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TOEIC問題の徹底的復習で、TOEICを超える英語力を身につける

Photo by Samia Liamani on Unsplash

TOEICのスコアアップと並行して、

✔︎ 実践的な英語力を身につけたい
✔︎ 会社で使える英語力が欲しい
✔︎ 外国人と英語でスムーズにやりとりできるスキルを身につけたい

という方向けに、今回は、TOEICのパートごとの復習方法をまとめていきます。徹底的な復習方法がTOEICのスコアUPだけではなく、それ以上の英語力につながることを視野に入れた勉強方法です。

🐥この記事を書いているJunのプロフィール🐥
英検®︎1級合格17回, TOEIC®︎990点18回, TOEFL®︎ iBT104(MyBest scores110), 英語発音指導士®︎, スペイン語少々, アルク「英検®︎1級合格マップ」著, 英語ジムらいおんとひよこ代表, 高校でアルゼンチン1年留学

まずは、TOEICのセクションについて確認しておくと、
リスニングは、part1〜4まで、リーディングはpart5〜7があります。

partごとのそれぞれ復習方法と、そのやり方から得られるものをみていきましょう。

パート別の復習方法を動画で見たい方はこちら↓

🐥part1, part2はディクテーションで細部まで聞き取る

part1は、写真に適したセンテンスを4つの中から選ぶ問題です。
正解するだけなら、細部まで聞き取れなくても良い場合が多いですが、そこをあえて、丁寧にディクテーションをやってみましょう。

part2は、短い会話のセリフがあり、その応答を3つの中から選ぶ問題です。
これも、2者間の会話が成立していることが確認できれば、正解が選べますが、やはりディクテーションが良いです。

ディクテーションは、手書きが好きな方は紙と鉛筆で、デジタルが良い方はパソコン上でメモやドキュメントファイルに書き込んでいきます。

🌱1. 聞こえたものを書き取る
🌱2. 聞こえなければ3回までは巻き戻しOK
🌱3. 速度は当倍速で
🌱4. スクリプトで答えわせするときは、1文字のミスも見逃さず、スペルミスも「誤り」に含める

 "当倍速で" & "1文字のミスも見逃さず" です。

こんな感じでやってみると良いでしょう。

過去形なのに現在形で書いていたり、三単現のSが抜けていたり、前置詞が抜けていたり、自分で勝手に単語を挿入したり省略してないか、厳しくチェックしましょう。

🌱5. スクリプトと異なる箇所があれば、それは、なぜ違っていたかを分析します。

→ 速すぎて聴き取れなかったが、スクリプト見ればわかる
→ 音が欠落、または、つながっていて聴き取れなかったが、スクリプト見ればわかる
→ 知らない単語だったので聴き取れなかった

などです。特に、
「速くて聴き取れなかった」「音が欠落・またはつながっていて聴き取れなかった」この2つの場合は、同じ現象が発生した時に対応できるように、スクリプトと自分の耳で聞いた音の差を把握しておきましょう。「こんなふうに聞こえたときは、スクリプトは実際はこうなっているのか」という差分を埋めていくことが非常に役立ちます。

🎖この復習でTOEIC以上の英語力へつなげられること🎖
・実際の会話で音の欠落や繋がりが発生してもクリアに聞こえる
・ドラマや映画でもセリフの聞き取りがしやすくなる
・自分が英語を発音する時に注意すべきポイント・工夫すべきポイントが感覚として蓄積される

なぜ、このpart1, 2がディクテーションか、というのは単純にpart3, 4に比較してセリフが短いので、紙と鉛筆を持って書き取るという労力が少なくて済むのが大きな理由です。

もう一つの理由としては、短い1文〜2文の世界なので、前後の文脈から判断することがpart3, 4 と比較すると、難しいのです。だからこそ、全てがクリアに聴き取れているか・理解できているかが重要なるのです。もう一つの理由としては、短い1文〜2文の世界なので、前後の文脈から判断することがpart3, 4 と比較すると、難しいのです。だからこそ、全てがクリアに聴き取れているか・理解できているかが重要なるのです。もう一つの理由としては、短い1文〜2文の世界なので、前後の文脈から判断することがpart3, 4 と比較すると、難しいのです。だからこそ、全てがクリアに聴き取れているか・理解できているかが重要なるのです。もう一つの理由としては、短い1文〜2文の世界なので、前後の文脈から判断することがpart3, 4 と比較すると、難しいのです。だからこそ、全てがクリアに聴き取れているか・理解できているかが重要なるのです。


🐥part3, 4はリピート・シャドーイングで真似をする

part3, part4はリピート・シャドーイングで
ストーリー展開を把握しながら(スコアアップに直結)
自分の声を出して、ネイティブの喋り方を真似していきます(実践的!)

