【暴飲暴食】負のスパイラルから抜け出す方法

こんにちは、質問ありがとうございます!「暴飲暴食→数日抑える→また暴食」に陥ってしまうの、よくわかります。辛いですよね。

これは質問者さん以外にも経験したことがある方多いのではないでしょうか？というか、過去の僕がまさにそうでした。

そこで今回はあなたがこの負のスパイラルから抜け出すために僕なりのアドバイスをしていきますね。

根本的に考え方を変える必要がある

僕があなたの質問文を読んだ時にまず思ったのがまずはダイエットに対する考え方や捉え方を変える必要があるかな、ということです。

負のスパイラルから抜け出すためにできる具体的な方法も後ほどお伝えしていきますが、これを機に根本にある考え方の部分をもう一度見直したほうがいいと思います。

具体的にどのような点かというと、ダイエットの進捗を体重(数値)のみで判断している点です。

確かに体重はダイエットをする上では１つの目安となりますが、あいつはそんなに正確なものでも信頼できるものでもありません。

なぜなら体重なんて水分で2~3kg簡単に変動するし、理想の体重=理想の体型とはならないからです。一番大事なのは見た目であり、体重なんて目安でしかありません。

ダイエットのプロである僕が言うんだから、これは信用してもらって大丈夫です。

暴飲暴食ってそもそもどれくらい?

１つ質問ですが、暴飲暴食ってそもそもどれくらいのカロリーを摂取してしまっているのでしょうか。

正直、2~3,000kcalであればそんな気にする必要もないと思います。もちろん普段のカロリーよりは食べ過ぎかもしれませんが、たまに食べ過ぎちゃうことくらい誰にでもあるし。

旅行や年末年始とか、そのくらい食べるでしょう?(僕は食べる)

だから、そもそも「過食してしまった」という事実ですらそんな大層なことじゃないんですよ。パニックになる必要もないです。というか過食ですらなくてただちょっとハメ外しただけ。

（これで20,000kcal食べてますけど?、とかだったら話しは変わってきます)

で、体重が3kg増えたという点についても、まあ水分ですよね。脂肪って1kgあたり7,200kcalあると言われてるのですが、3kg増えると言うことはそれこそ20,000kcal以上は摂取したということになります。

だから、そもそもそんな気落ちすることはないのです。
余剰分のエネルギーがすぐに脂肪になるなんてこともありません。

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「水分だとわかっていても数値にパニックになってしまう」という気持ちはわかるのですが、この考えを変えないと多分この先もずっと苦しみます。

仮に一時的に思うように体重が落ちても、今度はその数値を維持することばかりを考えてしまい、結局精神がすり減る。そんな精神状態で、果たして本当にダイエット成功と言えるのでしょうか。

体重の変動でそこまでパニックになってしまうのであれば、僕はいっそのこと体重なんて測らなくてもいいと思うのです。

長い目で考えたときに、体重測定よりももっと大事なことがありますからね。まずはこの機会に考え方を変えてみる・それでも落ち込んでしまうなら体重測定をやめてみることをおすすめします。

過食後に意図的な調整は必要ない

さて、「体重至上主義は危ないよー」と伝えたところでここからは具体的に負のスパイラルから抜け出すためのアドバイスをしていきます。

今回僕がおすすめする方法は「意図的な調整を辞めてみる」というものなのですが、その理由を説明するためにも負のスパイラルに陥る原因を見ていきましょう。

負のスパイラルは

1.暴飲暴食
2.数日間抑制
1.暴飲暴食
2.数日間抑制

のように

暴飲暴食と数日間の抑制が繰り返し行われている状態です。そしてこれが繰り返されれば繰り返されるほど「太りやすい」カラダになっていきます。あなたも実感しているのではないでしょうか。

ただ、ここで焦る必要はありません。もし少しでも「やばい」と思ったら深呼吸でもして冷静になってね。感情が乱れると冷静に物事を受け止められずまた無茶な方法に走ってしまうので。

で、負のスパイラルの原因はズバリ「数日間の抑制」にあります。過食に走ってしまった罪悪感や焦りから、あなたは“普段よりも”極端にカロリーを抑えてしまっているのではないでしょうか。

この手段を選択する方は本当に多くて1日1,000kcal以下に抑えたり、断食をしたりしてしまいます。

残念ながらこの抑圧は、いずれ反発を起こします。数日間なら我慢できるのですが、結果ストレスが溜まって暴飲暴食してしまうのです。(再び負のスパイラル)

食欲というのは三大欲求の１つです。生きるために欠かせないですし、押さえつけようと思って抑えられるものではありません。

だから、そもそも過食後に“意図的”にカロリーを調整する必要はない(というか、調整したらうまくいかない)のです。

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理想は最初の暴飲暴食をなくすこと(負のスパイラルにそもそも足を踏み入れないこと)です。

なぜ暴飲暴食に走ってしまうのか？を見極めてその原因に適切に対処していくのがベストですが、やはりこれは理想論。そんなうまくいきません。

実際僕だって未だに暴飲暴食しますからね。

とはいえ、日頃から暴飲暴食の元凶(大半はストレスだけど)を見極めるために自分自身と対話をするのはとても大事です。

普段のカロリー通りで問題ない

「調整する必要がないならどれだけ食べればいいの?」と疑問に感じるかもしれませんが、それは普段の摂取カロリーです。

あなたが減量期にどれくらいのカロリーを摂取しているかがわかりませんが、「過食後は礎代謝分のカロリーを摂るのも怖い」と仰っているので普段は基礎代謝以上は摂取していると思います。

で、暴飲暴食後もそれと同じでいいのです。要は暴飲暴食する前日に食べていたような食事内容ですね。

一時的に増えたものは緩やかに減っていく

仮に2日間で3kg増えたとしても、またいつも通りのアンダーカロリーで食事をしていたら、緩やかに減っていきます。

なので、落ち着いて通常通りの食事を心がけてください。

もしかしたらなかなか簡単に3kgが落ちないかもしれません。ただ、女性の場合は生理前のホルモンバランスの乱れなども関係して2~3週間は体重が変動しないこともあります。

そんなときでも「体重」を盲信するのではなく、できることを着実に行いましょう。

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もちろん、“意図的”でなければカロリーが減るのは構いません。暴飲暴食した翌日というのは胃もたれや満腹感で自然と食欲が減るので、その際は無理して食べる必要はないです。

カラダの感覚に従ってください。

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負のループから抜け出す方法を説明してきましたが、なんとなく理解できたでしょうか?

ダイエットは方法論よりもマインドやメンタルといった考え方・捉え方が極めて重要です。

あなたが負のループに陥ってしまったのは、一時的な体重増加でパニックになってしまったことが大きな要因だと思います。

もう少し、広い視点で見れるようになるといいですね。すぐには難しいかもしれませんが、ゆっくりと着実に進んでいきましょう。

そして繰り返しになりますがたまにの食べ過ぎ自体は別に特別悪いことじゃありません。

過食した自分を責める必要はないので、どうせなら「あー美味しかった!」と食事を楽しみましょう。また切り替えれば良いのです。

暴飲暴食してしまった事実は変えられないけど、解釈はいくらでも変えられます。プラスに捉えるもマイナスに捉えるもあなた次第。焦らずいきましょう。

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