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うつ休旅行 10 湯河原・小田原の3

うつで休職中に旅行 10。湯河原・小田原の3。

旅行って、他所者感が良い。働いたり学校行ったりと当たり前の生活をしている人たちがいる中で、自分が何をしているのかあやふやになる感じ。「そこに存在していなくても影響ないよね」感というか。
もちろん、掻き捨てにするような恥ずかしいことはしていない(つもり)。他所者感って意味では東京もラクだな。

〈日程〉
小田原に到着から。

小田原駅近くの駐輪場にカブを止めて、駅の方を探検。観光協会的なものが無いかと思っていたがうまく見つけられず。駅隣接の観光客向けの施設にあるお店はお昼時でいっぱい。並ぶのも面倒なので、ひとまず小田原城跡まで行ってみることにする。

駅から10分くらいで到着。歴史的な背景はぼんやりと知っている程度で、予習せずに入る。ついでにいうと復習もしていない。昭和に再建されているとはいえ、堀・門などがしっかりとあるお城は良い。正規登城ルートなる、敷地の中をいくつかの門を通りながらジグザグに進む道筋が、天守を守っている感じがする。堀のすぐ内側はちょっとした広場になっていて、ベンチなどもある。地元の方も来るのだろう、犬の散歩をしている人などもチラホラ。

ゆるやかに登りながら一番上に到着。到着までに、風魔忍者の展示がある建物などがあった(入場せず)。一番上にも手裏剣打ち道場が。子供のころだったらやりたかったかも。

一番上では菊の展示がされていた。少し足を止めて見学。これまでちゃんと見たことはなかったが、花の大きさ・茎の細さが印象的だった。自由に育てるというよりも、ある決まった形に仕立て、その中で美しさを追求するものらしい。

食堂で昼食。だし巻き卵入りのそば。お腹も空いていたこともありあっという間に平らげる。ここで周辺のガイドブックを入手。

天守閣には登らず。人も多そうだったし。中からだと城のフォルムも分からないし。

天守閣のそばから報徳二宮神社へ続く道を下っていく。途中で小さな子供向けの遊具がある公園。寂れた感じが素敵。乗り物も激安。なぜか、「ライ麦畑でつかまえて」を思い出してしまう。一生懸命に遊ぶ小さな子供を見守る仕事もよさそう。

そのまま報徳二宮神社へ。小田原城側からだと、裏から入るイメージ。しっとりと落ち着いた感のある良い神社だった。お参りを済ませ、受験生の娘のために合格守を購入。二宮尊徳像を写真に収める。

その後、ちょっと回り道しながら小田原駅(駐輪場)へ戻る。駅のそばに「おしゃれ横丁」なるおしゃれな横丁があった。この横丁から北条氏政・氏照の墓所に行けるらしい。行かなかったけど。

タリーズに入り、コーヒーを飲みながらこれからの予定を立てる。湯河原のホテルのチェックインは17時予定だが、まだ14時半くらい。小田原をもう少し回っても良いが、せっかくなので海を見に行くことに。真鶴の先っぽに行くことにする。

つづく。


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