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ビートたけしさんの車の窓が割れた?防弾車じゃないの?

 経営者の皆様、おはようございます!先日ビートたけしさんが乗っていた車がつるはしで襲われ、車の窓が割れたという記事がありました。銃ではなく、無事で本当によかったです。

 窓が割れたということは、防弾車では無かったのでしょうか?ひびが入っただけで貫通しないのであれば、防弾車の可能性もありますね。

 私がメキシコや南アフリカ在住の時、日本支社長クラスは運転手付きで防弾車に乗っている人が多かったので、当然日本の有名人や要人クラスは防弾車かと思っていましたが、調べてみたところ、大臣クラスでも総理大臣の車のみのようです。

 防弾車のガラスは5センチほどあり、窓は開けても少ししか開きません。というのも、ドアの部分には弾丸が貫通しないよう、分厚い鉄板が内側に貼ってあるためです。

 また、完全な防弾や防爆仕様にになると、車の底にも鉄板が貼られ、ラジエーターを守り、ランフラットタイヤを装着しています。銃弾で車が止まり、襲われることがないような設計をしています。 

 防弾・防爆設備だけで1tを超えてしまうため、大排気量のエンジンを積んだ車両が良く使われております。一方、危険度が高いブラジルでは、大排気量の高級車で、警護の車を連れている車は目立つため、あえてカローラなどを防弾車にして使っている人も多いと聞いたことがあります。

 カローラで1tの防弾仕様をすると、スピードは出ないそうですが、目立つよりはましだとか。。。苦労されていますね。

 ラモス瑠偉選手が日本に帰化したときに言った言葉を覚えているのですが、「日本は安全だから」日本に住みたいと。 海外で有名人であること、裕福であることはとてもリスクが高いんです。

 メキシコでは、警護車両を2台ほど付けた車両をよく見ることがあります。その警護車両はいざとなれば体当たりする4WD車が使われています。

  実際、日本メーカーのメキシコ支社長の車が発砲され、もちろん防弾車だったので問題はありませんでしたが、同社員の日本人は全員海外にすぐに非難しました。

 その後は社員も警備車両をつけて営業活動をしているのを見て、有名企業は大変だなぁーと思ったものです。

 先日、ふと思い出したことですが、日本に住むことは本当にストレスが少なくて済みます。メキシコに住んでいるときは、大使館から「毎日出社の時間とルートを変えること」という指示が出ていました。

 毎日同じ行動をすると、誘拐のターゲットになるからです。

 また、レストランオーナーなどはよく誘拐に狙われます。繁盛している店のオーナーなどは有名になりがちですが、居場所がわかりやすいので、正面切って強盗・誘拐犯が入ってきます。

 日本では誘拐の成功率は0%と言われておりますが、中南米では誘拐は成功率が結構高い犯罪ビジネスであるため、また日本人を誘拐すると億単位の身代金を要求できるとわかっているため、日本人は狙われます。

 「安全と水はただ」と言われていた日本においても、どちらもただの時代は終わりました。誘拐までとはいかなくても、襲撃を受ける可能性はあります。裕福な人はそれなりのリスクがあるので、それなりのコストをかける必要が出てきたと思います。

 犯罪に会ってしまい悲しい思いをしないよう、特に著名で資産がある方は、ご家族も含めて十分な対策を検討する必要がありますね。

 本日も最後までお読みいただき、大変ありがとうございます。素敵な一日を、お気をつけてお過ごしください。




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