これはたくさんの方がやっている復習方法だと思いますが、ちょっとしたコツもあります。

リピートするときは、1センテンスごとに止める。「完コピ」できるまで徹底して真似る
シャドーイングするときは、0.7〜0.8倍速くらいまで速度を落とす。

リスニング問題としては等倍で聞いて正解を出すことをしなければいけないのですが、じっくり「真似をして」「使える英語」にするためには、速度を落として、丁寧に取り組むことが重要です。

🎖この復習でTOEIC以上の英語力へつなげられること🎖
・速度を落とすことで、音の変化をより真似しやすくなる
・口調を真似することでイントネーションの改善になる
・シャドーイングで実際の会話時の流暢性を高められる

part3, 4 は新形式になってから(ってもうずいぶん経ちますが)、より口語的な表現が含まれ、問題の中にも話者の意図を聞かれる問題も含まれるようになってきました。まるで海外ドラマや映画の世界のようです。文の意味はわかっていても、その裏にある話者の気持ちを推し量るところまで必要になるので、スコアに直結するだけではなく、やはり実際のコミュニケーションでも重要な部分です。1文1文の意味を理解するだけではなく、全体の流れと、話者の意図を考慮しながら、口調を真似てやってみましょう。


🐥part5, 6は音読をする


part5, part6については、問題を解いて自己採点をしたら、まずは、不正解だった問題と、根拠が曖昧なまま正解してしまった問題について文法的・語彙的に復習をしましょう。

その後、正解選択肢を含めたセンテンスで音読をします。
この音読までやってこその「復習」です。丸つけ後の文法・語彙調べでわかった気になっても、次に同じ問題・類題が出ても間違えない自信がありますか?徹底的な復習が大事です。

音読の際はもう不正解選択肢のことは忘れてOKです。
正解選択肢を入れて、前後の語法・用法を気にしながら、コロケーションなどが感覚的に身に付くように音読をしていきます。

🎖この復習でTOEIC以上の英語力へつなげられること🎖
・正しい文法で書く・話すことへ繋がる
・短文での音読練習が正確に英文を理解する基礎となる

part5, 6はpart7と比較して、短いので、音読を大量にしても声が枯れることはないでしょう。なので、思う存分声に出して復習をしましょう。リズムよく、意味の切れ目を意識して音読するのがおすすめです。1センテンスに月20回以上は音読しましょう。似たような問題が出た時に正解を選びやすくなるのもメリットです。


🐥part7は精読をする

最後のpart7、試験本番でもとてもエネルギーを消耗する最後の砦です。復習も大変です。丸つけをして回答根拠を確認しただけで復習を終わりにしないように、せっかくの英語の文章を最大限に利用しましょう。

大変ですが、「精読」するのが一番です。

✔︎ 文の主語と動詞は何か
✔︎ どの語がどの語を修飾しているか
✔︎ 関係代名詞の先行詞はどれか
✔︎ なぜ、aではなくtheが使われているのか
✔︎ どんな構文が使われているのか
✔︎ パラグラフとパラグラフの関係は
✔︎ 接続詞に注目し、ストーリーの流れの変化はどうなっているか

1つの文書だけで、これら全てを確認していると膨大な時間がかかりますが、これは、やってみる価値あり、です。5題につき1文書だけでもOKです。または、article問題が苦手なら、それだけをやってみるのもありです。

チャット問題などは口語がたくさん含まれていてリスニング問題に近いような部分もあるんので、独特な表現を研究してみるのもスコアアップにつながります。

🎖この復習でTOEIC以上の英語力へつなげられること🎖
英文の読む速度が速くなる
・英文を正確に理解できる
・リスニング時にも複雑な構文や聴き慣れない文法構造があっても瞬時に理解できる



以上です!
今日はパートごとの復習方法と、スコアUPと同時に「使える英語の習得」を視野に入れた勉強方法をまとめてみました。

実際に、これは私が990点を連続取得していた頃のTOEIC勉強法でもあります。やってみると大変ですが、それだけの価値はあります。

ぜひ、お試しください!

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