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英検1級二次試験攻略とよくある失敗例とリカバリ方法

『二次試験対策がうまくすすまない💦』

『よくある失敗例とその対策を教えてください』

こんな質問に回答してみました。

まずは二次試験の対策は、
📝マガジン『英検二次試験対策&合格セット』も
ご覧ください。

動画で見たい方はこちら⬇️


🐥攻略その1「敵を知る」

攻略方法として、
まず、1つ目敵を知ること
これが重要です。

二次試験に出てくるトピックを
かたっぱしから知るところから
始めましょう。

旺文社の過去問には
サンプル回答も(ちょっと高度ですが)
載っているので、
アイディアを盗むのにも使えます。

かたっぱしからトピックを
確認して、

どんなことが問われるか
どんな風に回答すればいいのか
論点はどんなのが合格しやすいのか

旺文社から過去問題集が出ています。
その中に模範スピーチが乗っています。

また、二次試験対策や英作文対策の
書籍も使えます。

例えば、JapanTimesの
最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇
などです。


一次試験を通過している方なら
英作文の対策で、いろいろやってきたでしょうから
その延長線上でOKです🙆‍♀️

二次試験なら
英作文みたいに3つの論点じゃなくていいので
二次試験は2つの理由・論点を思い浮かべるように
どんなトピックが来ても、何かしら答えられるように
幅広いジャンルのトピックについて
箇条書きで日本語でもいいので、
アイディア出しをしてみましょう。

最近私も、Twitterで
『アイディア・ネタ捻出チャレンジ🔥』
と称して、
トピック1つに対して、
YES・NOまたはAgree / Disagree両方の
論点を3つずつ出すようにしています。

これ、"日本語でもいい"というより
"日本語の方が良い"と思っています。

それは、日本語でしっかり考えておいた方が
応用できます。
似たようなトピックが出てきた時に
ベースが日本語ならそれをアレンジすることも容易です。

何でもかんでも英語で考えようとするより
母国語をうまく使えばいいと思います。

そして、
もし、練習の段階で何も思い浮かばない場合は、
ネット上を検索して、同じようなトピックで
意見を書いている人がいないか探してみましょう。

アイディアは自分の考えと一致しなくても
話しやすければ、そのまま使えます。

私も、以前、
サンプルアンサーを20個以上書いて
このnoteに載せています。
ご興味あれば見てみてください📝


🐥英語で話す練習をしておくこと

オンライン英会話レッスンなどを使って
とにかく、
相手との会話のキャッチボールができるように、
英語で話す練習をしておきましょう。

必ずしも、英検対策のレッスンじゃなくて大丈夫です。

普段あまり英語で話す機会がなくて
ライティングなら少し時間かけて書けるのに、
話すとなるとすぐに出てこない、っていう場合は
とにかく話す練習あるのみです。

私もチョコチョコとオンライン英会話は受けていますが
特に試験対策ではなくニュース記事を使った
フリートークが多いです。

🐥会話ができてもアイディアが足りない場合

また、普段から英語を話す機会があるし、
結構普通に喋る分には問題ない。
でも、
英検の対策となると、途端に喋れなくなる
という方は、
おそらくアイディアが足りません。

先ほどの1つ目のポイントでお話ししたように
たくさんのトピックに触れ、
自分のアイディアを2つ程度は
すぐに出せるように練習をしましょう。

その上で、試験本番が近づいてきたら
二次試験対策をやっているオンライン英会話で
20回、30回とシミュレーションレッスンを
やってもらいましょう。

5回や10回ではなく、大量にやってみると
コツが掴めてきます。


🐥いつでも使える『万能アイディア』を持っておく

どんなトピックが来ても
ITと教育で攻める、とかです。

もちろん、それがうまく使えないトピックもあると思うので、
そうじゃないときの2番手も準備しておきましょう。

お金、健康、もあります。

他には、
国家レベルで考えてみたり
個人レベルで考えてみたり、

または、
海外ではこう、
国内ではこう、

みたいな対比の観点を取り入れると
全く違う論点を2つ話しやすいです。

いくつか手持ちのカードを用意しておいて

どんなトピックが来ても
何かしら話ができるようにしておきましょう。

そして、ここからは、
よくある失敗例と、その対策です。

🐥よくある失敗例その1


スピーチで時間配分がうまくいかず、
一つ目の理由が盛り沢山になり、
二つ目の理由がほとんど、
または、全く言えなくなる。

このケースはよくあります。

普段から、何センテンス喋ったら
1分くらい経過する、というのを
時間を測りながら、
練習をしておくことが必要です。

でも、試験本番でこんなことになったら、
第2の理由の冒頭だけでも
ねじ込めるようならねじ込んでください。

面接官が質疑応答で、
その点について
もう少し詳しく話すチャンスを
与えてくれるかもしれません。

全く、2番目の理由に触れられなかった時は、
それは気にせず、とにかく質疑応答で頑張りましょう。

スピーチの失敗を気にしすぎると
質疑応答ができるものものできなくなります。

🐥よくある失敗例その2


一通り喋り終えて、でもまだ時間が余る場合です。

スピーチは1分40秒以上は話した方が良いと
言われていますが、
やはり短いと話す内容も薄くなり、
高い点数が出ないようです。

なので、そんな場合は、
具体例を追加して
「例えば、○○なケースがあるようです」
「だから、私は○○と思います」
という数センテンスを追加すると時間も稼げます。

これも、普段からどれだけ知識を
得ておくかにかかっています。

固有名詞を交えて
自分の論点を強化するような具体例を、
瞬時に話せるようにするには、
知識のストックを蓄えておきましょう。

固有名詞というのは、
トランプ大統領、とか
イランイラク、とか
北朝鮮、とか
です。

面接官がどこの国の出身でも
すぐに伝わるような固有名詞がいいですね。

固有名詞といっても
ローカルな地名や人名を出しても
今度はその説明が必要になるので
墓穴を掘ることになります。


🐥よくある失敗例その3


スピーチの最中に、頭が真っ白になり
忘れてしまう場合。

1分の準備時間の間に
せっかく考えておいたことがスピーチで、
ふっと消えてしまうことがあります。

そんな場合は、考えていたこととは別の論点で
ちょっと無理がある内容でも、
とにかく黙ってしまうことのないように、
喋り続けましょう。


🐥よくある失敗例その4


質疑応答で、
面接官の言っていることを聞き違えて、
または、勘違いして、
頓珍漢な回答をしてしまうケースです。

これは、思い込んでしまったら、
もうリカバリーはできません。

間違えたまま回答してしまって、
勘違いに気づかず喋り終えると、
修正するチャンスもありません。

途中で気づいたなら、
そこから言い直すのもありですが、
上手に言い直す必要がありますね。

なので、このケースにリカバリー方法はありません。

このようなことのないように、
普段からリスニング力スピーキング力を鍛えておきましょう。

リスニング力の飛躍的な向上には
シャドーイングがお勧めです。

英検の二次試験というのは
『面接官との会話』です。

会話というのは双方向です。

相手の言うことを正しく理解して、
それに対応する適切な回答を返す、

これができたら、合格します。

そのためにはリスニング力とスピーキング力が必要です。

二次試験対策、頑張っている方は
話す練習と並行して、
リスニング力を高めるべく
シャドーイングをやってみてください。

流暢性を高めたり
正しく伝わる英語で話すためには
例文暗唱がお勧めです✨


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