。
途中からご登録いただいた方や
「読み逃した!」という方に向けて、
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一回ずつアップしていきますので、
お楽しみに。
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